もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「ホロヴィッツとの対話」見てきました

2013-03-05 16:56:43 | お芝居
「ホロヴィッツとの対話」 PARCO劇場 2013.02.23 14:00~

新感線と前後してしまいましたが、PARCO劇場に三谷さんの芝居、「ホロヴィッツとの対話」を見に行きました。主演は渡辺謙さん。

渡辺謙さんを舞台で見るのは初めてです・・・が、ご本人お芝居は久々みたいですね。謙さんというと、やっぱり映画ってイメージがあります。

それから和久井映見さんも初めて。というか、和久井さんは初舞台だとか。。。すごい意外です。
高泉さんは、名前しか存じ上げていなかったので、この芝居で初めて認識させていただきました(笑い)


ホロヴィッツは実在の人物(故人)ですが。。。名前はワタシでも聞いたことがあるような有名なピアニストです。
そのホロヴィッツ夫妻と、ピアノの調律師、フランツ・モア夫妻の話です。
フランツ・モアさんはまだお元気のようですね。

三谷さんは、この二組の夫婦をどのように料理するのか・・・・

「天才とは「神に選ばれし者」。その選ばれし者に従事する者は、「神に雇われた者」となる。代々、ピアノに従事してきた家庭に生まれ育ち、ピアニストの演奏を支え続ける調律師のフランツ・モア。物語は彼が支えたピアニストの1人、20世紀のピアノの巨匠・ウラディミール・ホロヴィッツとのある一夜の会話を中心に展開する。」
ローソンチケット、ページより



まだ、東京公演ももう少し、またそのあと大阪公演もあるので、ネタバレを含むかもしれないので
少しスペース空けますね。これから公演をご覧になる方は、ご注意ください。














登場人物は4人だけ。両家のリビングが舞台。
舞台上の一部を左右に板ごと動かして、両家の違いを出してました。
ソファセットが動くって感じで。

それから、舞台奥にピアノがあり、荻野清子さんという方の生演奏。
とてもいい感じに入ってくるので、おしゃれ感を出してました。
この方、三谷さんの作品にはちょくちょく出演されているそうです(友達談)

一回かな?芝居とコラボしてましたよね。

さて、話の内容ですが、
ホロヴィッツ夫妻が、フランツの家でのディナーに招待された1日を描いています。

ホロヴィッツはすごく神経質なため、フランツの妻のエリザベスは朝から準備に追われ、
いろいろ考えて疲れ果てている。そんなときに、子供の学校から子供が問題を起こしたと連絡があってさらに大わらわ。

ホロヴィッツも自分からディナーに行くと言い出したくせに、気分屋なため、出かけるときになって行きたくないとわがままを言い出す。
それをなだめすかす妻のワンダ。

何とか、ディナーに来たものの、ホロヴィッツも妻のワンダもわがままなため、さらにフランツ夫妻は疲弊する。
あ~フランツはけっこうアバウトな人のようだけど、妻のエリザベスが大変そうである。

だって~
ホロヴィッツは水は常温のボルヴィックしか飲まないそうで。。。
でも、1本しかなかったからって、フランツは、1本のボルヴィックに2本のエヴィアンを入れて混ぜちゃうとかしちゃう。
ところが、ホロヴィッツは一口飲んだだけでわかってしまう・・・すげえ~

それとか、ソファの配置を変えてしまったり、ムール貝は嫌だと駄々をこねたり・・・

妻のワンダも空気が読めないのだか、なんだか。。。
悩んで悩んで、ようやく決めたエリザベスの洋服に
「そのワンピース、好きなの?この前も着てたわね」とかサラッと言っちゃう。

なんというか、すごい夫妻だ。

そのうち、ワンダは、エリザベスの子育てにもあれこれ口を挟みだす。自分の娘ソニアの自慢話をしながら。。。
ところがソニアはすでに亡くなっているのだ。

とうとう堪忍袋の緒が切れたエリザベスがワンダに「娘さんはもう亡くなっているのですよ」と言い放つと、
舞台の雰囲気が一転する。
娘は、事故で亡くなったが、、、天才を父と祖父に持つ期待の大きさに耐え切れず、また母親の過干渉も問題だったらしい。
ワンダは自分の過干渉が事故の一因になったこと、ホロヴィッツは妻に任せきりだったことと向き合うことができていなかった。

そこにフランツが自分の戦時中の体験を話し、場を和らげる。。。

ホロヴィッツ夫妻は帰っていった。

物語は、両家のリビングに移る。
二組の夫婦が、フランツの家でのことを話している。
穏やかな空気が流れる。
ホロヴィッツは気に入ったピアノしか弾かないのだが、フランツの家で弾いたらしい・・・


何がすごいかって、ホロヴィッツは天才ピアニストなんだけど、ピアノを弾くシーンが一度も出てこない。
両家のリビングには当然のようにピアノが存在する。。。
が、そこでホロヴィッツ役の段田さんはピアノを弾くことはない。
でも、ホロヴィッツが天才だってのが、わかるようになっている・・・

ラストシーンも段田さんがピアノに向かったところで暗転し、生演奏のピアニスト荻田さんの演奏となるわけ・・・
うーん、その辺が上手いな~って思いました。

最初は二組の夫婦の会話のかみ合わなさとか、あまりにわがままで自己中なホロヴィッツ夫妻の言動がおかしくて
笑える芝居だったんですが、娘がなくなったあたりで空気が変わり、ちょっと重くなります。
でも、また最後は軽妙な感じで。。。

このメリハリがついた感じがとてもよかったです。


渡辺謙さんは。。。まず大きい(笑い)
段田さんがめっちゃ小さく見えた。
で、誠実で優しいフランツにぴったりでした。

それから段田さんはわがままで気難しい天才ピアニストにぴったりでしたね。
もう出てきたときから、姿かたちもそうだし、歩き方とかで笑える感じでした。

高泉さんがいちばんすごかった。声がいいですね~
もうワンダ最高!!

和久井映見さんは、かわいい奥さんでしたね。清盛の母とかと声のトーンが違っていてさすがでした。

そしてピアノの荻野さんも、とってもよかったです。

2時間休憩なしの芝居、とても見応えがありました。
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千春の春ツアー

2013-03-05 12:44:25 | 松山千春
当たりました!!松山千春の春ツアー「夢破れて尚」

嬉しいな~

私が当たったのは、東京国際フォーラム二日目 5.14(火)です。


で、友達が初日越谷にあたったので、とりあえず、二日行けます。
やった~!!

やっぱり、なんだかんだいって、1ツアー最低1本は行かないとね。
今回は初日が関東なんで、初日から行けるのでうれしいです。
越谷は近いしね~

初日は。。。1か月ちょっとなんだよね。もうすぐだね。
楽しみにしていたいと思います。

声の調子がいいといいな!!
コメント (4)
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劇団☆新感線『ZIPANG PUNK~五右衛門 ロックⅢ』 大阪 大千秋楽!!

2013-03-05 11:47:59 | お芝居
劇団☆新感線2012年越冬興行 SHINKANSEN☆RX『ZIPANG PUNK~五右衛門 ロックⅢ』 オリックス劇場 2013.02.28 14:00~

大阪大千秋楽でございます~


あ!その前に感想は書いてなかったけど、東京の千秋楽も行ってきました。
東京の千秋楽は3階席だったんだけど、上から見る「五右衛門 ロック」も面白かった。舞台の上に映る映像とかもきれいだったし。。。
何回も行けるなら、そのうち1回は、上方席も入れないとって思ったのでした。

感想は、大阪のを書きたいと思います~


少し、大阪公演の方が短くなってた。
いくつかシーンがカットされたりしてましたね。

気づいたのは、バッサリと人形劇がなくなっていた・・・あれは舞台セットの問題もあるのかな?
冒頭の女盗賊の村木さんが飛んでるシーンもなかったし、、、捕まってのあれこれもちょっと短かった。

何度も見てるのに、あ~そういうことだったの!とか、わかることもあったりね。
なんか自分が情けない(笑い)

大阪は、地元だからか、公演終盤で余裕が出過ぎてるのか(笑い)、アドリブも多かったような。笑っちゃいましたけどね。

最後の方、シャルル王子はマジ笑いしてました。

そう、それと東京より客のノリがよかった(これは千秋楽だから?)
五右衛門や慶次郎の登場シーンはもちろんですが、心九郎の登場シーンでも最初から大拍手でした。それに、歌のときも手拍子がすごかった。なんかね、客席にいてもワクワクする感じでした。
きっと、キャストの皆さんもやりやすかっただろうな~

ただ、残念だったのは、映像のシーン・・・アンヌが出てくる2回目のときね、伝書鷹(笑い)のアンヌが手紙を運んでくるとこです。
あれ、音が飛び飛びになっちゃって。。。音響トラブルですよね。
やっとちゃんと聞こえるかと思ったら、映像よりちょっと遅れて音が流れて。。。

浦井さんはやりにくそうだけど、ちゃんと演技してましたが
古田さんはさすがですね「なんか、いっこく堂みたいだな」ってアドリブ入れて落としてました。

最後の最後まで面白かった。

カテコでは、相変わらず、秀吉さまの麿赤兒さんが、ノリノリで踊ってるのが好きだ~その横にシャルルとかいるんだもん。不思議だけど、面白い光景で、こっちもノリノリです。あ~もちろん、客席はオールスタンディングです。

東京でもそうだったけど、大阪も、千秋楽は恒例のおせんべい配りがありました。
舞台からキャストが投げ入れるんだけど、当然後ろおよび上方席には届かないので、劇団員の方が、衣装のまま客席に配りにきてくれます。


あと、テープも飛びました~新感線のロゴ入りのやつね。

ただ。。。大千秋楽より、東京千秋楽の方が、長かったし、古田さんとか挨拶したんだよね。大阪の方がもっともっと盛り上がると思ったのに、ちょっと拍子抜けでした。

春馬くんは、めっちゃはしゃいでたね~楽しそうだった。やりきった感満載なんだろうな~

今回の興行は、東京初日から、大阪の千秋楽まで、何本も行けて楽しかったです~
また、次の興行も楽しみ。客演誰になるのかなあ・・・


そうそう、終わってから、オリックス劇場の前で、すごい人数が出待ち。
直人ファンにはおなじみのオリックス劇場前の公園。あそこで待ってたんですよ。

終演後20分弱で村井さんが出てこられて。。。めっちゃダンディだった。帽子がステキでさ、麻生外務大臣よりずっとかっこよかったよ~
お迎えに来た車で去って行かれました。きっと次のお仕事とかあるのね~

それから、また20分後くらい、麿赤兒さんが出てこられて、タクシーで帰って行かれました。
その後、誰も出てこないけど、警備の方がバタバタしてたり、タクシーが待ってたりだったから、みんな待ってたら、終演後1時間くらいかなあ
春馬くんが出てこられました。赤のジャケットがかわいかった。髪の毛は、海盗セブンのときのような髪型で結んでたよ。
で、みんなの前でご挨拶。そしてタクシーに乗って。。。窓を開けて「ありがとうございます」と言いながらさわやかに去って行かれました。

他の方は別の出口から帰られたとのこと。
きっと、大勢残ってるから、春馬くんが代表で来てくれたのね~

私は春馬くん狙いでなく、じゅんさんねらいだったから、残念だったわ~
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