山登り講習会
3月25日、翌日の高隈山山開きに先立ち、霧島山岳会(鹿児島県山岳連盟)で山登り講習会を実施しました。読図・コンパス、天気、ロープワーク・・・と各分野で分けてみるといろいろとありますが、机上の演習、屋外の実習において、実際の山登りのようにこれらが複雑に絡んでいくやり方ができないものか?と考えており、机上演習では登山計画で作ったルート図を追いながら地形の様子、ルートの分岐点の確認をコンパスで行い、天気の概況やその時の地図上の位置、時間でパーティとしてどう判断するか?というややこしい演習をやってみました。個人としての意見をそれぞれ発言するものの、パーティとしての意見の集約と決定は非常に難しく、時間がかかるもので、実際の登山時にこの時間の消費はいかがなものか?ということも考えて頂きました。雨で屋外の実習ができなかったのが残念なところ。。。夜は国立大隅青少年自然の家の「いろり庵」にて鹿児島悠山会による猪鍋やシカ肉をつつきながら懇親会。ありがとうございました。今後も1回で終わることなく継続してやっていきますので、よろしくお願いします。地図読み登山と、こんがらがって大変なことになるほどのロープワークもやりましょう。難しくてめんどくさいことが山の楽しみのひとつになるかもしれません。