5月23日、湯布院の朝は金鱗湖からの散歩でスタート。
朝の冷気と水に温かさからでしょうか、湖面に湯気(霧が立ち上るとまで行きません)が出ています。
立ち上る温泉の湯煙もたまりません。
おじさんたち3人で散歩していたんですが、たまたま旅行中の方との挨拶から会話が.....。
お聞きすれば、なんと帯広の方だと言うではありませんか!
Sさんとおっしゃって、帯広H高校で退職したという方でした。
さらに、おじさんと共通した方を知っていたりで、名刺交換。
ついでに記念写真も。
昨日の、赤川さんとの出会いや、この日の朝での出会い、湯布院は人と人との縁結びの場なのかな......。
今日は、3日間で一番距離は短く、およそ50KMです。
が、そのコースのほとんどが上りばかり。
地獄の1日となるのか、はたまた.....。
出発前の記念に。
昨日の100KMを終えた顔ではありません。
皆さん、爽やか、やる気満々!
おっと、お世話になった宿舎にも敬意を払って、もう1枚!
今日のコースの厳しさは、スタート直後からの上りからも分かります。
ウォーミングアップもあったものではありません。
坂また坂の連続。
つらい坂が続くほど、周りの風景がどんどん下になって行くのです。
この景色がまた、たまりません!
おじさんたちは、水分峠に向かってゆるい坂道を進んでいます。
ゆるい坂道はチョットだけ。
次には5%以上の坂が待っています。
先導車を引き連れて、先頭のOさんが来ました。
後続の人たち。
おじさんは写らないので、HIROSEバイクが代理で。
この風景、十勝ではなかなか味わえないものです。
上ってきていることが実感できます。
出発して40数分でもうこんな坂道。
この先どんな坂道が待っているのか.....。
バラけてきた集団をまとめるために休憩。
本当にきつい坂道。
道路向かいからは、高さに応じた風景が眼下にあります。
ここで隊列をそろえて、小田の池園地駐車場でトイレタイム。
ここから飯田高原まで、あと7KM。
まだ続く坂道。
次の休憩は、朝日台レストハウス。
きつい坂なので、皆さん坂の地平線から、日の出のように上ってきます!
ここは、標高920M。
後ろには、くじゅう連山かも......。
朝日台レストハウスからはほぼ下りで、飯田高原まできました。
下りながら、左前方には九重連山がおじさんたちを迎えてくれました。
硫黄山(川湯にもありますが)の噴煙をバックに。
この横にあるレストラン(飯田高原農物産直売所内)で昼食を取りました。
当初は、上の写真の中の道を行く予定でいましたが、ちょっと寄り道をすることになりました。
深い渓谷の中につり橋があるという、九重‘夢’大吊橋です。
橋から見える、二本の滝!
左が雌の滝、右奥が雄の滝だそうです。
渓谷の最深部は173Mということです。
これが日本一という売りなのです。
吊橋をバックに1枚。
お一人いません。
福岡S さんは、飯田高原から先の坂道のため、寄り道しないで黙々とペダルを回しています。
九州横断ツーリング最大の難所が、ここからほぼ10KM続きます。
平均勾配5.2%。
100mちょっとですが15%という激坂も用意されています。
途中、長者原ビジターセンターで小休止。
この先のまだまだ、まってる坂道。
それとともに見える景色は、ブラボー!
ジーゼルエンジンで上ってくる、御年80歳Tさん。
とても80歳には見えません!
そう、この被写体は皆さん、後期高齢者(には見えません!)。
間違っていたら御免なさい。
おじさんこの歳で、こんなに走れるべか......。
地獄の上りもやっと終わり。
牧の戸峠にたどり着きました!
やりましたね!
ここまでくれば苦しみも喜びに....。
あとは九十九折りの坂道を一気に下るだけ。
安全に気をつけて.....。
降りてきた九十九道。
このお山の上から、シビレマシタ!
皆さんの下山を待って、そろってから今日の宿泊地三愛高原ホテルへ向かいました。
ホテル前のシャクナゲの花。
疲れを癒してくれます。
ここの露天ぶろは、敷地内を歩いていきます。
(これは、窓を通して撮りました)
この前方には、阿蘇連山がモヤの中にありました。
一日中坂上りでしたが、天気はお日様を遮ってくれたおかげで、汗もいっぱいかくことはありませんでした。
きょうは会席料理。
たっぷり豪華ですが.....。
疲れた体で、食欲も進まない人も.......。
ホテルのラウンジからは、見事な夕日が見えました!
一日に感謝!
九州横断ツーリングも明日が最終日。
全員元気で、無事ゴールできますように......。