先日ヒヤリングの時間に、中国の郵便関係について学びました。
中国では、封筒の表に自分の住所や名前を書きます。
私はヒヤリングの悪さと先入観から、書き方を間違って覚えていたのです。
先日から身内だけにでもと、書いていた年賀状をやっと書き終え郵便局に持って行きました。
所が、係員が「書き方が間違っているので受け取れない」と言うのです。
教科書の書き込みを調べてみても、どうして間違っているのか分かりません。
ネットで検索してみると、日本とは逆で、『左上に自分の住所氏名;右下に相手の住所氏名
を書く』となっています。
それで夫と相談して、宛先人の名前の横に(収)と言う字を書いて、この名前が受取人だと
言うことをはっきりさせておけばいいだろうと言うことで、再度夫に持って行ってもらい、何と
か受け取ってもらいました。
しかし、大学の事務局から電話があり、「郵便局が返すと言っているので受け取りに行くよう
に。」と言うのです。
私はまた書き直す時間も気力もなく、納得いかないまま後ろに名前だけを書いて持って行っ
てもらいました。
その後何の連絡もありませんので、今度は合格なのでしょう。
ご覧のように、上の方が郵便番号を書く枠もはっきりと大きいのです。
よく考えてみると、自分の名前をはっきりさせ、相手の名前を下に書くなど、いかにも中国的
だと思います。
夫が事務所でも一生懸命に説明し、事務員は納得したようですが、「郵便局が受け取れな
いと言っているのだから駄目なのだ」ということでした。
事実、この様に中国人から夫に来た封書には、夫の名前が上に書いてあり、差出人の名前
が下に書いてあるのですよ!(これで届いたのです!)
これを持って行って見せても、面子を重んじる中国人は「1回ダメと言ったものはダメ!」の、
姿勢を貫きます。
実際には以前にはそうであったかもしれませんが、先進国として発展していくにはこういう所
にも柔軟な対処ができるようになってほしいものだと感じています。
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