怪我をして中医の治療院に通っています。
中医の大夫(医者)曰く、「あなたの体の陰陽は乱れているので、整えて行かねばなりません。暫く通って治療(中国語では調理 tiaoli23と言います)して下さい。」
そして言い渡されたのが・・・・
1;体は決して冷やさず、締め付けない(ソックスのゴムまでハサミで切られる始末です)
2;食事は肉は食べず野菜中心、主食は小米粥だけ。 パンは絶対にダメ!
3;適度に運動をし、足湯を励行する。
4;夜は11時までには休む。
私は以前から中医に関心があったので多少の知識はありますし、主食は雑穀米や玄米を食べています。
何故粟粥なの?
それで粟の薬効を調べてみますと・・・、
白米との比較は、アワがタンパク質、脂質、B1、B2などのビタミン類、カリウム、リン、鉄などのミネラル類、食物繊維などを多く含むので、一般的には、白米に好みの量を混ぜて炊いて食べる
漢方では、腎臓、すい臓、胆嚢の機能を促し、便秘、消化促進になります
また、白米のアレルゲン物質を含まないので、アトピー性皮膚炎の改善、高血圧、動脈硬化の予防、糖尿病の改善、疲労回復などに有効になる
のだそうで、
正に私の体調にぴったりです。 流石、中医の大夫です! これで納得して食べることができます。
カロリーは米と変わりませんので、食べる量をお粥にして減らそうと言うのですね。
炊き方もよく分からないまま、チャレンジしてみました。
粟だけで炊くのは全く初めてですが、主婦歴40年の知恵で何とか炊き上がりました。
何と、新米の所為もあるのでしょうが、もちもちして甘くて美味しい!
初めは乗り気ではなかった夫も喜んで食べています。(夫は朝食はパンだったので、朝食時だけ粟粥を食べます)
因みに今日の夕飯です
粟粥、切り干し大根の煮物(鶏肉、高野豆腐、人参、木耳)、ほうれん草、
母伝授の鶯宿梅もどき(小倉の名物で梅肉、塩吹き昆布、鰹節を一緒に混ぜてよく包丁でたたき練ります。)
後は夫の好物の揚げ鶏の甘酢炒めを2個つまみました。
何と素食! まあ粗食ではないので良しとしましょう!
これで、朝は人参と林檎のジュース2杯だけです。
体重は少しづつ減ってきていますが、1年後位の私の体がどのように変化しているのか・・・楽しみではあります。