列車を使ったJRの津波避難誘導訓練。
思えばまだ列車そのものの画像を紹介していませんでしたね。
この訓練はJR北海道の旭川支社で行われるものなので、参加者のほとんどはJR関係の皆さんでした。
そんな中に混じり込んだワタクシども4人。
ホームに滑り込んできた車両。
んんーっ、この色使いは学園都市線を走っている車両だね。
気動車。
いわゆるジーセルカーってヤツ。
しかも古いタイプの。
ま、ワタクシどもが通学で利用していた頃の車両はもっと古いんだけど。
「普通に乗ってていただいて結構ですよぉー。」
そんなお言葉をいただいておりましたからね。
もちろんカメラも持参です。
車窓からの景色なんかをパチパチっと…。
しかぁーし。
予め用意されていた席は、4人掛けの山側。
あら、海が見えないじゃーん。
しかも、配られた紙に訓練中は車内での写真、ビデオ撮影は禁止します。
ですって。
うううーん、ま、やむを得ません。
遊びじゃないからなぁ。
ワタクシどもも、ルールを破ってまで感情のままに動く気はございません。
素直に指示に従いましょう。
それにしても…。
どうしてなのかはわかりませんが、窓も開けられておらず。
扇風機がグルグルとぬるい風を送ってくれるだけ。
そして沈黙の車内。
半分レジャー気分で乗り込んだワタクシどものテンションは大きく凹んでいくのでした。
あとで聞いたんだけどね。
JRの皆さんは撮影を規制していたようだけど、ワタクシどもは良かったんだって。
窓も留萌に入る前のトンネルで閉められたようだし。
あら…、そうだったの。
でもその時は適度な緊張感に包まれてましたからねー。
と言うワケでカメラを持ったのは避難先の旧増毛小学校に着いたところから。
暑かった。
とにかく暑かったわ。
皆さんはどうだったんでしょうかね。
ただ坂道を登るだけだったのに。
ワタクシ、へばりましたー。
日陰。
ちょっとだけ涼しかったです。
去年から閉鎖された校舎。
入口は堅く閉ざされています。
出来ることならここで検討会を開いて欲しかったけどね。
普段は使わない施設だからさ…。
無理ですね、って初めからお断りしてしまいました。
もったいないけどねー。
早く管理する団体を作らないと。
仕事に明け暮れる毎日。
ここの未来像を描くのはワタクシの大切なライフワークなハズだったのに。
こうしてはいられません。
ま、それはまた別の機会に書くことにしましょう。
避難を完了した乗客役の皆さん。
今度は検討会の会場となっている文化センターまで移動です。
なかよし坂。
久しぶりだな。
しばらく歩かないうちに草がボウボウです。
ま、ほとんど人が通らない道になっちゃいましたから。
雑草だけならそのうち何とか出来るものだけど。
みんなの関心そのものが無くなっちゃうことが怖いなぁ。
さて、この校舎を卒業された皆さん。
まずは見学会から始めましょうか。