「秘密基地」。懐かしい響きです。
子供の頃はそういった場所をよく作ったもんです。
人目に付きにくい場所で、数人が集える場所。
それが草木に囲まれたような所にダンボールを敷いただけであったり、ガラクタ置き場のガラクタの隙間であったり、廃屋であったり。
秘密基地ではないけど、小屋のようなものを建てて、その中でゲームやったり宴会(お菓子とジュースです)やったりで楽しんでました。ゲームと言えば、ボードゲームやゲームウォッチの時代です。その少し後、ようやく初代のファミコンが登場するんですね。
時には捨て猫なども飼ってたりですね。でも死んでしまうんです。翌日硬くなってしまってて。
廃屋を基地にした時なんかは「合言葉」を言わないと入れてくれないんです。「コーヒーに?」「マリーム!」みたいなですね。ある日、誰かがドアを叩いてるから「コーヒーに?・・・コーヒーに?」って言ってたら、「出てきなさい!」って、そこの所有者が突然現れて追い出されて終わりでした。
学校内にも基地を構えた事があります。
当時4年生くらいの頃でしたかね。クラスが二つの軍団に分かれてました。その二つの軍団が抗争してたんです。私(わたくし)はその片方の軍団に所属していたワケですが、我が軍には女子も含まれてたので、基地と称した校庭の片隅に”女子トイレ”まで作ったのです。穴掘っただけですけどね・・・。
そんな感じで集ってた場所、今は当然どの場所も跡形も無く変わってしまってます。場所だけでなく、世の中そのものが変わってますからね。