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もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「今ひとたびの修羅」見てきました

2013-05-08 15:49:59 | お芝居
「今ひとたびの修羅」 新国立劇場中劇場 2013.04.27 13:30~

堤真一さん、宮沢りえさんなどが出演のこの作品、演出が新感線のいのうえさんなので、どんな芝居になるか期待。
ゴールデンウィークの初日の土曜日に行ってきました。

昼公演なので、その前にお友達とランチ。ちょっとリッチにオペラシティの展望レストランで食事しました。
お天気もよく、景色もとってもよかった~

座席が6列目だったんですが、前の4列をつぶしてあったので、前から2列目で。。。すごく良かったです。



あらすじ(公式HPより)
昭和初頭の東京・深川。義理の上から加担した出入りで人を殺め、警官に追われる中、 逃げ込んだ民家で飛車角(堤真一)は不思議な初老の渡世人と出会う。彼こそ伝説の侠客の血を引き継ぐ男、吉良常(風間杜夫)だった。その民家には、三州吉良町(現愛知県吉良町)から上京し、早稲田大学に学ぶ青成瓢吉(小出恵介)が恋人お袖(小池栄子)と暮らしており、瓢吉の父に恩義を受けた吉良常が彼を気に懸け、たまたま訪ねてきたところだった。飛車角には、横浜のあいまい宿からし、共に命からがら逃げきたおとよ(宮沢りえ)がいたのだが、己の不始末にけじめをつけるべく、泣きながら止める彼女を振り切り自首。前橋刑務所に送られてしまう。
しばらくは足繁く面会に通っていたおとよだったが、ある時期からふっつりと顔を見せなくなり、心の支えを失い苦悩する飛車角を、吉良常が励まし支えていく。
 それから数年の月日が流れ、飛車角の出所も近づいた頃、おとよの姿は玉の井の娼窟にあった。
そして、その傍らには、飛車角を兄と慕っていたはずの弟分・宮川(岡本健一)の姿が・・・。
男と女の運命の糸車が、転がり行きつく果てにあるものは・・・・?


原作は尾崎士郎の「人生劇場」だそうで。。。といっても、私は読んだことがないんですけど。
任侠ものな話です。

もう全公演終了してるので、感想を簡単に。

演出がいのうえさんだけあって、
殺陣が新感線チックだった。すごく迫力あってスピーディー。
それと回り舞台が何度も回る舞台転換も。
でも音楽が鳴ってるし、気持ちが途切れずに次へと進むのはさすがでした。

話の内容がとってもわかりやすい。
飛車角とおとよと宮川の三角関係と、瓢吉とお袖と照代の三角関係と
それと任侠の話。そして義理人情。
最後はハッピーエンドになったってことでいいのかな?

キャストがみな演技派でとても、見応えがありました。

堤さんはホントに上手い。背もあるし、任侠もので着流しで殺陣をしたりすると、めっちゃ様になっててかっこいい。
それにおとよが宮川のところに行ってしまっても、責めないで大人の対応。でも哀愁が漂う表情がまたいいんです。

それから、りえさんは色っぽいな~
この前のドラマもよかったけど、でも彼女は一番舞台が輝くと思います。

おとよは刑務所に入っている飛車角を待てなかったのか・・・3年は長いってことですかね~
でも、奪ってしまった宮川も結局はいいやつで、飛車角が出所後に身をひこうとするなんて、任侠の世界だ。

その宮川は岡本健一さん。彼もいろんな役を演じますよね。ジャニーズって感じがしないのがまたいいです。

吉良常を演じた風間さんも存在感抜群。芝居を締めていたと思います。

浅野和之さん演じる「黒馬先生」がストーリーテラー的役割で、舞台の下にいたり、要所要所で出てくるんだけど、味がありますね。
芝居の最初に出てきて、舞台の下のとこにずーっとすわってて。。。私の席と近かったから、けっこう気になりました。
無駄にドキドキしちゃったりしてね。。。

鈴木浩介さんが笑いを取る役。一人おいしかった気がする。

あと、小池栄子さんはちょっと声が高いからか、、、この芝居には向いてなかったのかなあ~
新感線の「髑髏城~」のときは、すごくいいと思ったんだけど・・・

芝居最後のこれでもかと花びらが降る情景がきれいでした。

キャストの演技に魅了された芝居でした。




そうそう、、、先ほど入ってきてぶっとんだニュース。
天海祐希さんが軽い心筋梗塞で、舞台降板だそうで。。。。

今日の夜の部と明日の昼の部が中止。。。って、私、明日の昼の部、行く予定だったのに。。。
なぜにピンポイントで中止かいね。延期とかにならないよね~
もうチケット完売だし、代役が宮沢りえさんだそうだけど、チケット取れないし、休みもないし。
は~残念だわ。すごく楽しみにしてたのに。

でも、それよりなにより、天海さんの一日も早い回復をお祈りします。
コメント
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