美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

明治座で勘九郎&七之助

2024年11月23日 07時17分37秒 | 姿勢&見た目

土曜日の勤労感謝の日、島岡美延です。振替休日がなくてなんとなく休日1回減った気分?

昨日は何年ぶりかの歌舞伎。明治座『十一月花形歌舞伎(~26日)』夜の部に出かけました。中村勘九郎・七之助兄弟をよく見ていたのは、父・十八代目中村勘三郎と一緒の舞台で、そんな二人も40代、感無量。

義太夫狂言の名作『鎌倉三代記』で勘九郎が演じたのは、滑稽な振舞いをする百姓・藤三郎、実は佐々木高綱。歌舞伎の見せ場である「後半でガラリと変わって本性を現す」を堪能(お父さんそっくり)。私のラジオに何度か登場してくれた国立劇場歌舞伎俳優研修所出身の中村歌女之丞さんの活躍、時姫を演じた31歳の中村米吉にも拍手。

『お染の七役』はもちろん七之助が質店油屋のお嬢様、丁稚、芸者など七つの役を早替わりを交えて演じ分け、客席からは歓声が。短いと十数秒で恋仲のお染と久松が入れ替わるのだから、一緒に出かけた母は「え?どうして」を連発。武士の御家騒動に恋愛を絡ませた鶴屋南北の見事さ。

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