Nikonos V + W-Nikkor 35mm F2.5 + SB-105
Nikonの水中カメラ。自分のは"V"が示すように5型のNikonos。歴史は古く1960年代に最初の型が登場しています。Nikonのオリジナルではなく、フランスの潜水用品メーカーの”カリプソ”というカメラが原型になっています。フランスといえば結構潜水関連が進んでいて、潜水医学等もフランス海軍の実験によりいろいろわかってきていることが多いです。それから、5型まで発展してきました。構図を確認するだけのファインダーと目測のピントは基本的に同じで4型からは露出計が内蔵されていてTTL調光も可能になっています。のちにNikonos RSという一眼レフタイプも登場しました。高性能ゆえ? 輸出貿易管理令(いわゆるココム。武器に転用されたりする可能性がある製品の輸出を規制するもの。)の対象だったりします。(今は解除されている。) 初期のタイプを007(James Bond)が使ってたりというエピソードがあります。
レンズに水中専用のUW-Nikkorと水陸両用W-Nikkorがあります。水陸両用を使うともう地球上どこでもOK。ちなみに水中専用UW-Nikkorを陸上で使うとピントが合いません。
カメラとライトが遠く離れているのはライトを使用したときにマリンスノーが写り込むのを極力さけるためです。マリンスノーに対して正面から発光すればその光がマリンスノーに当たって反射して、すべてフィルム面に返ってくるのでマリンスノーだらけの写真になってしまいます。
海でのニコノス。砂にまみれようが、30m潜水しようがなんともないのですごい安心感があります。自分にとっては水中で使える唯一のフィルムカメラなのでとても重宝しています。手入れがやや大変かな。Oリングが多いです。スピードライトSB-105は単独で使うと遭難時のシグナルフラッシュとしても役立ちます。発光部が水面に出るようにトリム調整してあったり、細かいところの作りが楽しいですね。
ジャック・マイヨール、日本にも縁が深い方ですね。息こらえの潜水の話になると
必ずこの方の話がでてきます。水中では心拍も非常に少なくてとてもリラックス
する状態になるとのこと。この水中での自律訓練はものすごく役に立ちます。
いつでも心を落ち着かせることができるようになります。山も海も自然体験の
大切さってこういうところにもあるのかなって思います。
十分に使いこなしておられるのは分かります。
ジャック・マイヨールは潜水の生理学の研究に
協力していたんですよね。(フランスつながりで・・)
小さい頃、唐津で休暇を過ごしていたときに
イルカに出会ったことが彼の人生を方向付けた
ようなこと聴きましたが、
海の中で寛げる様な体と精神を持てたら
どんなにか世界観が違ってくるでしょうね。
これ、陸上では重いです。。。でも水中では軽いですよ。半分ぐらいに
なるかもしれません。カメラはマイナス浮力。スピードライトはプラス浮力です。
トータルではマイナス。
ほんと、探してみるといろんな道具があります。Nikonosのアクセサリーも
いろいろあっておもしろいですよ。
大丈夫なのでしょうかね~?
改めて、色々と道具がありますよね。
初めてみたものばかります。
今はもうこういうおもしろいカメラはなくなってしまいました。。。
大事にかつ激しく使っていきたいと思います。
無線、やはり最終的には発信して情報を伝えるということが
一番ですもんね。最近の無線機は広帯域受信機も備えているので
情報の収集にも役立ちます。現場で他の人が発信するのを
受信できると救助することにも繋がりますね。
カメラも優れものありますね~。
無線ですが
この辺の町主催の山ツアーなどに使っていますが、
夏の飯豊の時もこれで救助ヘリを呼びだしていた所を
見ると万一の時には今の最強装備のようですね。