ジャニーズ事務所はいつ、どんな会見を行うのか、島岡美延です。何十年も苦しんできた人たちの声、届いて。
自衛隊で起きていた問題は〈過去形〉になるのか。元自衛官の五ノ井里奈さんの著書『声をあげて』(小学館)を読みました。複数の先輩から繰り返された性的ハラスメントを実名、顔出しで語った彼女、これほど酷い日常を生きてきたとは。
フラッシュバックを恐れる人は読み飛ばして、という具体的な被害。内部で相談しても「チクった」と攻撃され、退職してユーチューブで告発、次第に大きな報道へ。死のうとした時、大きな地震で我に返ったこと。
「直接謝罪は受けるも、示談の申し入れに疑問を感じて裁判を決意」後に出版。始まった裁判で元自衛官たちは無罪を主張。
エピローグで「被害者の自分と自衛官5人が職を失った。ハラスメントが起きない環境を整えられないなら、新隊員を募集すべきでない」と。ずっと繰り返されてきたことを知る彼女の心からの叫び。
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