NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

マナスル炎上

2010年12月31日 | インポート
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灯油バーナー”マナスル121”
低温下の山中泊。いつも使っているガスは残量が減っていると火力が低下してなかなかお湯が沸きません。この灯油バーナーなら低温下でも安定して燃焼します。ということで長年使われてなかったマナスルを整備して復活させたのですが、持って行くと予熱不良でこのように炎上。。。生の灯油が気化せずに燃えてしまっています。またバーナーの基部がしっかり閉まっておらず内圧が低下していました。よって予熱OKで正常に燃焼しても火力が上がりません。。

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夜に整備して翌日の朝。予熱もOK。轟音を上げて元気に燃焼します。
楽しい道具ですね。

Nikon D2H + Ai Nikkor 35mm F2S



高隈山幕営縦走準備

2010年12月31日 | インポート
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登山自体が初めてという参加者もいます。でもこれから4日間山を歩くことになりますので、初日は登山についての座学(登山全般、保健指導、高隈山について)と実技。写真は、とりあえずのパッキングをやってから歩き方を勉強しているところ。普段登山をやっていない人が登山をすると普通に平地を歩く速度・歩幅なのでものすごくペースが速いです。すぐにバテてしまうでしょう。短時間ですが登山の歩き方の感覚を掴んでもらいます。毎時2キロが私の目安ですが、子ども達が15キロのザックを担いで歩ける速度と言えば時間1.0~1.5キロぐらいが適当でしょう。

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テント設営実習中。山岳テントは背が低く軽量。背が低くても風の影響はモロに受けるので設営場所の検討が必要になります。昨年、山中泊の夜に中に人が寝ていても風によりテントが飛ばされかけるということがありました。グランドシートが専用がないので雨が入らないようにフライよりも内側へ折り込みます。またテントの周囲に溝を作ります。この時期の山中泊、毎年のように夜間に雨が降っています。去年はザックカバーをしたザックを外に出していると雨が降ってそれが凍ってパリパリでした。

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シュラフ。体温でシュラフ内側の空気が温まることで快適な温度になります。よってなるべくシュラフの開口は小さくしなければなりません。寝ているときは顔の一部だけ出すことにします。妻岳分岐点の気温は毎年氷点下5℃前後。今年は天気予報から想定される最低気温は氷点下7℃ぐらい。より厳しい条件になります。このシュラフはスタッフバッグに収納するのがとても大変。片付け時間を短縮して行動に影響がないようにするためにもシュラフを収納する練習をしなければなりません。という私がやっても大変。。。私のシュラフのスタッフバッグはコンプレッションバッグになっているので楽ちんです。

Nikon D2H + Ai Nikkor 35mm F2S


雪の高隈山幕営縦走

2010年12月31日 | インポート
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雪の中を高隈山・御岳へ向かう縦走隊
自然の家出発時は小雨。でも御岳五合目に到着したときは大雪。キャンプ地の妻岳分岐点は雪の場合かなりの積雪が予想されるので出発時点で妻岳分岐点の山中泊を断念し、この日は御岳ピストンを目指すことにしました。デイバッグにこの日の食料と水を入れ、メインザックを置いて身軽になりました。

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大きな氷柱

Nikon D2H + Ai Nikkor 35mm F2S





行ってきます

2010年12月24日 | インポート
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明日(25日)から、国立大隅青少年自然の家企画事業「山から君へのメッセージ」(3泊4日)に行ってきます。高隈山幕営縦走で6つのピークを幕営(テント泊)しながら縦走します。小学5年生から高校生まで30人、完全踏破を目指します。ちょうど寒波が来る予報ですが、以前も大雪の中を歩いたこともありました。大雨の夜間縦走もありました。

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自然の厳しさを体感しつつ、それを乗り越える根性と仲間との協力を期待します。

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Nikon F3 + Ai Nikkor 50mm F1.2S (NEOPAN ACROS)


今年のクライミング終わり

2010年12月23日 | インポート
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最初のハングに苦戦中のUMIさん。いきなり3mの高さにハングしてる部分があるのでここを乗り越えるのに苦労します。でもいきなり完登されました! 2回目以降は腕がパンプしていたようですが、、次回やったらかなり楽になっていると思います。また、クライマーに安心感を与えるビレイヤーになって頂ければ!と思います。この日は3人、みんな一度は完登できました。

今日、昼から練習して今年の最後としました。(写真は前回。)今日は短時間で一気に10本ぐらいまとめて。クライミングもマラソンと一緒でやり込まないと上達しないといいます。最初から最後までハングの連続のルートもあるのですが、じっくり見て考えながらルート検索してなんとかクリア。

来年も月2回ぐらいはやりたいかな。やりたい方おられましたらぜひぜひ~




高千穂峰

2010年12月23日 | インポート
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高千穂峰。あんまり登らない山(今年は2回)ですが、この日は快晴の登山日和。12月中旬にしては暖かくて、登ってる最中は暑いぐらい。この日はある登山教室。8人の山ガールたち。登山教室に応募して勉強してから山登りを始めようという姿勢がいいですね。3回目は高千穂峰。装備や体力、徐々に向上してきているようです。

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登山道が整備されてすごく登りやすくなっています。先日もネイチャーガイドクラブのみなさんが正月に向けて整備されたようですね。ありがとうございます。

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山頂にて。市房山が雲の上に浮かんでいました。

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帰り、冷たい川へ。

Nikon F5 + Ai AF Nikkor 50mm F1.4S (TMY)


時間を計る

2010年12月20日 | インポート
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ホイヤー・レオニダス(現在のタグ・ホイヤー)製の機械式ストップウォッチ
写真の現像や天体写真での露光時間など時間を計る場面が多いのです。以前はデジタルのストップウォッチを使っていましたが、直感的にあとどれぐら??って見た瞬間に感じることができませんでした。アナログなら直感的にわかります。機械式ならではの時を刻む音も心地よく作業効率が上がるような気もします。

Nikon D2H + Ai Nikkor 24mm F2.8S


モノクロの星空 ふたご座流星群

2010年12月18日 | インポート
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ふたご座流星群。この流れ星は、下の記事の長いオリオン座に突き刺さる流れ星と同じです。カメラが水平ではないために流れる方向が違って見えます。下の明るい星はシリウス。

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オリオン座
星が多すぎてどれがどれだかわからなくなりますね。この付近は星の密度が高いところ。ガス雲も多く、リバーサルフィルムで撮影するとその分布がよくわかります。モノクロフィルムでも馬頭星雲のあたりは恒星の光によく照らされてわずかに写っています。場所は下を参照。

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オリオン座のα星はベテルギウス、β星はリゲル。M42にオリオン大星雲。馬頭星雲はζ星にくっつくようにあります。

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ここはどこかな~。天の川を一部なので星が多いです。これら無数の恒星の大半に惑星が存在すると言われています。もしかしたら地球と同じような惑星があるかもしれませんね。

Nikon New FM2/T + Ai Nikkor 50mm F1.2S (TMY +1増感)



ふたご座流星群 (デジタル撮影分)

2010年12月16日 | インポート
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オリオン座を突き刺すような流れ星です。いつも流れ星を撮るときは、空のある一点にカメラを固定して撮っています。ふたご座の時はこのオリオン座付近をいつも。ただし、私のデジタルカメラの画角だとフィルムよりも狭いので流れ星がフレーム内に収まる可能性が低くなります。。。

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オリオン座。右下に小さく流れ星が写っています。こちらは赤道儀で手動追尾した写真。でもISO200で時間は約1分30秒。フィルムでは時間が経つにつれて感度が低下する特性(相反則不規)があるのでこの感度と短い時間ではこれだけ写ってくれませんが、デジタルだとこのように写ります。最近のデジタルカメラはノイズもわずかで高感度ですし、より天体写真を撮りやすくなったと言えるでしょう。私のは高感度でノイズが酷いのも不人気の原因のひとつのD2H。

Nikon D2H + Ai AF Nikkor 50mm F1.4D




ふたご座流星群 速報 2010年12月15日未明

2010年12月15日 | インポート
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ばら星雲(NGC・・・)の上を通過する流れ星
今年はいい条件で眺めることができました。午前0時を過ぎて月明かりも消えて、それからは星の降る夜。1時間半ぐらい観察して約50ほど眺めることができました。明るい流れ星も多かったです。

Nikon D2H + Ai AF Nikkor 50mm F1.4D




冬山登山の事故防止について

2010年12月14日 | インポート
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文部科学省より冬山登山の事故防止について通達が出ています。

登山計画書や信頼できるリーダーを中心として、
事故に対応できるパーティ・・・という。。いつも書かれていますね。

http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t20011112002/img/t20011112002_y0000001.pdf




冬到来

2010年12月13日 | インポート
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寒波が来た翌日の韓国岳にて。かなり氷が成長したようでした。雪は1合目の木々の下はうっすらと。

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韓国岳以外の山々には氷が見られないですが、新燃岳の白煙がより鮮やかなに見えます。
この日の翌々日にある登山教室のサポートで高千穂峰へ。大きな高千穂峰を眺めていると登れるんだろうか??なんて気になりますね。再びいい天気に恵まれて気持ちのいい山登りになりました。何よりも13人の大パーティ。楽しいですね。

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日差しは柔らかくて風もほどほど。この時期から韓国岳山頂は北西の風が猛烈でゆっくりできないのですが、この日はのんびりすることができました。

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この日はコンパスと地図のスキルアップ。現在位置の測定と地形。

フィルムに現像後の水切りで使うスポンジによる傷が目立ってきました。スポンジが硬化してフィルムに傷を入れてしまうようです。。スポンジ替えなきゃ。

Nikon New FM2 + Ai Nikkor 35mm F2S (TMY)


晩秋の甑岳へ(甑岳の火口)

2010年12月11日 | インポート
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火口の入り口にある赤松。火口に入るゲートのような印象です。

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ススキは全部穂が開いていました。

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火口中心。最近は乾燥しているせいか、池の水もほとんどなくなっています。

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もうすぐ、氷に覆われることもあるんでしょうね。

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ススキの海

Nikon F5 + Ai Nikkor 24mm F2.8S (NEOPAN ACROS)




冬の川

2010年12月09日 | インポート
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夜間縦走訓練が終わってから川へ寄り道して帰ります。
冷たさと静けさもあってか水の勢いがよりすさまじく感じます。よく写真を撮る場所。


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岩に座ってカメラをしっかり構えます。シャッタースピード1/4秒。とても遅い。

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Nikon New FM2/T + Ai Nikkor 35mm F2S (TMY)

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過酷な環境でも確実に動作するのは機械式シャッターの強み。軽くて小さくて堅牢なFM2がよく似合います。

Nikon D2H + Ai AF Nikkor 28mm F2S