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山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

アンプ 真空管の検討

2013年02月18日 | インポート
Dsc_0438
6AS7G(写真は、高信頼管タイプの6520) NEC製

出力管候補の真空管。

"TWIN TRIODE"=双三極管ということで、ひとつの真空管の中に2組の増幅部が入っているために、これ1本でステレオアンプの出力管とすることもできます。

でも、チャンネルセパレーションを重んじるオーディオアンプでは当然そういう使い方は嫌いますが。。。2組のユニットを使って、プッシュプルで使うか、それとも片方だけでシングルアンプとするか。テレビの音声用として、初段管に12AU7、出力管にこの真空管として、わずか2本でステレオアンプを設計したことがありますが、実際に製作していません。

もともとレギュレーション管といって定電圧電源装置の電圧制御用の真空管ですが、オーディオアンプにも適しています。この形状の真空管は形もいいですし。




Dsc_0440
初段管に用いるつもりのEC86(6CM4) hp製
UHF帯高周波増幅用の真空管(三極管)。増幅率が大きい、内部抵抗が小さい特徴の真空管。

増幅率や内部抵抗。出力や周波数特性にいろいろ影響するのですが、実際には作ってみなければわかりません。また、物理的な特性のよさと感覚的な音の心地よさは違うようです。




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