ミツフィー☆友の会

          パン焼いてます

Blue Noteにて

2006-04-27 | 音楽♪
ボブ・ジェームスのライブに行ってきました。

何年も前、私がまだコムスメだった頃(ニキータ風に言ってみました)
会社の音楽好きな人たちに誘われてここBlue Noteに聴きにきたのが
ボブ・ジェームスでした。
その頃はすごーく大人な空間に感動し、
自分もちょっと大人になった気分で酔いしれてみたり。。。

普段はもうちょっと違うものを聴いているので
ジャズについて詳しいことは語れないのが残念なんですが
ライブは大好きです。
あのリズムと臨場感?っていうの?
本当にかっこいいと思います。

で、今回は上海から来た5人も一緒でした。
二胡、琵琶、笛、琴などの楽器をもつ上海の若者グループ。
ボブと上海・・・
なんだかパッと見しっくりきませんでした。

が、

なんということでしょうか。
ミラクルですよ!
中国の楽器とジャズが意外にマッチングです。
音のIT革命や~
って彦摩呂風に言ってみたり。。。

いやいやすごいんです、この人たち!!!
この天才上海軍団、何者なんでしょうか?
恐ろしい演奏技術です。
もう、なんとも美しい音を出すんです。
本当にやさしくて清らかで美しい音なんです。
私たち、その上海娘たちの目の前の席だったので
細かい指の動きまでガン見です。
すごすぎてもう大変ですよ。
そりゃ、ボブも感動しますって。
上海から呼んじゃいますって。

二胡は女の子と男の子2人が弾いてたのですが
同じ楽器でも奏でる音が全然違うの。
ジェイジェイ(ボブが女の子をそう呼んでたような違うかも)の方が
繊細でとてもやさしい音を奏でてました。
とても癒されます。
男の子はもっとはっきりした音を出してました。
不思議です。
やっぱり個性が出るのですねぇ。

琴のソロもすごかったです。
とても熱く激しくて圧倒されてしまいました。
琴があんな風になるなんて初めてでした。
情熱?そうパッション!
そんな演奏でした。
ふと、小沢真珠を思い浮かべてしまいました。
なんでかな?
そんな風に激しい役やってたからかしら?

ついつい上海娘たちのことで熱くなってしまいましたが
全体的にも本当にすばらしかったです。

あとベースのネイザンイースト、めっちゃかっこよかったです。
ジャズのベースってとても重要じゃないですか。
なんともかっこよく本当にセンスのいいベースでした。

ライブが終了し、彼らがステージから帰るとき
最前列の私たちはボブと握手してもらいました。
とってもふっくらとやわらかい手でびっくりしました。
ボブの演奏には全く触れてなくてすみません。

でも本当にすばらしくて感動しました。
友達も体調悪そうでしたが、あまりのすごさに
この一瞬だけはそんなこと忘れちゃうくらい
サイコーに楽しめるライブでした。