北のはげおやじの徒然日記

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クラウンアスリート2.5ifourの感想(その2、完)・・・・一部追加

2015-01-29 16:07:00 | 

​6荷室の広さ

  5段階評価⇒「4.2」

  カタログに荷室容量の数値は記載されていません。カムリのそれと容量的にはそれほどの違いはないように思います。私はスペアタイヤを装着する代わりにパンク修理キットを備え付ける事としたため、トランクの床下にラゲージトレイがついています。それなりの収容スペースが確保されており、重宝に使えると思いますが、私は巧く使えていません。

  トランクのオープナースイッチが運転席側のドアに組み込まれているのは使いやすいと思います。


7.便利な機能・装備

  5段階評価⇒「4.2」

 ステアリングの調整が、左手一つで出来る電動スイッチになっているのはとても使いやすいです。

 1日の始まりにクラウンのパワースイッチをオンにすると、モニターにオープニングムービーが現れて、「今日は○月○日○曜日です」と音声で知らせてくれるのもいいですね。​


 助手席の前後位置やリクライニングの角度調整などを運転席からできるスイッチがロイヤルには備わっていますが、アスリートにはついていません。Drの担当者にその事を尋ねると、同じ「S」グレードで同じような金額のため、アスリートは足回りなどにお金をかけた分、快適装備が少なくなっているという説明でしたが、つけてほしい機能でした。

  シートヒーターがとてもよいとの声をブログのコメントなどで多く目にしますが、残念ながら、私のガソリン車の「S」には標準装備では備わっていません(MOPで本革シートを発注した場合にだけつく装備)。妻の軽自動車でも運転席のシートヒーターはついています。クラウンともあろう車に備わっていないのはいかがなものかと思います。因に、ハイブリッド車の「S」には標準装備でファブリックシートにも備わっています。

 プリクラッシュセーフティシステムについては、先に雪を感知して誤作動(?)を起こした事を報告しましたが、状況に応じて、そのスイッチをオン・オフさせる事で対応する事としました。


追加:カムリの時には、ウインドウウオッシャー液を噴霧すると、連動してワイパーが2回程動いてくれる様になっていましたが、クラウンにはそれがありません。つけてほしい機能です。(カムリばかりでなく、どの車もそうなっていると思うのですが・・・・・・・】


8.運転のしやすさ

  5段階評価⇒「4.7」

 鼻先までの長さが丁度いい様に思います。運転席から眺めた前方の見切りがいい。その上にフェンダーポールまでつけていますので、見切りの良さは尚更です。 

 ステアリングの径と握りの太さも私にはちょうど良いと感じます。

 インテリジェントクリアランスソナーによって、障害物の接近を知らせてくれるのは、安心感に繋がっています。


クラウンアスリートホームページより

carlineup_crownathlete_interior_equip_08_pc.png

9.乗り降りのしやすさ

  5段階評価⇒「4.5」

 ドライバーサポートパッケージをMOPでつけたため、パワースイッチのオン・オフと連動し、ステアリングが上下して、膝の出し入れを楽にする様になっていますが、これはお薦めです。

 ドアの長さがカムリより長いようです。車庫入れ(私は車庫に鼻から入れて、バックで車庫から出しています)した時に、カムリは、ドアを開けた時に開口部にゆとりがありましたが、クラウンで同様の位置に止めた場合、十分な開口スペースを確保できません。ゆとりのある開口スペースを確保するためには、なるべく車庫の左側に寄せて駐車する必要があります。

  「G」には、運転手のベストポジションを予め記憶させておけば、パワースイッチオフ時に、ステアリングがチルトアップし、座席が後方へ移動して運転者の乗降をしやすくするシステムが標準装備されていますが、私の「S」には備わっていません。


クラウンアスリートホームページより

carlineup_crownathlete_spec_spec_package_02_pc.png

10.走行性能

  5段階評価⇒「4.7」

  スタート時のアクセルへのテンションの掛け方は、カムリハイブリッドの時には、軽いタッチでスーッと始動した印象がありましたが、クラウンのそれは、アクセルをある一定程度踏み込まなければ始動しない様に感じられます。今は慣れましたが、購入当初は、カムリの軽いタッチのアクセルの方がパワーの余裕を感じていい様に思いました。

  運転時に「SPORT」「NORMAL」「ECO」「SNOW」の四つのモードを選択できる様になっていますが、私は殆ど「NORMAL」で走行しています。

  四輪駆動車のため、「SNOW」にしなくても雪道でスムーズに発進してくれますし、SAI CUPチャレンジECO」と「NORMAL」で省燃費実験をした結果、省燃費性能に変化は無かった事などのためです。

  時に、きびきびした運転を楽しみたいと思う時があり、その時にはSPORT」モードに切り替えますが、流石に、挙動がきびきびし、アクセルワークに反応してくれます。2.5Lですが、私の運転技術では、十分なパワーです。

  静粛性にすぐれ、路面の微細な振動は見事に吸収し、それでいてしっかりした挙動安定性を示してくれます。長距離運転して疲労感が少ない車だと感じています。シートのサポート性、フィット性も申し分ありません。

  私は、通常走行は「D」レンジにシフトをセットせず、シーケンシャルシフトマチックの「6速」にセットして走行しています。エンジン回転数をなるべく抑えて、省燃費に繋がればと考えているからです(実際に省燃費にどれだけ繋がっているのかは、分かりませんが)。その場合、始動時に非力さが感じられるのかと思いきや、全くそんな事はありません。トルクフルで「D」レンジで走行しているのと全く遜色がありません。エンジンの直噴化によるトルクアップと、「6速」に固定したとしても、発進時には段階的にシフトアップさせる機構が働いているのではないかと思います。

  雪道の凸凹や轍などの状況を的確に把握し、VSC(ビークルスタビリティコントロール)、TRC(トラクションコントロール)、EPS(電動パワーステアリング)などによって、直進安定性は見事です。雪道では、決して安心して運転する事は出来ませんが、気持ちのいい挙動を示してくれます。


クラウンアスリートホームページより

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11.総合評価

  5段階評価⇒「4.52」

  10項目に渡る評価点数の平均は「4.52」となりました。4.5を越える結果が出て、自分のこの車に対する感想が的確に数値に反映されていると感じます。

  元々、私には分不相応な車だと思っていますが、私の想像を超えるパワー、走行性能、快適性で大満足しています。この車で最後になると思いますが、買い替えるような事になった場合、この車のよさを知ってしまった現在、これを下回る車に変える事が出来るのか、自信が持てません。

 クラウンオーナーになる事を許してくれた妻に感謝(よいしょ!)して終えます。(笑)