皆さんは「水滸伝」をご存知ですか?
私は名前は知ってはいたものの、読んだ事が無いので内容は全く知りませんでした。
「水滸伝」で検索していて、とても分かり易くおもしろいサイトを見つけました。
興味のある方は こちらから⇒ ご覧になった観て下さい。
歴史好きの我が夫は小さな頃から「三国志」や「水滸伝」を読んで育ったので、
中国に来たからにはこの梁山泊に行ってみたかったのですが、なかなか機会が無く今日までに至っていたのです。
夫の計画で青島→済南は新幹線で行き(400k;A席一人150元)
済南→梁山はバスで行きます(140k;一人49元)
私たちの旅行は汽車で行くのはまれですので久しぶりに青島駅に来ました。
青島駅前は地下鉄工事中で以前とは様変わりしていました。 地下鉄は2014年には完成するらしいです。
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新幹線の待合室は座席からして違います。 座席指定にも関わらずもう長蛇の列が出来ています①
私の関心はいつもトイレ、洗面所はとても綺麗②でしたが、便器は洋式ではありません③
ゴミ箱は普通「垃圾箱lajixiang」と言うのですが、待合室のゴミ箱には「果壳箱guokexiang」と書いてありました。 これは私の辞書には載っていません。
日本以外では中国と台湾の新幹線に乗ったことはありますが、日本や台湾に比べて随分車体が汚れています。
夫にA席と聞いては居ましたが余りの豪華さに驚きました。 前の席に座って居た男性はずっとPCを広げていました。
日本の新幹線のグリーン車には乗ったことは有りませんが、こんなに豪華な感じではなかったような・・・。
ゆったりと過ごして居て(途中ジュースとおつまみのサービスもありました)あっという間に2時間半は過ぎ、済南駅に到着です。
駅前広場の前に長距離バスセンターがありましたが、慣れない私たちにはよく分からないでいると、
夫が切符を買っている時から傍に居て何かと世話を焼いていてくれたおばさん(ポニーテールの女性)が自分の娘さん?を呼んで私たちを梁山行のバスまで案内するように言ってくれました。
随分離れた所にありましたので、私たちだけで見つけ出すには手間がかかったと思います(感謝!)
係員に色々と確かめてくれる娘さん、ありがとう!
バスに乗り込むと、もう満席に近い状態です。
中国のこう言うバスは「满而出发manerchufa」(満員になり次第出発)で、時刻表がありません。
そこから暫く走って係員が「XXXXXX!」と大声で叫ぶと沢山の乗客が降りていきました。
私たちは訳が分からずそのまま坐っていると、係員が戻ってきて「お前たちもだろうが・・・!」と言うようなそぶりをします。
降りてみると、皆、小型のバスに乗り込んでいます。 私たちが乗っていたのは「菏泽市hezeshi行」のバスだったので、此処で「梁山」行のバスに乗り換えさせられたのです。
中国では何の前触れもなく、色んな理由でバスを乗り換えさせられることがあります。
私たちが一番後から乗り込んだので、空席は無いように見えましたが、「此処、此処」と手招きしてくれる人が居るので、取敢えず、後ろの空いている席に坐りました。
多分农村人nongcunren(田舎の人)ばかりだったからでしょう。 普通のバスとはちがった雰囲気でした。
すぐに一人の男性が夫に話しかけてきて・・・私たちの身上調査が始まりました。 夫ははじめは用心していたようですが、彼らがとても素朴でよい人そうだったので、聞かれるままに本当のことを話していました。
夫も現地の人たちと水滸伝の話が出来てとても楽しそうでした!
バスが梁山バスセンターに着いたのは13:30でした。 取敢えず、今夜の宿を確保しておかないといけないので周辺を探しますと、大きなチェーンホテルの看板が目に入りましたのでそこに決め、手続きをしに入って行くとまだ開業していないのことでした(そう言えばあちこちで工事をしています)
他には大きなホテルは見当たりません。 仕方なく近くにあった「富道fudao宾馆binguan」に行って、泊めてもらえるかどうか聞きますと、「先ずは部屋を見て、決めて下さい」と言います。
1泊130元にしてはとても良い感じですのでここに泊まることにしました。
こう言う安いホテルは大都市では外国人は泊めて貰え無いことが多いのです。
私たちは普通「XX酒店jiudian」と言う名の付いたホテルを探します。
これで130元(1600円強)です。 泊まるだけなら十分です!
これから「东平水浒影视城」見物に出かけます