ミツフィー☆友の会

          パン焼いてます

ゴールデンサークル2

2009-11-01 | アイスランド
ゴールデンサークルの続き。
こちらはゲイシール、間欠泉です。


うわー噴き出してるー!
早く近くで見たいよー!とワクワク♪



辺りには「熱いですよ!」と注意書きが。
熱いお湯が噴き出すわけですよ。



こんな風に口を開けて、水がぷかぷかと波を打ち始めたら
そろそろ来るサイン。
しかしねー、この子ったらじらすんです。
なかなか噴き出さないの。


ちょっと連写でお届けすると、

ぷかぷか揺れ始めて



はい来たー!



どかーん!



って近すぎてわけわかんないー。



すごい勢いで水が穴に吸い込まれていって
はぁ終わったぁ、と思ったら



またしても、さっきよりも大きいのがどかーん!



満足したのか、この後は数分間音沙汰なし。


と、なんともおもしろいゲイシール。
こんなことを繰り返すのでついついもう一回見たくなって
待っちゃうのです。



この穴は噴出さない穴。
水が青くてキレイ。
これまたお賽銭、いや、コインが投げ込まれてます。



小さくてもぶくぶくとがんばってるリトルゲイシール。
なんともカワイイ。
大きくなるんだよ!



これは近くのお土産屋さんに置かれてたもの。
巨大ですねー、昔のゲイシールでしょうか。



アイスランドのどの観光地もそうなんですが、
商売っ気がなく自然を壊さないのがスバラシイです。
一応お土産屋やレストランはあっても実にシンプルな装いなんです。
日本だとすぐに商売っ気丸出しのお土産屋が出来て
しょーもないキャラクターを作って
派手な観光スポット化するでしょ。
そうゆう発想ないんだろうな。


日本は競争社会だったり、または何かと右にならえで
窮屈に感じることが多いけど
ここアイスランドは一個人をものすごく尊重し
それぞれにオリジナリティーがあってそれを大事にしていて・・・
だからおおらかな人が育つのかなーとか思ったりしました。



いやいや、あらためて自然ってすごいですね。
地球は生きているんだって肌で感じました。

ゴールデンサークル1

2009-11-01 | アイスランド
アイスランドの定番観光コースと言われる
ゴールデンサークルツアーに参加してきました。
この日はあいにくの天気でしたがすごいものをたくさん見てきました。



これは地球の割れ目「ギャウ(ギャオ?)」と呼ばれるもので
左側が北アメリカプレート、右側がユーラシアプレートだそうです。
地上で割れ目が見られるのは
アイスランドとアフリカ大陸の2箇所だけなんですって。



こんなふうにあちらこちらで割れ目が見られます。


アイスランドで唯一世界遺産に登録されている「シンクヴェトリル国立公園」。
世界で最初の民主主義会議が行われた場所なんだそうです。
割れ目は世界遺産じゃございません。



会議はこの壁に声を反射させて行われたとか。




右側はだだっ広く、自然に湧き出てくる水辺。
なんでここに水が湧き出るのか不思議です。




水が透き通っていてとにかくキレイ。
ついつい投げ込んじゃうコイン。




本当に水辺が美しい。


しかし、割れ目とかプレートとか、訳わかんないですよね。
ちょっと首を突っ込んだら不思議だらけで
地球についてもっと勉強する必要があるなぁと思いました。



グトルフォスの滝。



すごい!すごい迫力です。




激しく流れ落ちる大量の水と水しぶき、すごいです。
なんとも荒々しくて恐怖を感じます。




一時、この滝が発電所の計画でなくなりそうになったそうです。
その時にこの少女が歩いてレイキャビックまで行き(相当な距離)
政府に「中止しないと身を投げる」と命がけで訴えて
滝を守ったというのは本当の話。
ものすごい顔で睨みつけてます。

続く。

シガーロス的世界

2009-11-01 | アイスランド
この日は待ちに待ったシガーロスのスタジオと
ビョークのエンジニアのヴァルゲイルさんのスタジオを
見学に行ってきました。




もう、まさにこの雰囲気。
趣きたっぷりのこの景色を目にしたとたんVakaのイントロが流れてきました。




こちらが数々の名曲が生まれたシガーロスのスタジオ。




この何もないところから、新たなものが生まれてきたのですね。
ああ、ここまで来ちゃったんだなぁと、しみじみ。





今回アイスランド行きを決めた理由は
シガーロスの世界を体感したい、でした。

でもアイスランドに行くって言うとみんなピンとこないようで
たいてい「何しにいくの?」と聞かれる。
情報もないから無理もない話です。

だからといって詳しく説明すると話が長くなるし理解しがたいと思うので
なんとなく濁して「音楽を聴きに行く」というと「民族音楽?」と聞かれる。
ま、それも無理のない話です。

それか「オーロラ見に行くの?」と聞かれたりもするので
とりあえず「そう」と言っておくの。
そうするとなんとなく納得してくれるので一番円滑な流れだったりする。
結局見れませんでしたけどね。




シガーロスやアイスランドのミュージシャンって
手作りの楽器とか身近なものを音に取り入れることがよくある気がします。
音がとても身近なんでしょうね。
で、このスタジオにもステキなものがありました。
お鍋で作ったドラム!
その発想がスバラシイ!
すっごくかわいかったです。




ヴァルゲイルさんのスタジオではまだ未発表の曲を聴かせていただきました。
当たり前だけど、すっごく音がよくてびっくりでした。
部屋全体に響き渡って飲み込まれてしまいそうなサウンド。
すばらしかったです。
それとここは最近原田知世さんが発表したアルバムの制作場所でもあります。
彼女はいくつになっても透明感があってかわいくってステキ。
あんな女性に憧れちゃうな~。(無理だけど)


こうしてスタジオ見学が終わりました。
シガーロスにちょっと近づけた一日でした。


旅行記はまだまだ続きます。