mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

文化課~中国市場見学

2011-12-07 19:03:30 | 学校

今日の青島は珍しく朝から雨が降っていて傘を差して学校に行きました。

大連もそうでしたが、青島も傘を差さなければいけないような雨は滅多に降りません。

雨の所為か綜合課の小テストがあるためか、出席者はたったの7名です。

本来なら今日の文化課は“报告”の予定だったのですが・・・。

皆、準備をしてきていないと言うので「雨だけどあまり寒くないので・・・、外に出かけましょう!」と

先週取り止めた市場の見学に行く事になりました。


7名の内4名は色んな理由で参加せず家に帰ってしまい、たったの3名です。

しかし、参加者が少なかったお蔭で老師の豪華なマイカーで行くことになりました。

 

私は未だに青島の地理に不案内なのでどの辺にあるのか地名を聞いただけでは分かりませんでしたが、
老師の説明によると「ジャスコ」の近くらしいです。

雨だったので外の様子は写せませんでしたが、中に入って見るととても広~~~い!迷子になりそうです。
しかも、衛生に気を付けているのか中国特有の匂いがしません。 
普通はこんな場所に来ると嫌な匂いがして長くは居られないのですが、気持ちよくしっかり見学ができました。

   新鮮で豊富な野菜と果物 
   肉の売り方は全てブロックか骨付きです
右の写真は鶏の足。 凄い量で何だか「Help! Help!」って声が聞こえてきそうな・・・。

 
海鮮コーナー;青島は海鮮の街ですから魚や貝の種類がとても豊富です。
それにとても安い! 青島に来て買い物したところで一番安いのではないでしょうか。


私の興味のあるお米屋さん。  やはり沢山の雑穀が並んで居ました。 
中国人は粟やトウモロコシの粉でお粥を作ったり餃子の皮を作ったりするので店の前には何ともレトロな雰囲気の石臼が動いていました(電動のようでした)

   恐~いコーナー
体に良い色んな植物や動物の干物が置いてあります。 右写真の大きな甕に浸けて健康酒を作っています。
蛇やタツノオトシゴ?朝鮮人参・・・他にも何だか分からないものが一杯! 興味のある方は拡大してご覧下さい。

   別の入り口から入ると衣類や履物、日用品などが山積みにされています。 こんな風な並べ方で客は欲しい物を見つけることができるのでしょうか?
でも、私の小さな頃は日本の市場もこんな風だったような記憶があります。

 


見学を済ませて皆で昼食に・・・・・・
老師は何が食べたいか? これはこの店、あれはあの店と色々説明してくれますが
全く分かりませんので、全て老師にお任せです。

  同学の一人が「烤鸭 kaoya31」(ローストした鴨)を食べたことがないと言うのを聞いた老師は烤鸭が食べられるお店に連れて行ってくれました。

 
北京の“全聚 quanjude242”(北京ダックの最も有名な店)と同じ様に調理師さんがテーブルの傍で切り分けてくれます。
  
初めに皮の部分と身の部分を砂糖を付けて食べます。
その後に大きくカットされた皮の付いた身を薄い餅(老師はビンと言っていた餃子の皮のようなもの)にタレを付けたネギと身を乗せ包んで食べます。

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1;ところてんを細かく切ったようなもので味は酢がきいています(青島の特色料理?)
2;セロリと春雨?の炒め物。 味はさっぱりしていて私も作れそう。
3;初めて見た料理で箸を付けるのを躊躇していましたが、甘くて美味しいから食べて見なさいと言われ食べてみると、黒いのは黒米で他にコーンと青豆(日本にはない豆です)が入っています。味はうっすら甘目、老師が作り方を教えてくれましたので1度チャレンジしてみようかと思います。
4;水菜に似た野菜のサラダ。 酢のきいたドレッシングに砕いたピーナツがトッピングしてあります。

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5;身を取った後の鴨の骨の唐揚げ。 さっぱりした塩味で骨まで食べられて栄養満点です。
6;老師も初めてという料理。野菜はニラかニンニクの葉か?黄色は卵、他に所謂ホルモンが入っています。
これも躊躇していたら、とても栄養があるので食べて見なさいと言われたので食べてみると食感はゴムみたいで味がしっかりついていて案外美味しかったです。
;6の食べ方を老師が実演してくれました。皿の周りに置いてある薄い餅で1口大に包んで食べます。

烤鸭だけかと思っていましたが、ここは中国、そんなことは無いですね!
5の骨は別として他に5品も出てきたのには驚きです。 でも残ったのは3の料理だけ、厚かましく「美味しかったので夫のお土産に私が打包して良いですか?」と頂いて帰りました。



お店も落ち着いた雰囲気で料理は美味しく会話も弾みます(老師の独壇場?)
でも、J老師の紹介してくれた店は外れがありません。
ご自分も「痩せたいのに食べるのが好きだからどうしても痩せないのよ!」と言われています。



たった3人だったけど来たよかったね、また来ようね!
中国の食文化を学ぶ良い機会でした。

 


老師のお宅はお店の近くなのに、わざわざ私たちを宿舎まで送って下さいました。

「老師、谢谢! 再见!」 「今度は何が食べたい?」って言われたけど・・・、
期末も迫ってるし授業をお願いします! 

そうだ、来週は报告でした!  頑張ります!


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4 コメント

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美味しそうな料理 (ゆっきー)
2011-12-09 12:33:14
又々美味しそうな料理がいっぱい!真面目に授業に参加した生徒へのご褒美ですね。
お元気そうで何よりでした。
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Unknown (sanachin)
2011-12-09 14:58:07
と…鶏肉…!!写真を大きくして見てギョっと怖かったです!!
本当に「HELP!!」と叫んでるみたいですね。
モコポリさん、表現がお上手です。
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ゆっきー様 (モコポリ)
2011-12-09 18:42:32
この老師が紹介して下さるお店は本当に美味しいの!
それにリーズナブルなので助かります。
そう言えば、こちらに来てまだ高級店で食事をしてません!

それにこの二人は同学の中でも大好きな二人です。
イギリス人の彼は午後は中国人に英語を教えています。
韓国人の彼は交換留学生です。
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sanachinさま (モコポリ)
2011-12-09 18:50:09
中国人は動物のすべての部分を食べます。
ここには並んで居ませんでしたが、
朝市に、羊の頭や豚の頭が並んで居るのを見た時には飛び上がりそうでした。

日本もこの部分は捨てずにスープを取るのに使うと思いますが、食べませんよね。
野菜炒めを注文すると、自然に鶏の首の骨が細かく刻まれて入っていたりします。
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