mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

マザーテレサ 愛の言葉、再び

2015-03-08 20:19:17 | thought

冬休み・・・帰国早々喘息が起こり、病院に行って点滴を受けるほどではなかったので自宅でゆっくりしていたが

PCも不調で入院し、成すこともなくベッドの上でテレビとお友達になり・・何となく一日が過ぎて行き

ふとしたことで、「冬眠する!」事を決意する


冬眠していると

自分が生きているのが不思議になってくる

何もせず

何も考えず

話すことすら億劫になって


テレビから流れる映像を黙々と眺める

何の目的もなく日々を過ごす

何と心地よい

何と静かな

何と・・・・・・・



病院嫌いな私は・・喘息が発症して暫くは、酷くならない限りは病院に行かず

いよいよ我慢が出来ず病院に行くと、即入院と言う事が何回もあった

それでも、1週間も病院のベッドの上に居ると・・早く退院して家に帰りたくなる

周りはご老人ばかり・・いつも寝ているか、テレビを観ているだけ


いずれ私もこの様になるのかと不安になり

娘に「母が歳を取ってこの様な状態になったら、何かすることを与えてね」と頼んだ

例えば・・折り紙、ぬりえ、編み物 etc

 

なのに、今回はずっとベッドの上に居て・・・何も想わないでいた

いや、想ったことがある

私は「冬眠」と理由づけしているが・・これって“引き籠り”と同じ!?


引き籠りって・・・色んな原因があって、ちょっとしたきっかけで

外に出るのが億劫になったり、人と言葉を交わすのが嫌になったりするのだろう

初めから何か月も何年もそのような状態でいようと決心していたわけではなかろう


私には「中国に帰るまで」と言う明確なタイムリミットがあった

段々喘息の状態も悪くなり・・点滴にも通い

伸びっ放しの髪ではみっともないと、美容院にも行った


しかし、1か月近くも冬眠していると・・「私って生きてる価値があるのか」等と不遜な思いが浮かぶ

幸い私には、心配して訪ねてくれたり、電話やメールをくれたりする人がいた

 

再び、マザーテレサの愛の言葉

           多くの人は病んでいます。

          自分がまったく愛されていない

          関心を持ってもらえない

          いなくてもいい人間なのだと・・・・・・。

          人間にとって

          いちばんひどい病気は

          だれからも必要とされていないと

          感じることです。

 


この冬休みの経験を無駄にしないように

“いちばんひどい病気”にかかっている人に「私がここに居ます」と言ってあげよう