長いこと設計、計算、工作をやってないと忘れていってしまう。。。これは2010年に設計し、回路図を描き、実際に作った真空管アンプの回路。これ以来作っていないが、このアンプがあまりに出来がよかったために次はどうする??と思ってました。この夏は、モノラルアンプを2台作ってみます。真空管は出力段に手持ちでもっとも多い6AQ5。この回路は6V6GTですが、特性が同じなので、このままの回路でも使えます。でも計算をしないと思い出さないので、計算からやり直し。初段は6CM4(EC86)(高周波用増幅管 1960年代にTVチューナーに使われていたと思われる。オーディオの低周波の初段管としても使用可能。)を使います。内部抵抗がとても小さい真空管でオーディオアンプの初段に適していると思われます。モノラルアンプにすると、ステレオアンプに比べてチャンネル間の混信が物理的になくなるので、左右の音の広がり(音場)の特性がよくなるでしょう。それと電源回路の設計も楽になります。このアンプではパイ(Π)フィルターを途中から左右独立としてチャンネルセパレーションの改善としている。出力段はやはり三極管接続。自分の手持ちのスピーカーはバックロードホーン等の高効率スピーカーなので、アンプのパワーは必要ありません。1Wなくても十分。しっかりとした低音も出せます。あ、ヘッドフォンアンプも作ってみたいかも。
カブトクラゲ
いつもこのクラゲの写真をばっちり撮ろうと思っているが、なかなか。。。よく行く佐多のダイビングポイントには相当な数のカブトクラゲが住んでいます。体内に光る器官(櫛板(くしいた))を持ち、イルミネーションのように様々な光できらきらと光っている美しいクラゲ。以前は借り物デジカメで撮ろうとしたが、ピントが合わない。。自分のニコノスを持っていけばよかったが、たぶん、35mmのレンズは小さく写るでしょう。透明な容器に入れて観察してみるときれいでしょうね。幻想的で見てくれと言わんばかりにきらきらしてますが、カブトクラゲが光る意味はなんだろうか??
※触らないように観察を。とてもデリケートな生き物です。
天の川(いて座付近)
今日の夜は晴れそうな感じですが、雨上がりで星の観察には向かないかな??星を観察する趣味は小学4年生から。Canon FTb+FD50mmF1.4で星野写真を撮ってました。今もその時の機材を改良しながらこの写真のようなリバーサルフィルムで手動ガイドによる星野写真を続けています。赤道儀の極軸望遠鏡は1996年までの指標しかありませんが、勘で極軸を導入しています。北極星は地球の回転軸上からわずかにずれており、望遠鏡の回転軸を北極星に合わせても長時間露光する撮影をすると、影響が出ます。勘で極軸を導入しても50mmレンズで15分程度の露光では影響なし。数年前までは天文年間からちゃんと計算して極軸の位置を求めてましたが、めんどくさい。。。これは年々ずれていくので、今の時点で”北極星”と呼ばれている星が、本来の意味の”北極星”でなくなる日が来ます。小学生のころ(1980年代)は1996年なんてずっと先のことと思っていたのですが。。。
最新のフジフイルムのNEOPAN ACROS等モノクロフィルムが特に性能がよく、フィルム特有の露光時間に比例して感度が低下する性質が従来のフィルムよりも少なく星を撮るのに適しています。てことで今年の夏はNEOPAN ACROSを数本用意して、8月中旬から星を撮るつもり。7月の星空は湿度が高く、あまりいい夜空に恵まれません。写真の天の川は5月に撮影したもの。夏の星座は春のスッキリした夜空でしかも夜半過ぎに眺めるのがベストですね。