市房山の頂上付近。標高1600ぐらい。地面は緑に覆われています。木の間隔は広く、明るいところ。
ドウダンツツジの花が倒木の上に落ちていました。
標高1500ぐらいかな。このあたりは、ヒメシャラの森。途中、雨が降り出してレインウェアとザックカバー。久しぶりに使いました。
ヒメシャラ。表面はツルツルしています。
今回は、このような新緑がよく目立っていました。写真もいっぱい撮っています。
先のほうはまだやわらかそうな感じがします。
4合目の市房神社まで戻ってきました。神社に上がる階段近くにあるもみじ。秋はどんな感じだったかな??と思い出そうとしましたが、よく覚えていません。。。秋にまた来ましょう。
4合目から下は、大木の森。上ばかり見てしまいますが、下にもいろいろ。
歩いている途中はずっと水の音がしています。
帰ってきました。出発してから約8時間。長い長い山登りでした。写真は、モノクロフィルム担当だったFM2。外装はチタンを用いていて、軽く、しかも小さいのでとても重宝しています。
出発地点のキャンプ場から市房神社までは深い森の中。出発するとすぐ川の流れる音がしてきます。渡渉は1回。以前はボロボロの丸太が並べてあるだけの橋でしたが、今は橋が作られて、安全に渡れるように。
八丁坂。市房神社への参道。です。巨木と巨石の道。これだけ大きいものに囲まれていると、巨大な閉ざされた空間にいるような感じがします。
コケ。手触りがいいので、触ってしまいます。石や朽ちた木の表面を保護してくれてるような。。
ギンリョウソウ。
市房山。ちょうど梅雨前で緑が美しいのでカラーフィルムで撮ってみようと思いました。8回目の市房山登山で初めて。最近はコントラストが高く、発色が濃いベルビアを使っていますが、感度が低く(ISO50 実質もっと低いかも。)森の中で手持ちで撮るのは困難であるためプロビア100F(RDPⅢ)を使っています。このまま頂上までこれ1本で撮って帰りはベルビア1本でという計画。全72コマ。満足できる写真が撮れるか。。。
Nikon F5 + Ai Nikkor 50mm F1.4D (RDPⅢ)
真空管アンプ
この写真を撮っているレンズ(Ai Nikkor 105mm F2.5S)は最短1mまで寄れます。マクロレンズのようにシャープでコントラストの強い絵が得られます。
アジサイ
ちょっと濃いネガになってしまいました。現像液の液温を通常20℃にするところ、27℃で現像しています。液温が高いとコントラストが強くなる傾向にあります。実は、面倒な冷やす過程を省いて、ただ成り行きの液温で現像しただけ。。。アジサイの白が飛んでますね。フィルムメーカーも27℃は推奨していません。。
バックが大きくぼけますね。F2.5の開放値はなかなか絶妙なところで、これ以上明るいとピントが厳しくなりますし、暗いとバックがぼけてくれません。
参考に
ニッコール千夜一夜物語 第五夜 AI Nikkor 105mm F2.5
ガクアジサイ。まだ完成されてない状態かも!?
左に今から造られる花があります。やっぱり、花火ですね。
こちらはアジサイ。全然違いますね。高隈山に自生するアジサイを見てみると、ガクアジサイがほとんどです。これは、植えられてるアジサイ。
新緑もまぶしい。電柱も入っちゃいました。。。
Nikon F3 + Ai Nikkor 105mm F2.5S (TMX) 大隅湖
Nikon F2 + Ai Nikkor 105mm F2.5S
今回は、レンズが105mm。望遠レンズですが、思いっきり寄って写真を撮ってみました。このレンズ、星雲・星団などの星の写真を撮るために使っていますが遥か遠い星だけでなく、こうして寄ってみてもいいですね。1mまで寄れます。上の写真はすべて絞り開放で。ボケボケがきれい。レンズフードはレンズの本体に出し入れするように付属されていますが、使い勝手が悪い(出たり、引っ込んだりする。)ので先端に別のフードを付けています。
アジサイ。いつのまにかいっぱい咲いていますね。散歩のついでに見てこようと思ったのですが、雨。。。でも雨のアジサイが一番きれいです。写真は以前撮ったもの。
今週は、出張続きで疲れていました。。。今日は休息の日。音楽が一番。こういうときは豊かな(豊潤な)音のアナログが一番です。生々しくて、空間も広くて。パチパチ音もいい。それと真空管のオレンジ色の灯り。
川で見つけたもの。
水がとてもきれいな川。底が見えています。底は平たい岩と粒子が細かくて白い川砂。カジカのひゅるひゅる~って泣き声が聴こえています。和歌に出てくる『かはづ』はカジカのこと。昔から日本人の身近な存在でこの声を同じように美しいと感じていたのでしょうね。今ではカジカが住める清流は僅か。うちの裏の小川ではホタルも見れました。