韓国岳へ登ったのは、2月下旬のの縦走以来。今年の登山はすでに23回もしてますが、霧島は6回のみ。3ヶ月で随分と色が変わっていました。といってもモノクロだからわからないね。。。変わったといえば、新燃岳の噴気がほとんど山頂を越えなくなったこと。写真でも噴気が見えませんね。
韓国岳から獅子戸岳へ。この日はとても天気がよく、韓国岳を降りてるときに振り返った青空はとても深い青でした。
ミヤマキリシマ。高いところはあともう少しですが、ほぼ満開です。写真は、去年の。今回は、カメラ2台持っていき、片方にカラーフィルム、片方にモノクロ。ミヤマキリシマはほとんどカラーフィルムで撮りました。現像からあがってきてから紹介したいと思います。モノクロは、FM2と広角24ミリ。
最近、いろいろ考えてました。天体写真は、フィルムよりもデジタルが有利。フィルムには相反則不軌という特性があって、長時間露出すると、感度が急速に低下していきます。天体写真はどうでしても長時間露出する必要があるためにこの特性は大問題。さらに自分は星を追っかけるのに手動でやってるために集中力が続く短い時間で済ませたいって思いがありました。ファインダーを覗き、ファインダーの中心に星が来るようにハンドルをゆっくり動かしていく、、しかも真冬となれば集中できる時間はせいぜい10分弱で。。。デジタルは感度を高く露出時間を長くすると、ノイズを拾いますが、以前よりもかなりマシになってきました。てことで、天体写真のメインはデジカメか?なんて思っていて。ただ、天体写真はそんなに多く撮ることもないので、もしデジタルを持ったとしたら、普段でも撮るでしょう。でも今最も高性能なデジタルの画像を見せられても、ピンとこないんです。きれいはきれい。でも・・・あまり感動がない。。。フィルムの写真を見せられると、感動します。心を動かされます。要は性能云々ではなくて、好みの問題なんですね。自分はフィルムが好きってことでやはりフィルムをという結論になりました。
写真は、霧島。もちろんフィルム。
はくちょう座
リバーサルフィルム コダックE200で。
Nikon New FM2/T
先日、あるイベントの会場で若いお母さんが赤ちゃんをFM2で撮っていました。フィルムでマニュアル、機械式。最近珍しい。でも赤ちゃんが大人になったときに、CDなどの電子媒体が残っているよりもフィルムが原画として残っているといいなって思いながら見ていました。フィルムには、失敗写真も残ります。何気ないスナップを失敗と思っていたのが、数年経つと失敗でなくなってくることがよくあります。また、リバーサルフィルムの場合、ビューアーの光でルーペでフィルムを覗くと、その場にいるような錯覚を感じるほどリアルです。自分がリバーサルフィルムを使い始めたのは約10年前からですが、その当初のフィルムを眺めていてみても強烈にそのときの様子が思い出されます。やっぱり自分にはフィルムだな~って思ったこのごろでした。
夕方、夕日を山頂で見るためによく夕焼け登山をします。夏は、暑さを避けるため。ナイトハイキングができる装備になるので、ザックが重くなるのが難点。。でもほとんど、明るいうちに降りてきます。
夕方の高隈山・鳴之尾牧場を出発します。
斜面を横切るような道を歩いていき、沢を渡り、白滝(しらたき)に到着。ここも大きな壁。広角(24ミリ)のレンズなのですが、入りません。。。
白滝の下流にはいくつか小さな滝があります。水の量も豊富で、この沢から遠く離れていても水の流れる音がしています。
露出時間は10秒。とても暗いので。カメラを岩の上において、セルフタイマー。
日の入り時間にはまだですが、森の中は光が届かないのでとても暗い。。こういうところは慎重に。
鳴之尾牧場に戻ってきました。
不思議そうな表情で自分達を見ていた子牛さん。どっから来た??という感じかな。
Nikon F5 + Ai Nikkor 24mm F2.8S (TMX)
ファインダーで覗いて、どうすれば色が想像できる花が撮れるのか??とても悩みます。このときにカラーフィルムがあればって一瞬思うのですが、モノクロの仕上がりを見ると、モノクロでよったって思います。カラーは、見た目の印象がすべてです。。モノクロは、いかようにも想像してみてください。
高隈山のツツジ。今、横岳に向かう登山道や林道で満開になっています。頭上に咲いてトンネルみたいなところも。
Nikon F5 + Ai Nikkor 24mm F2.8S (TMX)
このときのカメラはF2。露出が勘なのですが、この日の勘はアンダー気味の数値を出していたようです。でもこういう雰囲気もいいと思いません??
Nikon F2 + Ai Nikkor 24mm F2.8S (TMX)
注文していたスピーカーユニットが届きました。ユニットは、FOSTEX FE83E 8cmフルレンジスピーカー。ほんとに小さい小さいユニットです。これで低音がまともに出るのか?と不安になってくるぐらい。でも学生時代、FE87という同じく8cmのユニットでスピーカーを作って音楽を聴いていた時期があり、箱次第でメインスピーカーとしても十分ということがわかっています。ケーブルはベルデン8740。これ、あんまり素性がわからないまま注文したのですが、すごくいい!! 高音は伸びるし、低音はかっちり。音場も広く感じます。ケーブルなんて、たかがケーブル、されどケーブルという世界。何がいいか?と言っても値段では決められるものではなく、バランスや相性の問題です。でも素材や構造で音が変わるというのは不思議ですね。自分はケーブルが目立つのは嫌いなので、単価が安いものの中から探します。
自分のパワーアンプに接続して試聴してみます。音が出始めて、まず思うのが、広い! 左右・上・奥行き方向に音が広がります。点音源に近づけば近づくほどそんな感じになります。小型のスピーカーならでは。さすがに低音はほどほど。ボリュームを上げると、俄然元気で出てきて豊かな量感で低音が飛び出してきます。なんで??試しに聴いたところだと、バイオリン・ボーカル・ピアノは絶品。
試聴して問題がなかったので、サランネットを取り付けます。市販のスピーカーでは取り外しが容易になっていますが、まず外すこともないし、スピーカーユニットを交換するなんて10年以上先の話になるので、釘で固定します。ただし、浅い釘だし、サランネットとスピーカー本体の間には隙間ができるように作っていますからそこにドライバーでも差し込めば外せます。外観上、ここの釘は目立つので頭が小さくて色がいい(ネットのワインレッドと合わせやすい)真ちゅうの釘(金色)を使うことにしました。
自分が作るスピーカーの大半がこのようなトールボーイ形といって、背が高い感じのになります。理由は、スペースに無駄が無いこと。背が低いのを作るとどうしてもスタンドが必要になってきます。今回は、嫁ぎ先が大きな液晶テレビのサイドにこのスピーカーを配置するので、それに合わせる意味もありました。テレビの面積に対してスピーカーの面積は小さいほうがいいです。特に幅は狭くしたほうがいい。なるべく目立たないように。最近市販されてるスピーカーもこのトールボーイが多いですね。低音の量感を稼ぐためにウーファーを縦に2個並列にしたり(バーチカルツイン)、工夫してるものも。ただし、欠点もあって、ある周波数でピークができてしまったりフラットな周波数特性にならない可能性もあります。ある方向だけが長いとこうなります。ただ、聴いた感じで問題なければよしとしています。思いついたのが、このユニットを縦に4つ並べてみようかな~と。箱の容量も足りますから、もし今後作ることがあったら試してみましょう。
ラジオって自作できますか??という質問を頂いて始まったラジオの製作。答えは、ラジオの自作はできます。中学校で習うで物理の知識ぐらいで仕組みも十分理解できます。
オーディオアンプをいくつか作ってきましたが、ラジオもほとんど変わりがありません。ラジオ≒アンプと言ってもいいぐらい。というのもラジオにもアンプが入っていますから。要は、アンプに電波を捕らえるための回路を追加すればいいのです。
この回路は、『再生ラジオ』と言われる回路で、戦後、スーパーヘテロダイン方式と呼ばれる高性能な回路が開発される前に用いられていた回路です。ちなみに今の時代のラジオもスーパーヘテロダインと原理は同じと言えます。すごく完成された回路なのですね。で、この再生ラジオは、一番左の丸い記号(検波用真空管)に受信した信号の一部をフィードバックさせて再度増幅させて感度を得ようというもの。そして、真ん中と、右の丸い記号の真空管で音声の信号を増幅してスピーカーを動かします。
真ん中と、右の真空管の回路はアンプなんです。左の真空管の回路が電波を捕らえる回路。アンテナや同調コイルや検波用真空管。
どうもオーディオアンプに慣れていると、このアンプの回路は、電圧増幅+電力増幅の2段構成にしたがります。。。たぶん、真ん中の真空管の回路を省いても鳴るはず? 電源部は描いていませんが、電源部の整流用真空管1本を含めて4本の真空管を使用します。(並四ラジオと言う。並なラジオです!)
問題は、アンテナどうするか??
ま、あとから考えましょう。とりあえずもうちょっとシンプルにしてみましょう。
通常の中波帯(AM)ラジオにしてもいいし、短波帯にして、国際放送を聴いてみるのもいいかもしれませんね。最近は少なくなりましたが、世界各国から日本向けに日本語で放送している放送局もあります。
こどもの日の霧島。こういうときは、夕焼け登山に限ります。渋滞もないですし、昼間は結構強いにわか雨もあったみたいですし。夕方、大地が冷えてくると、降りません。
甑岳は雲の中に入ったり、出たり。幻想的な景色を見ることができました。
絞りいっぱいにして、太陽を小さくしてみると光が散乱します。
最近、ローアングルの写真が多いのですが、セルフタイマーで撮っています。セットして、シャッター押して食虫植物(モウセンゴケ)を眺めてる自分が写ってしまいました。
そろそろ、下山するとき。
えびの高原へ戻ると、いい天気。満月に近い月で明るい夜です。
Nikon F2 + Ai Nikkor 24mm F2.8S (TMY , TMX)