工大キャンパスから再びバスで東室蘭駅へと戻りました。
フェリーの乗船時間までまだまだ時間が有ります。
さて次は何処へ行こうか・・
せっかく室蘭に来たのだから、やっぱりあそこは欠かせないなぁ〜!
と云う事で、室蘭駅から一つ手前の母恋駅で下車しました。
室蘭郷土料理コンクール最優秀賞「駅弁母恋めし」って、どんな弁当なのでしょう・・・食べてみたいですねぇ〜!
母恋駅から徒歩で地球岬へ向かいます。
駅前から長い登り坂をひたすら歩く事、30分・・・ 暑い! 暑すぎるぜぇ〜!
頑張れ! 俺!! こうして、ようやく海岸線へ出ました!
案内板の右側⑤の地点です。
T字路を右へ行けば地球岬ですが・・・先ずは左へ!
室蘭八景の一つ、金屏風です。
金屏風は地球岬とトッカリショの間にあります。
約100メートルの直立した断崖が連なり、赤褐色を帯びた崖面に朝日が映えると、金の屏風を立てたように見えることから、こう呼ばれるようになりました。
こちらは地球岬方向です。
名勝ピリカノカ
良好な自然の風致景観を持つ優秀な景勝地をアイヌ語で「美しい・形」を意味する「ピリカノカ」と総称し、国指定の名勝として保護されています。
再びT字路に戻り今度こそ地球岬へ! そこから歩く事10分。。。
岬へ行く階段前広場に小さな売店が有りました。 ソフトクリームが食べたい・・・
グッと堪えて岬を目指します。
地球のモニュメントが有りました。
名勝ピリカノカの石碑も。
展望台が見えて来た!
地球の名称はアイヌ語で「断崖」を意味する「チケプ」に由来します。
「チケプ」から「チキウ」、そして「地球岬」となりました。
地球岬は、100メートル前後の断崖絶壁が連なり、快晴の日には展望台から太平洋を一望できる国内でも有数の景勝地です。
「北海道の自然100選」で第1位など、北海道を代表する人気の観光スポットとなっています。
元日には、初日の出を参拝するため、地元だけではなく遠方からの観光客でもにぎわっています。
またハヤブサの営巣地としても有名です。
天気が良ければ目の前にコバルトブルーの海が一望出来たのですが雲り空で残念です。
大正9年(1920年)4月1日に点灯されたチキウ岬灯台は、地球岬の突端、海抜130mの断崖の上にあり、灯台の光は約44㎞の遠方まで届きます。
平成3年に完全自動化になり、翌年無線方位信号所を廃止しました。
一般的に灯台は冬の雪と判別するため、外壁には赤や黒の色が混じっており、チキウ岬灯台のような全体が白色の灯台は珍しく、上から見下ろせたり、下部が八角形の灯台という部分も珍しいそうです。
毎年、「海の日」の祝日などに、一般公開されています。
展望台にある幸福の鐘はカップルで鳴らすと結ばれ幸せになれるといわれています。
ここまで来たら、当然一人でも鐘を鳴らして帰ります!
こうして地球岬を見学して、再び母恋駅に戻るのは芸が無い?
今度は徒歩で室蘭駅を目指しました。
途中に有るチャラツナイ展望台です。
チャラツナイ(茶良津内)チャラツナイの語源は、アイヌ「チャラルセ・ナイ」つまり「滝をなしてサラサラと流れる小川」という意味で、この小川はいまも北大海藻研究施設から地球岬寄りにあります。
海上に点在する岩の中で一番大きい円錐状をしているのが「ムカル・イソ」マサカリ岩の意と呼ばれるもので、この岩には「天地創造に際しコタンカラカムイ(天地創造の神)は、クワとマサカリと石づちを使った。
すべてが終わった後これらの道具を捨てて天に帰った。
この道具は腐るにつれて魔神や悪い水になったが、マサカリだけは思いため魔神にもなりきれず、そのまま岩になってしまった」というアイヌ伝説があります。
ムカル・イソの下には四角い穴があり、満潮時には小舟が出入りできることから、和人は「窓岩」と呼んでいたが、やがて蓬莱門というどっしりとした名に変わりました。
歩く事40分でようやく室蘭駅に到着です!
いやぁ〜、流石に疲れました。
駅前のスーパーのフードコートでソフトクリームを食べて一休みです。
まだ、続く・・・