2023年、どれだけ不祥事、謝罪会見があったか、島岡美延です。
セクハラ解任にも驚いたけど、ダイハツは全車両出荷停止。不正は30年以上前から。
自民党のパーティー券疑惑については還流、中抜きがあり、特に参院選候補者には全額還流とも。冒頭で「謝罪会見」と書いたけど、閣僚などは「謝罪」も「説明」もなく退場(本人はホッとしている?)。これも「次の選挙でみそぎ」という政界の文化なのか。
旧ジャニーズ事務所、宝塚歌劇団、日大アメフト部も、どこかで「これはおかしい」と思った人はいたはず。国会議員の秘書が法律を知らないはずがない。「これって法律違反では」と指摘した人もいたでしょう。でも「決まりだから」「上の指示」と上司や先輩に言われたらそこで終わり。自分もその「文化」に染まるか、辞めるかの2択、改革は程遠い。
まだ表に出てない「長年のマズい慣習」、もし気づいているなら今がチャンス。勇気を出して声を上げてみませんか。
その力の前には、正しいとか間違ってるなんて価値判断はなく、ましてや新しいことをやる気持ちすらない。
この国の停滞はそんなことの積み重ねかと。東芝の利益偽装もかつてありましたが、今年ついに上場廃止になりました。必ずツケは回ってくる。そんな気がします。
たぶん、そうして30年くらい、あっという間にたってしまったのでしょう。
今度こそ、「表に見えるお金で政治をやって下さい」と法律を変えて、出来ない人には退場してもらうしかないですが、それを決めるのは有権者ですね。