暑さ、戻ってきますね、島岡美延です。
熱中症患者がかなりのペースで急増。今日のような日も、本当に要注意です。
涼しいところに行ってきました。
250年前に生まれた絵師の作品を守るため、かなりひんやり。
サントリー美術館の『谷文晁』展は、8月25日まで。
「この絵師、何者!?」というキャッチコピーは、大げさではない、というのが率直な印象です。
狩野派、円山四条派、土佐派から洋風画まで学ぶなど、各画法の「折衷」に努め、江戸時代後期の関東画壇で中心的役割を担った絵師。
とにかく多作、そして多岐にわたる様式。「同じ人が描いたとは思えない」作品が次々と登場します。
でも雰囲気が違っても、「緻密で確かなデッサン力」という土台があっての、絵の力強さと吸引力。
13歳で描いた水墨画に圧倒されます。
松平定信ら、当代の一流の文化人との交流から生まれた数々の名画。
自分の好きなものと嫌いなものを並べた狂歌の「書」なども個性的で私好み。
六曲一隻「富士山図屏風」、目に焼き付けました。
熱中症患者がかなりのペースで急増。今日のような日も、本当に要注意です。
涼しいところに行ってきました。
250年前に生まれた絵師の作品を守るため、かなりひんやり。
サントリー美術館の『谷文晁』展は、8月25日まで。
「この絵師、何者!?」というキャッチコピーは、大げさではない、というのが率直な印象です。
狩野派、円山四条派、土佐派から洋風画まで学ぶなど、各画法の「折衷」に努め、江戸時代後期の関東画壇で中心的役割を担った絵師。
とにかく多作、そして多岐にわたる様式。「同じ人が描いたとは思えない」作品が次々と登場します。
でも雰囲気が違っても、「緻密で確かなデッサン力」という土台があっての、絵の力強さと吸引力。
13歳で描いた水墨画に圧倒されます。
松平定信ら、当代の一流の文化人との交流から生まれた数々の名画。
自分の好きなものと嫌いなものを並べた狂歌の「書」なども個性的で私好み。
六曲一隻「富士山図屏風」、目に焼き付けました。