3日午後6時すぎ、ミシシッピーの自宅に無事戻りました。
今朝アトランタから高速を7時間かけての帰宅です。
昨日は、途中で、いろいろなアクシデントやらがあり、ブログの更新もできない状態でした。
その一番の理由は、はっきりは分からないのですが、アトランタの空港で、厳重なうえにも厳重とも言えるセキュリティチェックを受け、パソコンもスイッチを入れて調べるなど、初めての出来事があったことによるのではと思っています。
多分これは、この間、アムステルダム空港で、アラブの学生がハイジャックに失敗した影響もあるのではと想像していますが、とにかく、生まれて初めての経験でした。
その際パソコンをいじくられたおかげで、昨日の更新ができなかったのではないかと想像しております。しかし、本日は、通常に戻ってインターネットにも接続できるように回復しましたので安心しております。
まず、昨日午後、ボネール4時発アトランタ行きは、大混雑で、イミグレーションで2時間待ち、挙句の果て、私の席はダブルブッキング、ほぼ満席でしたので、かなり担当者と分からない言葉で押し問答をし、イエスとか、OKとかは決して言わないで対応しましたが、先に座ってしまっていた人の勝ち、という感じで、私は、とんでもない席ですが、何とか乗ることができました。デルタのやり方は誠意がないやり方でした。
そして、ボネールを2時間遅れで出発し、アトランタに着いたのが、予定の午後7時をかなり遅れて9時半すぎ(気流の関係でしょうか、かなり遅かったです。)。
アトランタ空港では、イミグレーションまではすんなりと通過したので、これはホテルに早く着きそうだ、と思った途端、変なオヤジがこちらに来るように、と私を手招きするのです。
それが、空港のセキュリティ関係者であることは想像が着きましたが、そのあとの取り扱いがかなり厳重すぎるほどの扱いでしたことは冒頭に述べました。
そして、取り上げられたスーツケースは、遠く離れた空港の端のバゲッジクレームまで取りに行け、というお達し。
そこにたどり着くまで遠かったことは言葉に言い尽くせません。やっと、そこに着いても、わたしのスーツケースはなかなか出てこないのです。
ここでも係り員と押し問答をして、やっと出てきたのが、夜の11時を回っておりました。
それから、ホテルまでタクシーで飛ばし、夜の12時少し前に、やっとホテルに着くことができました。
今回のアトランタでの出来事について言えば、既に到着し、イミグレーションも済ませ、荷物もいったん受け取った旅行客を目掛けて、再度、厳重なセキュリティチェックをするというやり方は、どうも、納得がいきません。
すでに解放された一般旅行客が、空港内を通行しているときに、これを捕まえて、おいこらちょっと来い、式に、特別な取り締まりをやる訳ですから、いくら空港内であるから、と言ってもその言い訳は通用するのでしょうか。これは、街の道路を歩いている観光客が、おい、ちょっと来い、と言われたのと大差ないような気がしますが、どうでしょうか。
テロを防止することに協力することにはやぶさかではありませんが、それは、機内にこれから乗り込む、という事前の段階の話ではないでしょうか。海外から到着し、すでに、イミグレーション、税関審査を済ませた旅行客を捕まえて再度厳重検査をするということの是非は、あらためて、テロに対するアメリカの神経質さが表れているとも言える出来事なのかも知れません。