米大統領選に驚いた11月も終わり、島岡美延です。季節は秋を飛ばして冬に? 遅れながら紅葉見頃の地方もあれば、色づかずに枯れてしまう光景も。
上野の銀杏はまさに見頃、先週のテレ東『新美の巨人たち』で紹介された東京都美術館『田中一村展 奄美の光 魂の絵画』へ。最終週のみ日時予約制でなんとか行けそうだったのが金曜夜。会場内は大混雑、明日までなのでご覚悟を。
1908年生まれ、幼少期から天才ぶりを発揮。東京美術学校日本画科に入学するも2か月で家の都合で退学。生前は評価されず、1977年、奄美の畑の中の引っ越したばかりの一軒家で、夕飯支度中に69歳で死去――。
8歳~10代の作品も充実。父が彫刻家で本人も木彫で根付や帯留め等。南画、襖絵、屏風、天井画・・・、そして奄美へ。アダンやソテツなど森を毎日散歩する中で生まれた斬新な日本画。アカショウビンやルリカケスも美しく、未完の大作も展示。
あなたの世界に令和の人々が魅了されていること、知らせたい。
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