みちのくの風の旅人

米沢・山形・東北の自然や文化を季節の便りとして届けています。

佐世保の女子高生殺人事件

2014-07-28 15:23:48 | ニュース

 
7月20日、自分のブログには滅多に書いたことの無い記事を書いた。

 
最近、人騒がせな事件が多くなった様な気がする。・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・。

 
あれから1週間、書かずにはいられない事件がまた起こった。
 命を大切にする教育を佐世保では、小中高で行っているという。生徒の心に響いていなかったのではないかと、記者会見で高校の関係者は問われていたが、責任の多くを学校に負わせるのには、無理があると思う。この様な前代未聞の事件は、学校では防ぎようもない。学校の指導の範囲をはるかに超えたレベルのものだと思う。
 1年前には、花火大会の帰り道で女子中学生が、高校生に殺される事件があった。この3月逮捕されたのは、容疑者の男子高校生が卒業した翌日だった。自分の妹と同じような年頃の中学生を殺害し、その後半年以上何も無かったように過ごしていたと言う。


 二人に共通した周りの人の言葉、「頭のいい子だった。でも、・・・・・・」。子供の凶悪な事件は、現代の世相を反映しているのだろうが、それだけでは片づけられない。親子関係のひずみに根本的な原因があるのだと思う。親の責任は免れない。 

 同級生女子生徒の後頭部殴り殺害、高1女子逮捕
                                                                読売新聞 7月27日(日)9時7分配信

 長崎県警は27日、同県佐世保市の県立高1年の女子生徒(15)を殺害したとして、同級生の少女(15)を殺人容疑で逮捕した。県警によると、逮捕された少女は「殴った後、首を絞めて殺した。すべて1人でやった」という趣旨の供述をしており、今後、詳細な犯行状況や動機の解明を進める。
 発表によると、26日午後8時頃、佐世保市内のマンションの一室で、女子生徒の後頭部を工具で複数回殴り、ひも状のもので首を絞めるなどして殺害した疑い。少女は容疑を認める一方、反省の言葉は口にしていないという。
 県警によると、遺体は発見された時、ベッドの上にあおむけの状態で横たわり、頭部と左手首が切断されていた。争った形跡はなく、背後から殴った可能性が高いという。県警はベッドの周囲で工具や刃物を押収しており、鑑定を行う。
 女子生徒と少女は中学時代からの友人。少女の母親は昨年秋に病気で他界。少女は4月から家族と離れてマンションに1人で暮らしていた。
 女子生徒は約1週間前から家族に「(少女の)マンションに遊びに行く」と話しており、26日午後2~3時頃、自宅を出てマンションに向かった。同6時40分頃、生徒の母親に「午後7時頃には帰る」とメールが届いたが帰宅しないため、父親が同11時過ぎ、110番した。
 27日午前3時15分頃、県警捜査員が少女の父親らを伴ってマンションを訪れ、部屋の中にいた少女を電話でマンション玄関まで呼び出した。少女は「(女子生徒のことは)知らない」と答えたという。しかし、捜査員が同3時20分頃、室内に入り遺体を発見。佐世保署で事情を聞いたところ殺害を認めたため、午前6時11分に緊急逮捕した。
                                                                                                          最終更新:7月27日(日)23時17分

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