「脱出」してからの2週間

傘の出番ありの月曜日、島岡美延です。
心が辛くなった時、忍び寄る「集団への誘い」。
カルト集団から「抜ける」難しさをテーマに、衝撃的な映画が誕生しました。『マーサ、あるいはマーシー・メイ（23日公開）』をご紹介します。
その夏、マーサ（エリザベス・オルセン）は山の上の農場から脱走した。
2年前、孤独だった彼女はカルト集団に家族の愛情を求め、当初は共同生活に安らぎを感じていた。そこではマーシー・メイと呼ばれていた彼女。
脱走後、姉夫婦の湖畔の別荘に身を寄せるが、次々とカルト集団での異常な記憶が甦る。
姉にも「何があったか」、一切話そうとしない。
やがて、マーシー・メイの妄想が、マーサの現実の世界を侵していく・・・。
29歳の新人監督は、友人の体験談からこの話を書き上げたそう。
「トラウマを抱えた人間が社会復帰するには長い時間がかかります。これは、ある女性がマインド・コントロールから逃れようと闘う最初の2週間の物語」と語るショーン・ダーキン監督の手腕、一瞬も目が離せません！

これは、女子の一大事

いい天気ですが、今日も春の装いはお預け、島岡美延です。
ロシアに落ちた隕石は、小さな「破片」となって、広範囲に大きな被害を出しました。
ある人の「発言」が、周囲に衝撃をもたらす・・・、映画『バチェロレッテ　あの子が結婚するなんて！（22日公開）』をご紹介します。
女子の「恐怖体験」、自分より、あの子が先に結婚・・・、一体なぜ？　という想いをちょっと過激に表現した物語。
高校時代の同級生、おブスでおデブな友達ベッキーがプロポーズされた！　
相手は、イケメン、金持ちで、誰よりもぶっちぎりの幸せゴールイン。
衝撃の告白を受けたレーガン（キルスティン・ダンスト）は、親友のジェナとケイティと3人で結婚式に出席するため、NYへ。
昔はモテていた3人だが、気がつけば売れ残り状態・・・。
結婚前夜パーティではじけすぎて、花嫁が寝てから、ウェディングドレスを破ってしまう！　
挙式まで12時間。壊れたドレスと友情の行方は？
「お幸せに」の裏に隠されたホンネに、全米独身女性の熱狂的支持が！

人生を取り戻す、ダンス！

今朝も冷えました、島岡美延です。
ロシアの空を秒速30キロで隕石が・・・！　次々と動画サイトに寄せられた映画のような光景に驚きました。
そんなふうに世界がつながる中、「目の前の人」と、どれくらい「つながって」いる実感がありますか？
映画『世界にひとつのプレイブック（22日公開）』をご紹介します。
妻の浮気が原因で心のバランスを崩し、すべてを失くしたパット（ブラッドリー・クーパー）。実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指してリハビリ中。
そんな時に出逢った、近所に住むティファニー（ジェニファー・ローレンス）。過激な発言と突飛な行動を繰り返す彼女に、振り回されるパット。実は彼女も事故で夫を亡くし、心に傷を抱えていた。
立ち直るため、ダンスコンテストへの出場を決意した彼女は、パットを強引にパートナーにする。人生の希望を取り戻すため、二人の挑戦が始まった！
パットの父親役、ロバート・デ・ニーロがいいです。
「腫れ物に触る」ようになりがちな「心の病」への斬新な接し方に、目からうろこ！？

キープする筋力も

今日は真冬のような寒さになりそう、島岡美延です。
降るのは、雨か雪か・・・。天気が変わりやすいのは、暖かさに向かう過程ですね。
さて、今月の姿勢テーマ「姿勢を意識する時間を作る」を実践していますか？
少しずつ、「意識できる時間」を増やしていきます。
「意識していい姿勢」を作ったとき、それをキープ出来ているでしょうか。
いい姿勢が「苦しい、続かない」のは、筋力不足かも。
よく、おなかの周りの筋肉を「コルセット」に例えたりします。
ウェストの両脇を手で支えながら、考えてみてください。
胸のあたりは、籠のような骨があります。
でもおなかまで降りてくると背骨があるだけで、あとは、内臓を守るのは筋肉だけ。あ、たっぷりの「脂肪」で守ってます？
いわゆる「体幹」と言われるところの筋肉が、自前のコルセット状態になっているかどうか。
姿勢、バランス、動き、あらゆる基本が、ここにあります。
「美しい姿勢」を保つことで鍛えられる筋力、と考えることもできます。
さあ、春は本番間近です。

やっぱり、派手に爆発！

バレンタイン・デーの本日公開の映画を今からご紹介、島岡美延です。
ブログ、放送などでの情報公開は「14日午前9:00から」と決められていたので！
映画『ダイ・ハード　ラスト・デイ』、6年ぶりの新作、シリーズのクライマックスと呼ぶにふさわしい、ド派手なスケールで見せます。
ブルース・ウィリスは、他のアクション映画とジョン・マクレーンになる時では、何かが違う。
過去4度、アメリカ国内のテロを阻止してきて、物語の舞台は初の海外です。
NY市警の刑事ジョン・マクレーンが、ボヤキ混じりにモスクワへ。
長らく疎遠だった一人息子ジャック（ジェイ・コートニー）が、この地で警察沙汰を起こし、身柄を引き取りに来たのだ。
ところが、裁判所が爆破され、極限の状況下で再会するマクレーン親子は、謎の武装テロ集団の執拗な攻撃を浴びる。
「ツイてない」DNAを受け継いだ息子、実はただの不良（？）、ではなく・・・！
カーアクション、銃撃、爆破はもちろん、父と息子の物語としても必見。大きなスクリーンでぜひ！

「変えられる」のは誰か

雨上がりで快晴の朝、島岡美延です。
雪にならなくてよかった、雪の対策で混乱しなくてよかった・・・、そんな感じかしら。
気象状況は「変えられない」ので、私たちは傘や靴で対策したり、着る物を変えて過ごします。
でもこれが「人間」だと、「相手が変わってくれること」を期待してしまうもの。
「自分の話を聞いてくれない」、「協力的じゃない」、「もっと一緒にいてほしい」・・・きりがありません。
これらの要望を「相手に受け入れさせたい、相手が変わってくれるべき」と考えるのが普通です。
それは「自分の言い分は正しい」はずだから。
優れたアスリートなどの考え方に大きなヒントがありそう。
「変えられない事実」、例えば、自分の今の境遇、怪我・故障、報道による評判、これらを「受け入れ」たり、「あえて抗わない」。
そして「自分の考え方」や「自分の言い方や態度」を変えてみる。
自分のことは変えられる、とまず考えること！
とはいえ、かの国のゴネ方、世界はどう扱えばいいのか。いよいよ正念場です。

仲間がいなければ

三連休はいかがでした？　島岡美延です。
冬の女性アスリートの快挙が続いた日曜日、私はバレエの発表会。
実は大きなピンチを抱え、出演は無理かも、という状況に直前まで葛藤しました。
スペインが舞台のバレエ『ドン・キホーテ』を基にしたオリジナリティある演目で、私たちは、タンバリンを持って踊るチーム。
楽しさを身体全体で表現するテンポの速い音楽、もちろん笑顔も欠かせません。
そこに痛みを覚える身体で、果たして舞台に立てるのか・・・。
お世話になっている整骨院で、鍼灸師の先生のワザが、神の手にも思えました。
快晴の朝、これならいけそう、と会場入り。場当たり、ゲネプロ・・・。
事情を知る先生方、仲間たちのいたわり、励まし、的確なアドバイスがあって、なんとか「笑顔で本番」を終えることができました。
みんなと一緒だったからここまで出来た・・・、フィナーレの緞帳が降りる前にもう涙が！
忘れられない発表会になりました。
学生時代のバレーボール部からのDNAなのか、やはり「チーム」が大好きです。

イ・ビョンホン、時代劇に

昨日はなんとか舞台を終え、今朝はラジオの生放送、島岡美延です。
「特別なテンション」がまだ続いているような。
人生には、時々「いつもと違う時間の流れ」があるもの。とはいえ、これほどの体験をする人は、そういません。
映画『王になった男（16日公開）』をご紹介します。イ・ビョンホン、初の時代劇、それも一人二役！
実在した朝鮮15代目の王・光海の秘密に迫る、史実にフィクションを織り交ぜた重厚な歴史大作です。
王と瓜二つで、毒殺の危機に怯える王・光海の影武者として目をつけられたハソン。彼は、権力の風刺をする道化だった。
大臣たちの陰謀が渦巻く宮中で、暴君と化していた光海。ある日、病床についたことを機に「すり替わり計画」が実行される。
偽者の王が、本物の王に成りすまして政治の矢面に立った15日間。
その中でハソンは、最初は戸惑いながら、次第に操り人形ではない「民のことを考える真の王」として周囲を魅了していく・・・。
ハソンの変身ぶりで、3役ともいえるイ・ビョンホン、渾身の演技をぜひ！

巨大飛行船事故の謎

今日はバレエの発表会、島岡美延です。
どんなに準備をしても、準備が出来なくても、「その日」は確実に訪れるもの。ドキドキ！
こちらの謎解きは胸に迫る・・・、映画『ヒンデンブルグ　第三帝国の陰謀（16日公開）』をご紹介します。
1937年5月6日、ドイツ硬式飛行船ヒンデンブルグ号は、アメリカ・ニュージャージー州マンチェスターで着陸寸前に火災を起こし、瞬時に爆発炎上。97人の乗員乗客の内35人が死亡、地上作業員1人も死亡。
事故の原因は未だに特定できていない、という。
この映画は、残された資料などから忠実にヒンデンブルグ号を再現！
飛行船の設計技師マーテンは、休暇中にアメリカ人実業家の娘ジェニファーと出会い、恋に落ちる。
ヒンデンブルグ号でドイツから帰国するジェニファー。その時、「飛行船に爆弾が仕掛けられている」という情報を知るマーテン。
実は、彼自身、ある嫌疑をかけられ追われる身に。
迫るアメリカ到着時刻、爆弾を探してマーテンは？　
歴史に残された謎、目撃しませんか。

思い出した痛み

三連休は晴れてもまだまだ寒そう、島岡美延です。
スポーツにおける体罰、暴力の問題は、強豪校から、五輪アスリートに広がり、昨日は、JOCの「報告」というのが報道されました。
その中身とは「五輪競技の31加盟団体に、女子柔道のような暴力、パワーハラスメントの問題があったかと聞き取り調査をしたところ、すべての団体から、『そのような事実はなかった』と答えた」というもの。
7、8日の両日に各団体の強化責任者などに聞いた結果とか。
これ以降も調査は続くそうですが、「トップに聞いた⇒問題なし」というのは、学校のいじめ問題で必ず聞く言葉では？
先ごろから「アイドル丸刈り謝罪映像」も様々な観点から取り上げられているよう（世界のニュースでも！）。
中学のバレーボール部時代、「自分で太ももを平手打ち」することをやっていました。
強制されたのではなく「ミスした時や、気合を入れるため、先輩がするのを見て」誰もがやっていました。
あの時は何も疑問を持たなかったけど、形を変えた「体罰」だったのかも。