北のはげおやじの徒然日記

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陸別・遠軽・紋別(その2)

2013-02-17 10:58:50 | インポート

 陸別町市街地から4kmほどの小高い山の上に、それはありました。なかなか立派な作りです。人口2600人ほどの小さな町が、その財政の中から良く作ったものだと感心させられました。反射式天体望遠鏡は115cmの口径を持ち、一般公開されている望遠鏡としては、国内最大級のものだそうです。(この望遠鏡だけで2億5千万円)


銀河の森天文台ホームページより 

天文台というだけあって、その真価が発揮されるのは、主に夜ということになります。スタッフの方々は、交代で夜勤をされているのだと思いますが、望遠鏡を操りながら天体の説明をしていただいた方、受付やグッヅの販売をスタッフの方々も、とても気持ちのよい対応をしていただきました。
 天文台へ伺った2月8日は、所々に雲はあるものの、透き通った夜空に、きらめく宝石のような星々が降るように目に飛び込んできました。日頃、見慣れている札幌の空とは全く異なった光景に思わず、息を飲みました。晴れているために尚更寒さは厳しく、完全防寒していなければ、長時間外にいることはできません。この日はマイナス14度くらいでした。
 天体望遠鏡で、シリウス星団、木星などを見せてもらいました。(コンピュータ操作で、見たい天体の位置に瞬時に望遠鏡を動かす装置のすばらしさに感動)また、夜空を眺めながら、大三角形や北極星などをレーザーライトを使いながら説明していただきましたが、レーザーライトを当てながらの説明はとてもわかりやすかったですね。

銀河の森天文台ホームページより

 目的としていたカナダイエローナイフのオーロラのライブ放映は、現地が曇っていたために実現できませんでしたが、数日前の映像を見せていただきました。15人程度が入れるテント式のプラネタリウムで、空気圧でテント上部を半球形に膨らませて、そこに上映するものでしたが、その設備にも2千万円ほどがかかっているそうです。(翌日、宿泊先の食堂で朝食をとっている時に、天文台の館長をされている上出さんのお話を伺うことができた時に、話しておられました)

上出さんのお話によると、昨日は、22時頃になってイエローナイフの空模様が来たので、その時間からオーロラのライブ中継を見ることができたとのことで、今日も晴れる予定なので、もう一晩滞在して、見て行きませんかと誘われましたが、次の予定が入っているため、断念しました。
われわれは、20時30分頃に、この日は、イエローナイフの天候が回復できるようになることはないのではないかと判断し、宿所へ戻り、コンビニで買って来たシャンパン様のものを飲みながら22時前には床につきました。

翌日に続く

コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

一年生 [2013年2月17日 15:58]
こんにちは

小さい天体望遠鏡で木星や土星を見たことはありますが、大きい天体望遠では見たことありません。

やっぱり大きいと良く見えるんでしょうねー

オーロラは残念でしたね。

オーロラは本物を1度くらい見てみたいものです。
車好きオヤジ [2013年2月17日 16:37]
天文台の屋根の造りを見るといつもロケットとか
サンダーバードとかが飛び出てきそうなイメージになります。
笑われるかも知れませんが霜が降りるくらいで震える自分には
写真だけでもう凍えそうに思えてきます。
地元の方は逞しいっすね。
ビックなトトロ [2013年2月19日 21:51]
こんばんは~。

天文台の望遠鏡は凄いですね~(^_^)
北海道なら空気も澄んで綺麗な星空ですよね~。
羨ましいです。

それにしてもマイナス14度って・・・
私は完全防備でも耐えれないかもσ(^_^;)

今年は何とか綺麗な天体撮影したいです(^_^)
北のはげおやじ [2013年2月24日 17:48]
ビックなトトロ さんへ
とても澄んだ夜空でした。陸別に天文台ができたのは、晴天の日数が多いからだそうです。晴天の日が多いから、放射冷却で冬はとてもしばれるのだそうです。なるほどですね。
若隠居 [2013年2月25日 12:27]
11月に見た霧多布湿原の夜空も、満天星だらけでした。