わたしの若かりし頃の趣味は読書
小学生のころからいつも学校の図書館の優秀賞を頂いていました
社会人になって読む本が段々少なくなり
それでも・・結婚して子供が生まれた頃から又、せっせと本を読み始めました
二人とも女の子だったせいもあって、子供の成長に即した本を選び一緒に読みました
「日本昔話」「世界名作全集」や「アルプスの少女ハイジ」、「小公女」、「若草物語」・・・
今は名前も思い出せなくなった沢山の本のかずかず
特に「赤毛のアン」は娘たちをさておいて私の方が嵌ってしまい、一人で全巻すぐに読み終えてしまいました
しかし、娘たちは余り読書好きには育たず(今、次女は夫似で歴史本のマニアックな物を読んでいます)
長女に孫が出来・・1歳からフルタイムで働いていた娘の代わりに、私が広島に行くまで関わってきました
孫のMは無類の読書好きに育ってくれました
一番の思い出は・・小学生の夏休み、冬休みは必ず広島で過ごしていたM
お休みの時間が来ると、忙しい私に代って夫が本を読んでやっていました
色んな本を読んでいたと思うのですが・・いつしか「少女ポリアンナ」に限定されて行きました
どんな機会に読み始めたのか定かでは有りませんが
わたしがMにポリアンナのような素敵な娘になって欲しいと思っていたからでしょう
夫が本を読み終わると、Mは「もう1回!」 「もう1回!」とねだるのです
どうしてそんなにポリアンナが良いのか聞くことはしませんでしたが
わたしとMとの間ではポリアンナは理想の人になっていました
前置きが長くなってしまいました
小説「少女ポリアンナ」については次回書くことにしましょう
つづく