北のはげおやじの徒然日記

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カムリ・クラウン仙台オフ会と東北の旅 くろさきから秋田の上畑温泉へ(旅行5日目)

2015-07-19 21:50:00 | 

 6月23日(火)朝5時半頃、すっきりと目覚める。窓の外は、青空が広がり、昨日までの濃霧が嘘のように晴れ渡り、爽やかな日差しがさしていた。

 

 7時の朝食開始に合わせ、朝食をいただく。

 この旅行では、時間的なゆとりがあるため、のんびりと朝のしたくを整えて9時半頃に出発していたが、この日は、爽やかな朝日を浴びながら気持ちよくドライブしたくなり、8時には宿を離れた。

 

 まずは、昨日濃霧のため立ち寄る事を取りやめた「北山﨑」を目指す。目指すとは言っても、元々宿泊したところがその近辺のため、距離は5kmくらいのもの。ものの5分程度で到着した。

 

 朝早いため、駐車場には1台の車もない。遅れて、軽のワンボックス車が到着。「おはようございます」と挨拶を交わし、どこから来られたのか尋ねると、「3週間程北海道の各地を廻ってきた。寒かった。」と言っておられた。どこのナンバーであったのか忘れてしまったが、岩手のナンバーではなかったと思う。軽自動車をキャンピングカーに改造し、旅をしておられたようだ。この先、本州を南下しながら帰るのではないか。

 

 綺麗に整備された公園内を海岸目指して歩く。距離200〜300mくらいのもの。ふと「熊出没注意」の看板が眼にとまったが、走る事が出来ない私は、その時は「仕方ないな」と腹をくくる。(笑)

 

 綺麗に整備された展望台から、朝日を浴びた北山﨑の厳しくも美しい断崖地形が眼に飛び込んできた。Settaiさんが、訪れてみる事を強く薦めた理由がわかる。

 ウイキペディアによると、日本交通公社全国観光資源評価の「自然資源・海岸の部」で唯一の特A級に格付けされた所だとのこと。「なるほど」とうなずく。

 

 妻は、第一展望台から崖を下った第2、第3展望台まで足を運んだが、私はこの場で待つ事にした。

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私の印象。ネーミングがなぜ「北山﨑」なのか?「山﨑」は姓に多くある名前で、その名前から受ける印象からは、断崖絶壁で景観美にすぐれた景勝地という印象に繋がらない。余計な事ではあるが、もう少し適切な(印象に残る)ネーミングを検討した方がいいのではと思った。

 

 この公園内には、ネイチャーセンターがあり、資料や四季折々の映像などをみる事が出来るようになったいたが、開館が9時となっていた為、切り上げて次の目的地、龍泉洞へ向かった。

 

 龍泉洞までの距離は31kmおよそ40〜50分程度である。10時前には到着した。龍泉洞入口に近い市営の駐車場が整備のため閉鎖されていたので、お土産屋さんの無料駐車場に止めさせていただいた。

 

 気温は既に30度近くまで上がっているのではないだろうか。日差しがまぶしい。入口で入場券を買うが、例のように身体障害者1級の手帳を見せると、介添えの同伴者を含めて半額になる。二人併せて1人前の入場券で入場させていただいた。私は2回目の訪問でうっすらと記憶にあったが、妻は初めて。

 

 鍾乳洞は規模の大小はあるものの、鍾乳石、石筍、地下の川や池、大きくえぐりとられた洞穴など内部は何処も似た様なもの。私は行かなかったが、はしごを伝って下ると第一地底湖、第二地底湖などがあり、妻はそこまで行って、「神秘的」と感想を述べていた。全体の印象は、沖縄でみた鍾乳洞の規模を大きくした様なものとも言っていた。秋芳洞に次いでわが国2番目の規模を誇る鍾乳洞であった。20度に満たない洞内は涼しさを通り越して寒ささえ感じる温度であったが、外へ出ると強烈な日差しが襲ってきた。思わず、ソフトクリームを買ってしまったが、良いところにソフトクリームを売る店があるものと感心(?)した。併せて、別なところにある新龍泉洞もみてきたが省略。

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IMG_1210.JPG 駐車場をお借りしたので、何も買わないで失礼するのも気が引けたので、昼食をレストランでとる事にした。迷った時にはラーメンと言うのが、私の定番。メニューにある三陸ラーメンなるものを頂いたが、これは評価に値しないもので、ラーメンを食べると後悔する事は少ないのだが、今回だけは後悔してしまった。

 

 この日の予定はこれで終え、後は宿泊地の秋田県横手市上畑温泉に向かうだけ。217km、盛岡まで下道を走り、盛岡から高速を乗り継いでおおよそ5時間の距離である。

 

 旅行5日目ともなると、ドライブも結構飽きてくる(笑)。見慣れた風景が続き、感動も薄れ、ただただ運転に集中する。とは言うものの、盛岡に入るのは初めて。市内に近づいてくるに従い、「これが盛岡か」と感想めいたものを感じる。さすが、県庁所在地、道路なども綺麗に整備されているように感じた。

いつか、再度盛岡に立ち寄り、今度は1泊して「わんこそば」を食べたいと思った。

 

 高速に入り、途中一カ所「錦秋湖SA」に立ち寄った。ここは、上下する高速が1カ所のSAを共同利用する形式であった。なるほど、リーズナブルと感心した。

 

 宿泊地は、横手市外の田舎に1軒だけぽつんと建っている温泉宿であった。そこへ行く前に、明日訪れる予定の増田の蔵のある一画を確認して向かった。市内から16kmくらい、殆ど民家が途切れそうな田舎の一画にそれは建っていた。平日の所為もあるのか、駐車している車は、2台程しかいなかった。

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 建物の造りはお金がかかっていそう。立派に見えた。案内された部屋は、間取りが広くとられた二人で過ごすにはもったいない程。入ってすぐに玄関があり、左右に分かれて洗面台・お風呂のスペース、通路の反対側にはトイレと冷蔵庫が備え付けられ、その奥にツインベッドの洋室(多分14〜5畳くらいはあるのではないだろうか)とその奥に10畳の和室が備わっていた。膝の悪い私は、和室は殆ど使っていない。

 

 スタッフの接遇態度もよく、申し分ないように思えたが、残念ながら、お風呂の外回りが雑草で覆われ、不衛生に見えたり、渡り廊下から見える外側に、工事などで使用したものと思われる材木などが無造作におかれているのを見て、少々残念な思いをした。

 

 夕食も満足できるものであったが、省略。

 旅行第6日に続く。