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山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

ポラロイド

2012年09月16日 | インポート
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最近、富士フイルムのチェキがよく売れているらしい。インスタントカメラ。インスタント写真を通称”ポラロイド”と言ったりしますね。ポラロイドはメーカー名です。自分もポラ写真とかポラロイドと言っています。すぐに紙で写真が出てくるのはおもしろい。その場でみんなで見たり、コメントを書いたり、楽しさが広がるカメラですね。

自分はチェキは持ってませんが、中判カメラにポラロイドバックを取り付けることでインスタント写真を撮ることができます。久しぶりにやってみました。カメラはMAMIYA M645 super。 フィルムはピールアルパートタイプ・フィルム(8.5×10.8cm)。10枚パックになっており、ポラロイドバックに10枚パックを挿入して使います。撮影後フィルムをポラロイドバックから引き抜いた時点から現像が始まり、約90秒で写真が出来上がり。中判の6×9を使うと、フィルムの画面いっぱいなのですが、645では60%ぐらい。余黒が多く出ますが、白のマジックでコメントを入れられます。中判カメラ+ポラロイドバックを使うとチェキよりも大きい画面になるのが利点ですが、チェキも名詞サイズという、つまり名詞ホルダーに保存できる優れた特徴がありますね。

仕上がりはフィルム特有の色合いというか、デジタルカメラのの繊細で鮮やかな表現に比べると線が太く、眠たい感じですが、それが心地よく感じるのでしょうね。記録的ではなくて芸術的です。

今や写真のほとんどはデジタル。ネガフィルムもDPE店ではデジタルでスキャンしてプリンタで打ち出すという手法。光学的な焼付けによる美しいプリントはモノクロを自分やプロラボで焼き付けるかポジフィルムのダイレクトプリントをする人しか見られないので、ポラロイドは唯一デジタルを介さない光学的な写真を見ているのかもしれませんね。



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