山のお天気講座・セルフレスキュー3日目(全4日)
天気は地上天気図のパターンによる天気の傾向を知る。気象遭難の判例でも、とある気圧配置の時に起こりうる現象の予見可能性についての記述もあり、引率者やガイドとしては必須の知識であると言えます。最終日には、天気図と登山計画書から、天気図から読み取れる現象はどんなものがあるのか?登山ができるのか(催行基準を含む。)?登山するとしたら、どんなことに注意すべきか?パーティの装備は?途中で計画変更するとしたら?という課題を考えてもらいます。
セルフレスキューは、三角巾を用いた救急法等。一度講習を受けても忘れがちなものを。普段使うことはほとんどないですが、知っていれば手順や形はどうであれ、それぞれの考え方で安全な処置がその場でできることかと思います。
最終日は、いかに、自分たちが自然を破壊せずに自然体験活動を持続していけるか。いわゆるSDGsの取り組みについても考えましょう。