室蘭工業大学サッカー部OB会BLOG 「LOSS TIME」

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あの熱き青春の日々を思い出せ!!
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侍タイムスリッパー 

2025年03月25日 | 映画

アマゾンプライムで映画「侍タイムスリッパー」を観ました。

時は幕末、京の夜。

会津藩士・高坂新左衛門は、密命のターゲットである長州藩士と刃を交えた刹那、落雷により気を失う。

眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所だった・・・


一館のみの上映から第48回日本アカデミー賞優秀賞7部門受賞&最優秀作品賞を受賞するという快挙を成し遂げた作品です。

昨今の日本映画はアニメや漫画が原作の映画、若者受けを狙った恋愛映画ばかりでいい加減うんざりしていました。

この作品も幕末の侍が現代にタイムスリップすると云う使い古された題材で本当に面白いの?と疑いながら観始めました。

撮影所のポスターで江戸幕府が140年前に滅んだ事を知り愕然となる新左衛門。

一度は死を覚悟したものの、やがて磨き上げた剣の腕を頼りに”斬られ役”として撮影所の門を叩くことに。

タイムスリップに時代劇を入れることで、過去と現代を上手く重ねる合わせる事ができて、深みがあるストーリーになっています。

人情や笑い、そして時代に取り残された武士の悲哀が散りばめられてます。

また、良い時代劇を作ろうと云う映画製作スタッフの情熱にも引き込まれました。

初めて見る俳優さんばかりでしたが、それぞれの演技も良かったです。

そして、ラストの緊迫感が半端なかった!

久しぶりにおもしろい日本映画を観ました。

お勧めです!

 

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ゴットファーザー 3部作

2025年02月17日 | 映画

「ゴットファーザー 3部作」を観ました。

「ゴッドファーザー PARTI」

シチリアからアメリカに移住し、巨万の富を築き上げたゴッド・ファーザーこと、ドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)。

ドンは同じく巨大な勢力を持つタッタリア・ファミリーの麻薬取引を断ったことから、襲撃され危篤状態になる。

この事件をきっかけに、裏社会に入っていなかった三男のマイケル(アル・パチーノ)が裏社会に入り、抗争は激化していく。。。

 

「ゴッドファーザー PARTII」

ファミリーの長となったマイケルは、新しいドンとして苦難の道を歩む。

それはちょうど海を渡った父ドン・コルレオーネが、一代でファミリーを築きあげた苦難の道のりと好対照だった。。。

 

「ゴッドファーザー PARTⅢ」

1979年。 ファミリーを守ってきたマイケルは老境にさしかかり、自分の犯した罪に苦悩していた。

従弟のビンセントを呼び戻し、合法的なビジネスをさせようとする一方、かつてのボスたちにビジネス合法化を宣言する。

しかし短気なビンセントは病に倒れたマイケルを再び血なまぐさい戦いに巻き込んでいく。。。

 

全作公開と同時に映画へ観に行きました。

その後、何度か観ていますが3作品を続けて観たのは初めてです。

重厚なマフィア映画ですが、本作が真に伝えているのは家族愛です。

移民により形作られ、法も秩序も乱れた1940年台のアメリカ、ニューヨーク。

自分たちを守るには権力、金、力で武装するしかない。

そうすることでしか生きられなかった男たちの物語。

若かりし頃のドン・コルレオーネをロバート・デ・ニーロが演じています。

マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ。

名優3人の演技に痺れました!

それにしても、ラストが・・・

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セブン

2025年02月13日 | 映画

映画「セブン」を観ました。

雨降りしきる大都会。

また新たな殺人事件が発生し、退職まであと1週間のベテラン、サマセット(モーガン・フリーマン)と血気盛んな新人ミルズ(ブラッド・ピット)の両刑事が現場に急行した。

被害者は極限まで肥満した大男で、汚物にまみれ、食べ物の中に顔を埋めた恰好で死んでいた。

死因は食物の大量摂取による内蔵破裂。

男の後頭部に付けられた銃口の痕から、何者かに、死ぬまで食べ続けるよう強制させられていたことが判明した。

そして現場には、犯人が残したものと思われる〈GLUTTONY=大食〉と書かれた文字が残されていた。

まもなく次の死体が発見される。。。

 

1995年公開のアメリカ映画。

キリスト教の「七つの大罪」

①虚栄や尊大 ②貪欲 ③法外かつ不義なる色欲 ④暴食および酩酊 ⑤憤り
⑥嫉妬 ⑦怠惰

をモチーフとした連続猟奇殺人事件、なので『セブン』です。

二度目の視聴です。

初めて観た時はラストで衝撃を受けましたが、全体的にモヤモヤとした気持ちも残りました。

今回は結末を知っていて観賞しましたが、ストーリーに引き込まれました。

モーガン・フリーマンとブラッド・ピットの演技が秀逸です。

巨匠デヴィッド・フィンチャー監督は本作を制作するにあたって「観た人の心に傷を残す作品を作りたい」と語っていたそうです。

まさにその狙い通りの作品でした。

不朽のバッドエンドに納得です!

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ラストエンペラー

2025年01月28日 | 映画

「ラストエンペラー」を観ました。

1950年、ハルピン。

ソ連での抑留を解かれ母国へ送還された大勢の中国人戦犯の中に、清朝最後の皇帝・溥儀の姿があった。

手首を切って自殺を図った彼は、薄れゆく意識の中、波乱に満ちた自身の半生を思い起こしていく。

 

1988年・第60回アカデミー賞で作品賞をはじめとする9部門に輝いた歴史大作。

若い時に観て、また観直したいと思っていたが、やっぱり観直してよかった。

清王朝から中華民国から満州国から中華人民共和国への変容。

辛亥革命や北伐や日中戦争や文革が起きる激動の時代。

紫禁城から出たことのない溥儀はそんな時代の移り変わりがわからない。

時代の流れに逆らえず、政治の渦に揉みくちゃにされ、時代に消されてしまう。

壁の中でしか生きられなくなった人間の切なさが壮麗に描かれています。

坂本龍一の音楽は紫禁城の美しさと溥儀の悲しき人生を思わせる名曲です。

3時間超でも面白かった!

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シックス・センス

2025年01月23日 | 映画

「シックス・センス」を観ました。

小児精神科医マルコム・クロウは、診ていた患者から撃たれてリハビリ生活を送ることに。

そして復帰した彼が最初に診ることになった患者は、8歳のコール少年。

彼には「第6感」、つまり死者を見る能力があった・・・

1999年の作品ですが、今でも時代を感じさせない名作です。

主人公の精神科医と死人が見えてしまい周りから化物と言われている少年のやりとりで静かに物語が進みます。

アクション俳優として有名なブルース・ウィルスの落ち着いた演技も見所です。

ジャンルではホラーやサスペンスに分類されていますがヒューマンドラマとして素晴らしい映画です。

最後に全てのピースが繋がったシーンにやられました!

母と息子の絆、母と祖母との絆、そして夫婦の絆に感動です。

 

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