三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

PWAベトナム大会 大西富士子選手7位入賞

2011年03月06日 | Weblog

 

                        

            PWAベトナム大会で。2011年3月 ↑ 

 

ウインドサーフィンの代表的世界大会であるPWA大会2011において、無名の日本女子選手が、いきなり初参加ながら7位入賞を果たした。

その選手の名は、大西富士子選手(TEARS所属。26歳。JPN22)である。

 

PWA大会2011年の幕開けは、ベトナムで行われ、さる5日その幕を閉じた。

同大会には、日本からも腕に覚えのある錚々たる男女メンバーが多数参加したが、今回PWA初参加の大西富士子選手(TEARS所属。JPN22)は、世界の強豪選手たちを抑えて、初参加ながら、見事7位に入賞した。同選手は、キャンセルとなったヒートでも2位でゴールしており、また大会最終日までは4位という好位置につけていたりもした。しかし、さすが世界の強豪たちも初参加の選手に負ける訳にはいかないと思ったのだろう。最終日には猛烈なハッスルをした結果、同選手は7位という結果になった(でも、参加した日本女子の中ではトップである。)。

大西選手は、これまで主にRSX級レースで活躍していたが、今回、ベトナムPWA大会では、スラロームレースに初参加し、頭書の成績を収めた。

同選手の7位入賞(一時は4位入賞)は、無名の選手が突然、世界のビッグ大会に彗星のごとく現れ、有名選手たちを押しのけて上位入賞を果たしたのだから、大会関係者をはじめ、並み居る世界のトップ選手たちに驚愕の念を抱かせたことだろう。(PWA大会関係者たちをあわてさせているさまが次のことからも見て取れる。すなわち、大会本部に同選手の写真などのデータがなく、同選手の紹介写真のところが日の丸の国旗となっているところからも伺うことができよう。)

 

同選手は、普段、三浦の海で、日本でもトップクラスの男子プロたちと切磋琢磨のトレーニングを重ね、その結果がこのような好成績を初参加ながら獲得したものと思われる。

微風大会が多い最近のレースでは、大西選手のように、普段から、微風下で繰り返して行うパンピング練習、雨や雪が降っても毎日4~5時間の練習を欠かさないでやっていたこと、それに鎌倉から毎日1時間かけて自転車で三浦の海まで通い練習していたことなど、不断の努力が今回の好成績をもたらしたといえよう。

大西選手は、まだ、若干26歳。

今大会優勝のサラ選手(19歳アルーバ)、3位のアリス選手(19歳フランス)、4位のモラーノ選手(17歳フランス)たちと並んで、これからも、世界のひのき舞台で活躍することが楽しみな選手である。

大西選手、入賞おめでとう!!

益々の活躍を祈ります!!

 

      

   左から4人目(白と黒のセイルJPN22)が大西選手↑ 15人中3位だ!!