クラウンアスリート2.5ifourを購入して10ヶ月が経ちました。走行距離は12,300kmです。雪道走行も経験したので、それらの経験もふまえ、私の感じたインプレッションを整理してみました。比較対象は、カムリに乗っていましたのでそれとの比較が主になります。自分の車の自慢めいた話になってしまいましたがご容赦下さい。
1.スタイリング
5段階評価⇒「4.5」
サイドから見たボンネットとトランクの長さの比率(プロポーション)が絶妙。とっても気に入っています。
しかし、フロントフェイスのインパクトが強すぎる様に感じます。私は、インパクトのあるフェイスは、それが強い分、早く飽きてしまうのではないかと思います。使い込む程に愛着が湧いてくるようなオーソドックスなデザインの方がクラウンには好ましいと思っています。
そう言う意味では、どちらかと言うとフロントフェイスはロイヤルの方がいいかな。
しかし、ヘッドランプの形状は、いいですね。また、リアランプもアスリートの○型の形状は好みです。
2.内 装
5段階評価⇒「4.5」
8インチのナビは合格点。
シート生地はファブリックで色はテラロッサ(イタリア語で「赤い土」の意味)にしてみました。室内はツートンカラーになりましたが、奇をてらった風には感じません。赤色が目に優しく、室内に落ち着いた雰囲気さえ与えているように感じます。
前車カムリハイブリッド、前々車のカムリともに本革シートに乗っていたため躊躇いもありましたが、シート生地がしっかりして、皮シートよりも多少摩擦があるため、腰の落ち着きがいい様にも思います。ファブリックにしてよかったとさえ感じています。
ナビをはじめとしたセンターコンソールの形状も、豪華ささえ感じるデザイン力に満足しています。殆どのスイッチ類が、ピアノタッチのものからタッチパネルに変わり、ボタン類が無くなって、豪華さという面で多少残念な気がしますが、そう思うのは私の頭が古いからなのかもしれません。
3.安全性能
5段階評価⇒「4.8」
プリクラッシュセーフティシステムは、運転者に安心感を与える優れた装置だと思います。カムリの時にもつけたかったのですが、オプションの設定はありませんでした。
しかし、先日、用があって札幌に出向いた時の事です。信号で止まって、青信号になったので、前車に続いて少し間隔をあけてアクセルをゆっくり踏み込み、発進してすぐに、緊急ブレーキシグナルが計器板正面の表示窓に現れ、踏んでもいないのにブレーキが作動しかけました。思わず、後続の車に追突されるのではないかと思ってしまいましたが、緊急ブレーキはすぐに解除され、アクセルが効く様になりました。その時、雪が降っていたので、ミリ波レーダーが雪を感知して障害物が接近していると判断してしまったようです。緊急ブレーキはこのように作動するんだと言う経験にはなりましたが、驚きました。
豪雪地帯のわが町では、小路から幹線道路に出る時に、左右の確認が堆く積もった雪の壁に遮られてなかなか出来ません。勢い、車を運転席から確認できる位置まで前に出すことになりますが、そうすると鼻先が幹線道路に飛び出してしまうことになります。そのため本当におそるおそる徐々に徐々に出して確認し、その度に肝を冷やす思いをしています。なので、車の鼻先に左右を確認できるカメラ(ブラインンドコーナーモニター)をつけたかったのですが、MOPナビには、そのオプション設定がありませんでした。とても残念です。ですから、日常生活で幹線道路に出る時には、回り道でも、必ず信号のある交差点で出る様にしています。
私は、後続車の様子を必ず確認しながら運転をしています。挙動不審な車や、接近しすぎている車が無いかなど。しかし、後部を確認する為には、後方の視界が確保されていなければなりません。降雪の時などに、後方を確認できる様にする為には、リアの熱線を作動させ、積もった雪を溶かさなければなりません。豪雪地帯では、雪が降り続けば、一旦溶かして確保した視界も、すぐに雪に覆われ、見えなくなってしまいます。そのため、絶えず熱線を作動させる事になります。熱線は電熱機ですから電力消費は他の機器より激しいと認識しているため、リアの熱線を絶えず作動させておく事には躊躇いを感じます。リアワイパーの標準装備化またはオプション設定が欲しいと思っています。
4.燃費・環境性能
5段階評価⇒「4.3」
冬道運転の今、平均燃費は7.2〜8kmを切る程度です。私の車はガソリン車の四輪駆動車ですから、上々の数値だと考えていいのだろうと思いますが、欲を言えば、省燃費を考え、アイドリングストップ機構はつけてほしかったと思います。
省燃費を考え、シーケンシャルシフトマチックを使い、通常運転でも「6速」にセットして運転する事を心掛けていますが、SUPER ECTというのは、今までのオートマチック車のギヤ比をシフトアップさせていく概念とは異なるのでしょうか。スタート時から「6速」に固定されているのではなく、ロウから6速まで段階的にシフトアップさせている様です。
5.居住性
5段階評価⇒「4.8」
カムリに乗っていたので、クラウンの室内は狭さを感じるのではないかと思っていましたが、決してそうではありませんでした。太目の私ですが、ちょうど良い大きさに思います。カムリの方が広すぎるのかとさえ思います。
シートも同じです。カムリのシートが余裕のある広さを感じたのに対し、クラウンのそれはジャストフィットしている様に感じます。クラウンのシートは、腰周りのフィット感とサポート性能はとても満足のいくものです。昨年は2回、1回あたり1,300km程のドライブ旅行を行いましたが、サスペンションなどの効果もあるのでしょう。路面の凸凹などの小振動を見事に吸収する機能と合わせて、長時間運転でも腰への負担を感じる事はありませんでした。私自身が運転そのものを好きな所為もあるのでしょうが。
総合評価を含めて11項目に分けて整理してみました。
今回はここまでにします。
後半は、「6.荷室の広さ」「7.便利な機能・装備」「8.運転のしやすさ」「9.乗り降りのしやすさ」「10.走行性能」「11.総合評価」に続きます。