乗らない大人のために悩むのは時間の無駄。
今、鉄道を利用している子どもたちが、より便利なものを提供する。
JR宗谷線で高校前に駅を作るという計画。本来、利用客のためにJRが考えてもいいことだとは思いますがね。そこはやっぱりお役所気質だから。
地元が申し出て、お金も用意しなきゃ動きませんって。まだまだ乗せてやるって気持ちの会社だもの。
そして移転工事は、JRの息がかかる指定業者が高額な費用で施工する。
以前、増毛の朱文別駅を改修した時もそうだったなぁ。
地元の業者でも十分作れそうなものだけど、多額な費用負担だけ求められるの。
人が乗り降りするだけの台なのに。
留萌増毛間の鉄路が廃止されると決まった時も思いましたよ。
当時の留萌高校近くを鉄路が通っていて、市立病院も隣接。
そこに駅を作れば、乗降する客の利便性は増すって。バスよりJRの定期の方が断然お得だし。
増毛からの高校生にはいい話だったと思うんだな。でも、そんな声はどこにも届かなかったし、話題にもなりませんでした。
赤字続きのJR。
普通に営業していて黒字になるところがあるのか聞いてみたい。
政府はJRへの財政支援をする方針、そして関係する自治体に対しても赤字路線存続のための財政負担を求めるつもりなのだとか。
勝手に分割民営化しておいて、黒字が望めないところは早々に切り捨てる。
道路は全国を網羅する国道があるのにね。
鉄路だって維持補修は国でするのもアリじゃないのかね。
車両の運行は自治体でもいい。鉄路の保全だけをしっかりとした全国組織で。
それをJR各社と自治体に押しつけるんじゃ鉄路を捨てた国と同じこと。