北のはげおやじの徒然日記

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カムリ・クラウン仙台オフ会と東北の旅 秋保温泉から気仙沼へ

2015-07-11 22:51:00 | 

 6月21日(日)佐勘のロビーで集合写真を撮った後、私と若隠居夫妻は皆と離れてお互いの車の乗り味を実際に体験してみる事になった。

 

 私が若隠居さんのロイヤルサルーンGを、若隠居さんが私のアスリートSを運転、若隠居さんに先導してもらいながら一般道を数キロ走行した。コンビニの駐車場に停めて感想を聞いたが、「足回りがすこし固めな印象」と言っておられたように思う。

 

 お互いの奥さんを助手席にのせてのドライブに、私の妻は、「室内での会話が楽しかった」と言っていた。私も同様である。

 

 ここで、お別れをして、いよいよ東北のドライブ旅行に出発である。

 

今回、オフ会で大変お世話になった若隠居ご夫妻とここでお別れ

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 今回の東北、特に三陸地方を旅行する目的は、初めてと言う妻に三陸地方を見せる事(私は20代の頃、3泊4日で気仙沼⇒宮古⇒浅虫温泉と旅行している)と、大震災の復興の現状を確認する事。

 

 まずは、はやてこまちさんが震災以来継続してボランティア活動をしておられる名取市閖上(ゆりあげ)地区を見る事からスタートした。

 

 少し、時間をとってゆっくり被災現場などを見て回る予定であったが、前々日に平泉を見て来られたどなたかの「アヤメが綺麗だった」との言葉を聞いて、当初予定になかった「平泉の毛越寺(もうつうじ)のアヤメ」を是非見たいと妻が希望したため、閖上では今は使われていない閖上中学校の校門で写真撮影しただけできり上げる事になった。被災から4年も経つのに、復興は遅々として進んでいない事を実感。幹線道路から中学校へ通じる道路上の中学校に向かって右側に民家があった。一見被災を免れたようにたたずんでいるが、良くその家を眺めると、玄関前に自転車があり、窓は空いて、中の様子が見えるが人が住んでいる様子がなく、どうも建物の流出は免れたが、津波をもろにかぶったのではないかと思われる。被災のままの状態で手が付けられていないとすると、家人がみなさんなくなられたのか。いろいろ頭を巡らせてしまった。

 

今は使われていない「閖上中学校」にて

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 次に向かったのは、石巻市の日和山公園。高速を通って58km1時間の行程。

 

 急勾配の日和山を登ったところに日和山神社があり、その駐車場に車を停め、市街地を眺めてみた。復興はまだまだと言う感じであった。

 

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 次に向かったのは、世界遺産「平泉の毛越寺」。急遽、コースに組み込んだため、強行スケジュールになった。77km、およそ2時間の行程である。着いたのは14時半頃であったろうか。宝物館で平安期の仏像などを見学の後、庭内を散策、今を盛りに咲き誇る数々のアヤメなどを鑑賞、写真に収めてきた。いろいろなところであやめが咲いているところをみているが、お堂とアヤメの咲く景色はまた格別であった。

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本日の予定を終え、ホテルへ向かう。今日のホテルは気仙沼のホテル○洋。54km、下道を約1時間半の行程。17時過ぎには到着できた。港の川のそばに建っているその建物は、結構、新しく見えた。小高い丘の中腹に建てられたその建物は、地下に当たる部分に温泉の温度を調整する装置が備えられ、その部分だけが津波の被害にあったとの説明を受けた。

 

 清潔感が保たれたそのホテルは、スタッフの方々の対応も爽やかで、とても心地よく宿泊する事が出来た。通された部屋の広さや造り、出されたお料理の内容、地下1800mから湧出しているという強塩泉の湯は、露天風呂の造りも気持ちよく、値段の割に得した気分にさせてくれるものであった。


宿泊したホテルの部屋から

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復興は道半ばの感じ