パルセータ(新(右)、旧(左))
うちの家電製品はほとんど10~15年。買い替えが近いですが、まず洗濯機がダメになりました。モーターは回っているが、洗濯されていない。忙しさもあって、原因を探ることなくほっといていました。1台中古をもらっていたのですが、小さくて不便、手洗いも最初はいいのですが、だんだん疲れてきます。それでもう半年。。。ちょっと見てみるか~とバラしてみると、原因は簡単。パルセータと呼ばれる羽根の歯車がすっかり磨耗していました。これさえ交換すればまたしばらく使えます。
取り寄せた新しいパルセータ。歯車がしっかりしていますね。
以前使っていたパルセータ。すっかり磨耗しています。
以前のパルセータは歯車が樹脂製だったのですが、新しいのは金属製になっていました。磨耗が多く、修理も増えたのでしょう。改良されていました。
先月のえびの高原で発生した行方不明者捜索についてえびの警察署長より内閣府NPO法人南九州山岳救助隊が表彰を受けました。行動隊長をはじめ霧島山岳会からも山岳救助隊へ数名参加しております。当日は、行動隊長が先に捜索活動に入り、25日に霧島山岳会の登山パーティが遭難者と接触していることからその情報の伝達と午後から夜間捜索に向けて準備し、目撃現場まで捜索隊を案内しているところで無事発見の報告が入りました。情報や即応体制の大切さを実感した、またあまり遭難が起き難いのではと思われる場所でも起きていることから些細なことも注視しなければならないと実感しました。今後も訓練を重ね、安全な登山、また何か起きた場合の即応・行動する力を蓄えたいと思います。
宮崎日日新聞(捜索協力者に感謝状 えびの署)
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=41626&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13
読売新聞(遭難者捜索に協力した男性と3団体に感謝状)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20111026-OYT8T00970.htm
MRT宮崎放送(遭難者発見に貢献 男性らに感謝状 動画)
http://mrt.jp/localnews/
最近問い合わせが多いので、書いておきます。
ホームページに入会についての記載がありませんが、随時会員を募集しております。霧島山岳会は山を楽しむだけでなく、社会教育活動や地域の活動、自然保護活動を行ったり、登山技術を自らが勉強し、継承して安全な登山を周りに伝えていくことを目標にしております。特にこのような活動を手伝って下さる方に参加していただきたいと思っております。スキルアップのための講習会を行っていきますので、初心者でも大丈夫です。登山はいろんな楽しみ方があるので、挑戦する気持ちを持っていてください。もし、趣旨を理解してくださり、積極的に活動していく意思をお持ちの方は、霧島山岳会のホームページにある連絡先にメールをくださいませ。左のメール送信をクリックしていただいても結構です。
鬼岳山頂より。手前の岩稜は鬼岳北峰のじゃんけんリッジ。岩がチョキをしてるのがわかります。
西岩稜は2度目の登頂でしたが、前回はすべてフォロー。それでもありえない高難度で長距離で、、、精神力も体力も枯渇しましたが、今回はつるべ方式でペアと交互にリードとフォローが入れ替わります。H川-南竹ペアは10時前に出発、10ピッチ、283メートルを登りきり14時前に山頂に到着しました。約4時間。予想よりも早く、最高の青空が迎えてくれました。久しぶりにがっつりした山登りをやった充実感が今も続いています。身体のあちこちが痛いですけどね。。今月は8回もクライミングやっているのに、ここにくると全身筋肉痛。どんだけすごい山か改めてわかります。
詳しいレポートはまた。
霧島山岳会では第1回定例登山で読図・コンパス実習をテーマとしました。山岳会の構成員がほとんど登山について勉強したことがない、経験も浅いことから山岳会が責任持って会員に講習・訓練を行っていくことにしました。
まずはコンパスや方位角の感覚に慣れてもらうために、コンパスを使ったナビゲーションを体験します。任意の方位角で直進し、決まった歩数進み、変身点に到達。そこで90度変針して進む・・・を3回行うと、きれいな正方形のルートで出発点に戻ってくるはずです。方位角の感覚はついたかな!?
次にクロスベアリング法を使って、測位。一応教科書通り、磁北線の引き方から。全員、だいたい現在位置を測ることができました。読図についてはさらっと説明しただけなので、登山計画の時にしっかりやろうと思います。