昨日は6時半にはホテルに着く予定が、バスの出発が遅れたのと途中で事故があったらしく、ひどい渋滞とでチェックインしたのは9時になっていました。
朝起きると雨が降っています。
ホテルでレインコートと軍手を買って、タクシーで崋山に向いました。
ところが、そのタクシーにはメーターが付いていませんでした。
目と鼻の先にある入山専用バス乗り場まで20元も請求されました。
初乗り運賃で十分行ける距離なのに・・・。 言い争っても勝ち目はありません。仕方なく20元を支払いましたが、メーターのないタクシーに乗るときは、先ず行き先を告げ運賃を聞いてから乗らなければいけませんね。
(拝借写真)
華山(かざん)は、中国陝西省華陰市にある険しい山。道教の修道院があり、中国五名山の一つで、西岳と称されている。最高峰となる南峰の標高は2,160m。
小雨が降っていて、周囲の景色が全く見えませんでした。
写真もはっきりしたものが無く、崋山がどんな険しい山なのかを知っていただくためにPCから写真を拝借しました。 凄い山でしょう!!!
入山料と保険料5元を支払ってバスに乗りました。
歩いて登る人はここから登りますが、私たちはロープウエイで上ります。
ロープウエイを降りて、暫くこんな道を歩きます。
展望台のような所で、ロープウエイで乗り合わせた家族と再会しました。
娘さんは小学生のようでしたが、英語を勉強しているというので少し英語でおしゃべりをしました。 そのときに伝授した「アイラブユー」のサインで記念写真を撮りました。
一般道の他にこのような急な階段が何箇所かありました。
これは上から撮ったものですが、急なので全く下が見えません。
(拝借写真)
PCに「中国の崋山にある恐ろしい階段」として紹介されていました。
下から見るとこんなだったのですね! これを登る人が居るのですから驚きです。
普通の登山者は左端の階段を登って行くのだと思います。
大昔“山男”だった夫は意地を見せてここを登っていきました。
オレンジのジャケットの人の上が夫です。
登りきって満足げに手を振る夫です。
夫は一人で「北峰」迄登ってきました。 1600以上もあります。
私も一応登ったつもりで、降りてきた夫に写真をとってもらいました。
中国のテレビ劇 金庸作「射鷹英雄伝」の中でラストシーンとなった決闘の場所。
武術の好きなファンが記念写真を撮っていました。
お天気が悪く景色もよく見えないので、ここから引き返す事にしました。
入山センターの案内所で、夫が「洛陽」に行く方法を相談。
予定では高速バスを利用するつもりだったらしいのだが、汽車で行った方が便利だと言われ、変更する。
またまた、タクシーと「崋山駅」までの値段を交渉、「30元!」と言われ、朝のことを考えると「まあ、いいか!」と乗り込む。
12時に駅に到着、13時37分発の座席指定が取れ一安心。
汽車を待つ間に夫は隣に座っていた人とおしゃべりを始めました。
お二人は姉弟だそうで、山西省の省都「太原 タイユエン」から来ていました。
とても親切な方で、私たちの乗る汽車が「洛陽」着く時間を調べてくれたり、色んな情報を提供してくれました。
彼らはこれから10数時間かけて汽車で帰るのだそうです。
12時に私たちが駅に来た時にはもう居ましたから、駅の待合室で4時間は待つことになります。
旅行をしていていつも思うのですが、中国人は本当に忍耐強いです。
1時間も汽車が遅れていても誰一人文句を言う人は居ません。
早くから待合室に来て、汽車が来るまでじっと待って居るのです。
疲れ果てて眠り込んでいる人も居ます。
このような札が掲げられると、もう直ぐ列車が来るということで案内があり、乗客が並び始めます。 ところがここから30分も遅れ、結局は70分遅れとなりました。
西安が始発なのにどうしてこんなに遅れるのでしょう!?
3時前に乗った汽車は4時間かかってやっと洛陽に着きました。
「洛陽」に着いたときはもう暗くなっていました。
駅からホテルに電話をすると、乗るバスを教えてくれましたが、辺りの状況がつかめずどうしようかと思っているところにタクシーの客引きが声をかけてきました。
30元というので、「バスで行くからいい!」というと、直ぐに20元になりましたので、そのタクシーに乗りました。
ホテルに着くまでに話していると、案外良さそうな運転手さんなので明日の観光の交渉をしたところ、「ホテル→龍門石窟→少林寺→鄭州空港」を650元で交渉成立です。運転手さんの言う所では200kもあるそうです。
洛陽は最後の宿泊地です。
豪華に最後の晩餐をしましょうと、外に出てレストランを探しましたが見当たりません。 フロントに良い店を紹介して貰おうと行ったところ、ホテルのレストランを勧められました。
仕方なく行ったのですが、ここの料理はとても美味しくて感激でした。
メインはお肉と野菜のホイル焼き、その右の青く縁取られたお皿はもち米の上に色んなフルーツの入ったあんがかかっていました。その上はもやしを中心の野菜(甘酢味)をクレープのように巻いて食べるのですが・・・、中国にはこれに似た料理が各地に沢山あります。一番有名なのが「春餅 チュンビン」といいます。
夫と「料理の名前を控えておけばよかったね!」と、言ったことでした。
これにトマトと卵のスープを入れて88元(1200円弱)は大満足でした。
係りの女性が上手に巻いてくれました。
綺麗な女性のサービスにご満悦の夫です。
明日は「龍門石窟」と「少林寺」を巡ります。
でも、一般的にはまだ不要です。
私の夫などは“18元”くらいだと“20元”渡してお釣りは貰わないので、私に注意されています。
それと、格式の高いホテルだと、荷物をはこんでもらったボーイさんに“チップ”を渡すまで出て行かないようです。
舞に「ジージに似ていると言われたよ!」と伝えます。 舞は喜ぶと思います。 ジージが大好きですから。
中国人は一般的にあまりお化粧をしていませんが、とても綺麗な人が多いです。
それに若い娘はとても足が長くスタイルがいいです。 やはり、畳の生活はスタイルには良くないようですね!
横顔の女性は綺麗ですね。
タクシーってこわいですね。ここでは、メーターのないタクシーはありませんが、チップを渡さないといけないです。中国もそうでしょうか?
何時になるか分からない駅で電車を待つのはかなりの忍耐が必要ですね。タクシーでいきたくなるわ