金融市場だけど,ここのところ乱調が続いていて,世界経済の行方が気になる,そんな状況かと.ボラティリティが余りに高くて,この背景にある金融資産の流動,そんなことを促す各国の金融政策や経済基盤の変化をしっかり考察する,というのが大切かと.
個人的には,リスク評価の方法論に絞り込んで,そこでの技法の構成がお仕事でもあるけど,情報経済の仕掛けからモデル化しないと,ボラティリティの背後をウマく説明できない,そんなことを漠然と考えているの.複雑な確率モデルの構成に落とし込むのだけど,でも,今までのやり方とは違う視点での工夫が必要で・・・.
だけど,複雑な確率モデルが出来上がっても,データからの推定,そして予測まで考えると,さらに技法の構成を精緻にする必要があって・・・.
と,いうことを考えながら,やはり経済学的な構図で金融資産の流動を捉えられる能力って大切で,マクロとミクロの理論のお勉強は必須なの.だけど,個人的に目指すのは確率モデルであって・・・,しかも動学モデルというか,まあ,確率過程および時系列による解析なんだけど.
ただ,90年代後半のアジア経済危機,それとロシア国債のデフォルトといったことを思い出しながら,アレコレ今のことを考えている,そんな状態.
経済の信頼性って何だろう? 金融資産の品質って何だろう? そんなアタリのことが知りたい気分でもあって・・・・