おもちゃ病院の4回目の勤務です。
地域交流センターの一室でおもちゃ病院を開業しています。
さあ、今日はどんな修理依頼が来るのでしょうか・・・
ドクターの準備も万端です!?
まずは御馴染みのプラレールが来ました。
修理依頼は電池を入れても動かなくなったとの事。
これは一目瞭然ですね! 電池の液漏れで端子のプレートがさび付いています。
その端子プレートを一度取り外します。
全て綺麗に錆落としです。
再び元に戻して電池を入れると、元気に動き出しました!!
OK! モーターの故障じゃなくて良かった!!
続いての依頼は・・・こちらの妖怪ウォッチです。
時計の文字盤部分に妖怪の丸いプレートを差し込むと、その妖怪ごとに違った声が出ます。
修理依頼はその声がちゃんと出たり出なかったりすると云う事です。
こう云う中途半端な状態の修理が一番難しい・・・
丸いプレートの裏面を良く見ると、それぞれに違う模様の溝があります。
オルゴールと同じ原理で、プレートを差し込むと配列が違う溝が時計本体にあるスイッチに接触して、それぞれに違った音が出る仕組みだと思います。
そのスイッチの接触不良だと思いますが、それを直す方法が分からない・・・
ネットで検索すると、本体を分解するのもかなり複雑そうです。
ん〜、これは初心者には難しいかも・・・先輩ドクターにお任せしよう!!
さて、次の修理依頼は・・・恐竜の片足がグラグラになってしまったと云う物です。
確かに足の付け根部分が壊れているようです。
これは足のカバーを取り外せば直せるかも!
ところが、カバーを開けようにも繋ぎのネジが見当たらない・・・
継ぎ目がしっかりと密着されていて、マイナスドライバーを差し込んでも開きそうに有りません。
これもネットで調べて見ると・・・
そのままでは分解する事は出来ないので、継ぎ目に沿って切断するしか無いとの事。
これは大手術になりそうだ! ブラック・ジャックか!?
しかし、切断するにしてもその道具を持っていない・・・
下手に切断すると、切り口が元に戻らない可能性もあります。
見習いドクターには荷が重すぎるな〜・・・これも、先輩ドクターにお願いしよう!
こうして、残っていたのは又してもプラレールです。
あ〜、これも電池の液漏れが原因ですね!
端子の裏側まで錆が回っています。
半田付け部分で配線を外して・・・
端子を取り出します。 錆サビです!
それを綺麗に磨いて再び元に戻します。
配線の半田付けがまた細かくて難しい・・・
先輩ドクターからは、まだまだ半田付けの練習が必要だねと言われました。。。
こうして、修理完了です。
ん〜、このままじゃプラレールの専門医になってしまうかも。。。
次回はもう少し難しいおもちゃの修理にチャレンジしてみよう!
それなりに道具も揃えなければ!!