4日間の山の旅を記録するのに、今回は、Nikon F3Pを用いた。1980年に発売されたF3のマイナーチェンジ版。"P"は報道(プレス)で、報道関係者向けに販売されたモデル。通常のF3よりも防滴・防湿性能はいいので、登山に適しているカメラ。昔のマニュアルカメラはそう電池が切れることはないので、予備電池を必要としないのもいい。
レンズは、NIKKOR-H Auto 50mm f2改 NIKKOR-H Auto 50mm f2とNIKKOR-H・C Auto 50mm f2の2本のガラクタのレンズをばらし、1本にして、さらに露出計が連動するように改造したオリジナルのレンズ。50mmといえばf1.4だが、f2のほうが小さくて軽いので、取り回しがいい。1960年代のレンズ。