三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

フットサル・アジア大会・決勝

2007年05月20日 | Weblog
5月20日(日)

     


残念ながら、日本は二連覇ならず。
何とも後味の悪い結果となった。

試合は、日本が持つ本来の実力が出せないまま、いや、出させてもらえなかったまま終わった試合結果だったと言えるのではないだろうか。それだけ、イランの方が実力において日本を上回っていた、という事かも知れない。到底惜敗といえるものではなかった。


昨夜、満員の観衆のなか、大阪市中央体育館で行われたフットサル・アジア大会・決勝戦において、日本は1対4でイランに完敗した。

前半戦こそ、1点は失ったものの互角に戦ったかに見えた戦いであったが、後半に入ると、ほとんどが日本エリア内でのイランのすさまじいまでの攻撃の前に日本は相手陣内へ攻め入ることもほとんど出来ない状態。

そして、後半、日本はゴールキーパーまでもが攻撃に加わる全員攻撃態勢を敷いて相手陣内へ攻め入ることを試みるも、イランの防御は固く、その壁を破ることがなかなかできず、返って、一瞬の隙に相手にボールを奪われると、ゴールキーパーの空っぽになった日本ゴールへの2点を献上する結果となってしまった。(これが総員攻撃態勢をとったときの危険な点であり、それが図らずも2回も出てしまった。)

後半何とか1点を返したものの、これがせめてもの完敗を免れる唯一の得点となり、あとは万事休す。先にも述べたとおり、やはりイランの方がその実力において日本を上回っていた、というように感じた。

試合結果は以上のとおりであったが、今回、5月13日から19日まで、一週間にわたり日本で行われたこの大会が、テレビで生中継されたことも手伝って、フットサルの持つ魅力を多くの国民が共有し、そのファンが相当増えたのではないだろうかと思われる。

そして、フットサル、というスポーツが、スピード感に満ち、絶えずハラハラ・ドキドキさせられる素晴らしい魅力を持ったスポーツである、ということを多くの国民が知ったと思う。その意味で、今回の大会のもつ意味は大きかったのではなかろうか。
今回の大会を見て、フットサル、という素晴らしいスポーツが、今後、国民の間に益々浸透して行くであろうし、またそうあって欲しいと祈らずにはいられない。

なお、おととい準決勝で日本が1対0で辛勝したキルギスタンは、同じく昨日行われた三位決定戦において、ウズベキスタンに5対3で負けている。したがって、今回出場国16ヶ国中、日本は何とか2位にはなったとはいうものの強豪チームがアジアにはまだまだ居そうなので油断はならない。

日本チームの皆さん、お疲れ様でした。よく戦ったと思います。今後の更なるご発展をお祈りいたします。

なお、昨夜のBS・TVで見られなかった方は、本日(5/20)、テレビ朝日(10チャンネル)で、23:30~00:15 に放映されますから、是非、日本チームの活躍ぶりをご覧ください。