たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(十勝が丘展望台から日高山脈眺望12/2)

センチュリーラン深川  出会い

2012年06月19日 | 自転車

6月17日に開催された、2012センチュリーラン深川大会に参加のため、前日移動でお宿に着きました。

この旅館を利用して、3年目。

少し常連になったような気分で玄関を入っていくと......。

 

先客がいました。

その青年さん、おじさんの持っているTシャツとおなじではありませんか!

2011美ラ島センチュリーライド(沖縄)の時のTシャツです。

 

すっかり旧友気分です!

夕食場所でゆっくりと、と思ったのですがそのお店、夜は食事を出していなくて会えずじまい。

 

旅館に戻って仕切り直しで、部屋でいろいろ情報交換。

 

その青年さん、朝に東京を発ち、新札幌から自転車を組み、そこを出発をして深川に入ったということでした。

 

はじめは、おじさんと同じく明日の大会に出るのかと思っていましたが、違いました。

 

飛行機、電車、自転車を乗り継いで、駅の切符収集のマニアさんでした。

この時期は、北海道が気候的には良いので来るとのことでした。

今回も1泊2日で、新札幌ー深川ー沼田ー増毛の200kmを自転車で移動し、電車を乗り継いで旭川空港から東京に戻るのだそうです。

 

ウェーッ!こんなような自転車活用があるんだ!!

おじさん、この青年さんに魅せられてしまいました!

おじさんが同じことしてたら、一石三鳥だ。

自転車でしょ。

乗り物でしょ。

切符収集でしょ......。

 

今日は、どういうことになってるのか訊いたら、ポシェットから出してくれたのがこれ。

深川駅まで、10の駅を訪問してきたとのこと。(駅名の入った入場券)

 

このようなことを思い立って、3年目。

すべての都道府県を訪れたと言ってました。

ま~あ、なんとハードでスーパーな趣味のことか......。

 

待てよ、47都道府県には沖縄もありますよ!

沖縄には鉄道なんか走ってましたか?

 

ハイ、那覇空港から那覇市にはモノレールが走っています!

これには参った!!

 

そして携帯の中にあるデーターを見せてくれました。

ピンボケでよく撮れていませんが、おじさんは見えました。

順に読んでみました。

 

札幌、青森、盛岡、仙台、.......。

アッ、そこらで分かりました!

この駅、47都道府県の県庁所在地でないの?

 

当たり!でした。

 

3年間ですよ。

3年間で47都道府県すべての駅。

のみならず、今日も然りのあっちこっちの駅。

 

一体どのくらいの駅を訪れたのか、訊くのを忘れていました。

 

十勝の駅もいくつか訪れていました。

 

おじさんの町の札内駅や幕別駅はあったかな......。

 

こんな人とこんなことで話せるなら、時間はなんぼあっても尽きません。

おじさんも明日の大会があるので、1時間ほどといいながら、2時間半の11時まで話し込んでいました。

 

次の日17日、早朝6時この青年さんは旅館を出発しました。

おじさん踏ん張って、見送りをしました。

東京Aさん、気をつけて!

雨が降るまでにどこまで行けるかな......。

 

十勝に来たら、寄って行ってください!

 

いい出会いをありがとう........!

 

 


センチュリーラン深川  寄り道編

2012年06月19日 | 自転車

6月17日に開催された、2012センチュリーラン深川大会に参加のため、移動の寄り道小旅行をしてきました。

 

6月16日、ナブさんの家を出てT字路を右折してすぐ見えてくる風景。

 

十勝岳連山。

 

その左側奥には、雲に覆われた旭岳連山が見えます。

 

ケンとメリーの木。

この道は、美瑛センチュリーライド(今年は9月22~23日)2日目の100km、最後の長くきつい上りのてっぺんにもなっています。

この日は、ここを下って神楽あたりで国道237号に出ました。

 

二つ目の訪問は、旭川に住んでいる姉のところです。

ハープ橋と呼ばれているこの橋の先にいます。

楽器のハープのように見えるので、こう呼ばれているのでしょう。

久しぶりの再会で、お互いの元気を確認できました。

 

この後は、この日最後の寄り道、神居古潭。

去年は帰りによって、とてもお気に入りのスポットとなったので、今年も寄ってみました。

 

石狩川と渓谷。

wikipediaにはこのような説明がありましたので、引用します。

北海道を南北に分断する特徴的な構造帯は当地を縦断し、神居古潭構造帯(変成岩帯)の名で知られる。2007年には、「神居古潭渓谷の変成岩」が日本の地質百選に選定された。

 

去年も見た「カナヘビ」。

今年も出会えました。

近づいていったので、カナヘビは固まってしまったようです。

このカナヘビ、何か危機的な場に出会ったようで、尾っぽを切っていました。(トカゲのしっぽ切り、というやつですね)

 

神居古潭の景観もさることながら、旧駅のあった公園の一角にある蒸気機関車が存在感を持って迎えてくれます。

29638

1913年国鉄小倉駅製の他は情報不足にて、説明はありません。

 

 

C57201

全国蒸気機関車写真集より引用。

車暦 1947三菱重工神戸造船所 1947小樽築港~1968旭川~1969廃車・保存開始

状態 塗装は普通 清缶剤挿入装置欠 他の外装諸装備良好 運転室内は給水用圧力計を除き各圧力計欠 両ブレーキ圧力計欠

  操作系統機器も欠 室内荒廃状態 屋外保存であり外形の保存状態は普通である。

 

D516

全国蒸気機関車写真集より引用。

車暦 1936川崎車輌 1936小樽築港~岩見沢~小樽築港~追分~1939旭川~1943追分~1959岩見沢~1962旭川~
                                                        1967北見~1969廃車・保存開始
状態 塗装は普通 清缶剤挿入装置欠 他の外装諸装備良好 運転室内鉄格子遮断 諸計器類良好 両水面計欠 ブレーキ

  弁欠 室内ほぼ良好 屋外保存であるが足回りも整備されている。 大自然の中3重連の最後尾に位置し、あたかも押し上

  げ走行の状況を連想させる光景である。保存状態は普通である。

 

3輌そろって。

なかなか壮観!

 

石狩川、神居古潭、蒸気機関車。

豊かな自然とレトロ感は、おじさんにはたまらない空間ですね!

 

もう日は西に傾いています。

今日のお宿に早く行かねば.......。