mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

桂林旅行Ⅳ~陽朔;溯源「遇龍河」で筏遊び

2011-10-09 16:39:57 | 旅行

桂林の竹江桟橋を9時半に出航して、陽朔に着いたのは13時45分でした。

ここは桂林を旅行する人たちには人気の町(宿泊費などが安く、少数民族との交流が安易など)のようで、ここを起点にして観光して回る人も多いようです。

私たちのツアーはこのお土産街を通ってバスに乗り換え溯源の遇龍河に行きます。
他にもこのオプションには参加せず自由に観光する人、ここで別れてこの街で泊まる人などに分かれました。
私たちも初めは天気も悪いし川遊びの気分でもないので、自由に街を観光しようと思ったのですが、
お土産屋さんを冷かすだけでは時間がつぶせないので取りあえず参加することにしました。

 

     
少数民族の織物や刺繍、銀細工が沢山並んで居ました。
民族楽器を奏でながら、笛を売っているおじさんもいました。
夫はここでも扇子売りのおばさんに掴まってしまい、なかなか離してもらえません。

   
ここで私はこの旅行で最も忘れられない出来事に出合いました。 

土産街を抜けて広場に出ると沢山の物売りの女性たちが居ました。、
その中の一人がニコニコ笑いながら近づいてきました。 私はなぜか彼女がろうあ者であることがすぐにわかりました。

(失礼な話ですが)私はとても嬉しくて、
覚えていた中国手話で「我认识你很高兴!」「あなたにお会いできてとても嬉しいです」と話しかけました。
彼女もとても嬉しそうに手話で話してきます。  
私はまだ沢山の中国手話は知りませんが、日本で手話を学んでいたせいか彼女が言っていることが何となく分かりました。
そんなに長い時間ではなかったのですが、中国に来て初めてろうあ者と手話で話すことができ、貴重な経験になりました。
彼女も健聴者と手話で話せてうれしかったのでしょうか、品物を売るのを忘れていましたよ!
その間、夫は別の物売りの女性に掴まっていました。

 

 
街中に小さな黄色の車が沢山走っていました。  
観光客用の白タクかと思っていましたら、ガイドさんから「あれはこの街のバスだ」と説明がありました。

 

バスで30分ほど走ったところに遇龍河がありました。


このオプションは一人150元也。


国慶節の観光客を見込んでか、沢山の筏が浮かんでいます。
足元のおぼつかない私は夫に助けられて筏に乗ります。 幸いに私たちの筏には滑り止めの網が敷いてあって助かりました。

 


そんなに大きな川ではないので筏で一杯です。

 

   
子どもたちやわかいひとたちは水鉄砲で水をかけあって遊び始めました。
    
見ている私はハラハラですが、流石若い人たちのバランス感覚は凄いですね。

 


途中いくつか堰があって、その度私たちは下され船頭さんは自力で筏を堰の上に持ち上げます。
船頭さんの中には女性も居ましたが、大変な仕事です!

 


私たちはバスで来ましたが、レンタサイクルで観光している人たちが沢山いました。
川にかかった橋の上で自転車を停め、暫し筏遊びを眺めている人たちが居ました。

      


最後の一段高い堰を滑り下って行きます。 
初めは躊躇しましたが、ゆったりと筏に乗って川遊びをするのも楽しいものですね!

 


帰りはバスに乗って2時間半ほどで桂林に到着です。
明日は「龍勝棚田」と「義江縁」観光です。
                               


桂林旅行Ⅲ~漓江下り

2011-10-09 14:52:31 | 旅行

私たちの旅行は大抵夫が計画し、切符やホテルの手配をします。 

現地での観光は、大きなホテルには当地の観光会社が出向いてツアーの勧誘をしているのでそれを利用します。大概が中国人の中に私たちだけが外国人のことが多いのですが、今回は桂林と言うことで各国からの観光客が来ているのでしょう、私たちのツアーにもアメリカ人やバングラディシュ人など外国人が沢山いました。
送迎、昼食(バイキング)付きで、一人470元也。 因みに中国人専用の船は一人80元だそうです。


8:10に迎えのバスに乗り、9:10竹江桟橋着  ここから大型遊覧船に乗って陽朔まで山水画の世界を楽しみます。

船待ちの時に拙い英語で話しかけたバングラディシュ人の男性(私はインドの方ですか?と尋ねたのです)が、「自分は大阪と京都に行ったことがあるが、京都は特別美しく歴史のある町で素晴らしかった。」と、言ってくれとても嬉しく思いました。

 ガイドの蒋さん
彼は中国語と英語を巧みに使って説明をするガイド歴6年のベテランです。
どちらも発音がはっきりしていてとても聞き取り易くて助かりましたが、私たちが外国人なのでどうしても英語で話しかけてくるので、何度も中国語でお願いしますと言わなければなりませんでした。

    
桟橋には外国人専用の遊覧船が何隻も停泊しています。 三階建のとても大きな船です。
是ならゆったりと景色が楽しめそうです。
船長さんは二人?4時間の長旅ですから交代で操舵するのでしょうか?
右端は私たちのテーブルの向かいに座った中国人。 真ん中の方がソニーのカメラを持っておられたので話しかけましたら、右の方が日本に行ったことがあると話してくれました。

 


さぁ、出航です。 ご一緒に山水画の世界をお楽しみ下さい!


沢山の遊覧船が連なるように下ってきます。


蝙蝠山遠景

 


草坪遠景



冠岩遠景



名も知らぬ山にも紅葉が始まっていました



草坪に泊まていた船。  これが中国人専用の遊覧船かな?



冠岩



冠岩洞窟


楊堤遠景

 



楊堤鎮



童子拝観音



文筆峰



浪石遠景



草坪付近の山にかかる雲が面白かったので


 
ここでランチタイムです。 二階の食堂にはバイキングが用意されてありました。
夫がチョイスしてきたものを一緒に頂きます!
スープ、焼き飯、ビーフン(この地方の名物らしいですが、日本のビーフンとは全く違います)、鶏の煮物、唐揚げ、
キャベツ、胡瓜、ジャガイモ等。

 


興坪鎮



五指山



田螺山



田螺山を別方向から見る



陽朔の町が見えてきました。

如何でしたか? 4時間余りの遊覧船の旅お楽しみいただけたでしょうか?
時折小雨のぱらつく中、何とかお天気がもってくれました。
もう少し、秋が深まった時期か春先にもう一度来てみたいものだと感じています。

地図と通過時間を引き合わせながらの作業でしたので、もしかしたら誤りがあるかもしれませんが、お許し下さい。

 


この後、陽朔の町を散策し「陽朔溯源遇龙河」に筏遊びに行きます


桂林旅行Ⅱ~劉三姐大観園

2011-10-09 08:09:23 | 旅行

夜は 劉三姐大観園(少数民族の祭り、歌舞ショーなどの鑑賞)に出かけます。 送迎付きで一人170元也。

「劉三姐」と言うのはこの地方に伝わる有名な音楽劇らしいのですが、日本語で説明したものが見つからず私自身よく理解できていません。

車を降りた頃には雨は大降りになっていましたので、劇場まで走って向かいました。
途中に劉三姐についての説明らしきパネルがありましたのでシャッターを切りましたが、判読できない程のピンボケでした。


パネルの1枚。 園内の写真のようです。

 

私たちが劇場に着いた時には開演直前で座席も補助席しかありませんでした。
舞台のそでにある電光掲示板にかかれる説明を読んでいると、チワン族(壮族)の歌謡ショーのようです。

殆どにタイトルが付いていましたが、撮影しておいた物が全く読み取れません。


チワン族のお祭りの時の踊りでしょうか。

 


若い綺麗な女性が若い男性と登場です。  彼女が劉三姐でしょうね。
ここからは物語仕立てになっていて、話しは面白おかしく展開していきます。
 


三人の男性が登場し彼女との掛け合いが始まります。


どういう結末だったのでしょう。  彼女の独唱です。

  

 
ここで案内役の女性が伝統的なチワン族の衣装で登場し、会場から観客を舞台に招きます。


二人の男性と一人の女性が登壇しました。 民族衣装を着せられ踊りを教えられます。
この女性が一番吹っ切れていましたので、観客に受けていました。

他にも案内嬢の音頭でチワン族の歌?を歌いました。
中国の人には耳慣れた歌らしく、皆大きな声で歌っていました。  
とても覚えやすい歌だったので動画で皆さんにもご紹介しようと思ったのですが、どうしてもアップできません。 残念!

 

いよいよフィナーレです。

1時間の公演でしたがあっという間に終わりました。  
九寨溝で見たチベット族の「藏谜が素晴らしかったので少し物足りない気がしましたが、後で調べてみると桂林に隣接する陽朔いう町で大掛かりな公演が行われており、それはそれは素晴らしいのだそうです。

 


外に出ると園内はとても賑わっていました。
キャンプファイヤーのような物の周りを皆で歌いながら踊り回っています。

他にも民族衣装を着た女性と記念写真を撮ったり(有料)、闘鶏を見物して居たり、お土産屋さんを冷かしたり・・・。

私たちは迎えの車が待っているのでゆっくりできず、急いで出口に向かいます。


入り口近くにあった案内図。  とても広くて色んな施設があるようです。


入る時には素通りしてきた入口の石の前で記念写真。

     
その他の園内の風景です。

車に乗る寸前に土産売りの女性に掴まった夫。 少数民族の人形のキーホルダーを1個5元の所5個20元で買わされました。
誰か貰ってくれる人はいるのかしら!?

 


明日は待望の「漓江下り」です