ミュージカル「シャーロックホームズ~アンダーソン家の秘密~」 東京芸術劇場 2014.01.24 13:30~& 01.30 13:30~
橋本さとしさん主演の「シャーロックホームズ」
もともとは韓国で作られたミュージカルを日本版にリメークした作品とのこと。
「シャーロックホームズ」シリーズは中学校の時に読み漁ったミステリーで、「アンダーソン家の秘密」ってあったかな?って
調べてみたら、「韓国で作られた」っていうのは、お話そのものも作られたってことで。。。そうなんだ~
さて、ミステリー作品なので、ネタばれをしない方がよいと思われるので、、、このあと見に行く方(あと少ししか公演ないですが)は
ご注意ください。
なかなか面白い作品でしたよ。うん。
主演はさとしさんですが、浦井くんが持ってってしまったなって感じがしました。
というか、浦井くんがめっちゃよかったです。
あらすじ
「19世紀末のロンドン。
クリスマスの夜にイギリスの名門アンダーソン家で2発の銃声が響く。
邸宅にいたのは家長アダム・アンダーソンと双子の弟エリック・アンダーソン、
そして2人に愛され、今はアダムの婚約者となったルーシー。
その事件直後から、ルーシーは行方不明となり・・・。
難事件解決が人生の楽しみそのものであるシャーロックホームズの元に、
アンダーソン家の3人の男が次々と調査依頼にやって来る。
一人は、アンダーソングループの会長でもある長男のアダム。
一人は、兄の陰に隠れるように生きる弟エリック。
そしてもう一人、ボディーガードを伴って現れたのは、
2人の叔父でアンダーソングループ副会長である野心家のポビー。
単純な失踪事件ではなさそうなこの案件にホームズは彼自身の偏執的好奇心をそそられ、
本格的捜査に、助手のワトソンと共に本格的に着手する。
ほどなくアンダーソン家の周辺人物が一人ずつ殺害され始め・・・。 」
話の展開も、テンポよく無駄がない作りだったと思います。
ワトソンくんが女性でしたけど、一路真輝さんが上手くて、違和感なく見れました。
話の内容としては、見終わったあとで、どよーんとする感じ?
っていうのは、結末がやるせないっていうか。。。
エリックがかわいそうすぎる。。。って思っちゃうんだよね。他にいい方法はなかったのか・・・
そこまでして、ルーシーを守る必要があったんだろうか。。。だって、ルーシーはアダムのことが好きだったわけで、婚約者だったわけでしょ。
それなのに、ルーシーのために、殺人までして・・・
正直、何も知らずに守られて無垢に生きてるルーシーにちょっと腹がたったりね。
もちろん発端はアダムの浮気なわけだけど、ルーシーだって、かっとなって銃の引き金を引いてしまったわけでしょ。責任重大なのに、
全部をエリックがかぶったわけなんだもん(かなりのエリック目線です)
で、謎解きをした、ホームズもさ~
ちゃんとルーシーを諭して、エリックと一緒に罪を償う道筋をつけてもよかったんじゃないかなと思うわけですよ。
いやいや、話が面白くないとか文句つけてるわけでなくて、話はすごく面白かったのです。
話に入り込んでしまってるからこその、意見なわけですけどね・・・(汗)
さて、キャストの感想
このミュージカルは最初にも書いたけど、浦井くんですね~すばらしかった。
一人二役。双子のアダムとエリックの二人をうまく演じ分けてました。この二人は性格が全く異なるわけで、声色を変えての演技。
声色と表情、それから歌の時の歌い方で、切り分ける。。。双子だから見た目は同じだけに、よけいすごいなと思いましたね~
特にエリックの切なげというか哀しげの表情は、キュンキュンきちゃいますね(特にファンでない私でも)
これ、浦井くんファンは必見の舞台ですね。
それから、私の大好きな、橋本さとしさん
おちゃめなホームズを熱演。歌も上手いしね~背も高いから舞台映えするし、かっこよかったです。
ワトソンとのコンビも秀逸。このホームズははまり役ですね。
ワトソンの一路さん
歌も上手いし、演技も上手いし、さすが宝塚。助手でありながら、しっかりお金の管理もしてる、ワトソン。
ホームズとのかけあいとか、かわいいし。。。このコンビで再演してほしいな~
ホームズとワトソンが男女ってことで、、、今後の展開もある???
ルーシーの昆夏美ちゃん。私は初めて見たんですけど、歌がめっちゃ上手い。
無垢だからこその罪というか、こういう人っているよね~てな感じのルーシーをうまく演じてたと思います。
ルーシーのキャラが好きではないので、どうも辛口になっちゃうんだけどね(夏美ちゃんが悪いわけでは決してないです)
ただ、ルーシーはどうしてそんなにアダムのことがいいのかが、よくわからなかった。
エリックの方がいいと思うんだけどな~
そのほかのキャストで印象的だったのが
ボビーの大澄賢也さん。
賢也さんて、あの大澄賢也だよね~というくらい、久々に拝見したんですが、こういう役がお似合いだわ~
屈折した感じの陰がある悪者。確か、ダンスの専門家でしたよね。ダンスシーンがなくて残念だったな。
それからレストレード警部のコングさん
「ホームズの考えはいつもわたしと同じだ!!」(笑い)はいはい!って感じでしたけど、彼が出てくるとなんか
笑ってしまうというか場がなごむんだよね。
あと音楽はミュージカルなので生演奏。舞台奥にミュージシャンの方。バイオリン、ピアノ、アコーディオン、ベース、ドラムだったかな。
まず、ミュージシャンの方たちの演奏だけで始まり。その前に、セットが下りてきて、、、という感じ。
アコーディオンが入ると、なんというかまろやかな感じになりますよね。
ミステリーにふさわしい、ちょっと不安げな曲調もすごくよかったです。
あとはね、照明というか、マッピングもよかったです。ロンドンの街並みとかね。
セットはパネルが2枚だったかな。そこにマッピングするんだけど、ストーリーと相まって、なかなかでしたよ。
あと、扉の使い方もよかったし、このパネル動かしての場面転換もスムーズでした。
1回目は筋を追うのに一生懸命で、2回目は結末もわかってるし、もうすこし歌とかも含めて、細かいとこも見ることができてよかった。
こういう舞台は2回行くのがベストね(お金に余裕があれば)
そう、2回目に行ったときは、DVDの撮影が入ってる日で。。。。
カテコも1回多かった。で最後のカテコではスタオベ
さとしさんが「今日はカメラが入ってるから気を使っていただき、ありがとうございます」とあいさつして、盛り上がりました。
その流れで、いきなり浦井くんに物まねをするようムチャぶりし。。。
嫌がらずにジブリシリーズの物まねをする浦井くん。かっこいいよ~
ぜひぜひ再演というか、続き物でシリーズ化なんてよろしく。
日本でオリジナルで書いてもいいじゃないですか~
橋本さとしさん主演の「シャーロックホームズ」
もともとは韓国で作られたミュージカルを日本版にリメークした作品とのこと。
「シャーロックホームズ」シリーズは中学校の時に読み漁ったミステリーで、「アンダーソン家の秘密」ってあったかな?って
調べてみたら、「韓国で作られた」っていうのは、お話そのものも作られたってことで。。。そうなんだ~
さて、ミステリー作品なので、ネタばれをしない方がよいと思われるので、、、このあと見に行く方(あと少ししか公演ないですが)は
ご注意ください。
なかなか面白い作品でしたよ。うん。
主演はさとしさんですが、浦井くんが持ってってしまったなって感じがしました。
というか、浦井くんがめっちゃよかったです。
あらすじ
「19世紀末のロンドン。
クリスマスの夜にイギリスの名門アンダーソン家で2発の銃声が響く。
邸宅にいたのは家長アダム・アンダーソンと双子の弟エリック・アンダーソン、
そして2人に愛され、今はアダムの婚約者となったルーシー。
その事件直後から、ルーシーは行方不明となり・・・。
難事件解決が人生の楽しみそのものであるシャーロックホームズの元に、
アンダーソン家の3人の男が次々と調査依頼にやって来る。
一人は、アンダーソングループの会長でもある長男のアダム。
一人は、兄の陰に隠れるように生きる弟エリック。
そしてもう一人、ボディーガードを伴って現れたのは、
2人の叔父でアンダーソングループ副会長である野心家のポビー。
単純な失踪事件ではなさそうなこの案件にホームズは彼自身の偏執的好奇心をそそられ、
本格的捜査に、助手のワトソンと共に本格的に着手する。
ほどなくアンダーソン家の周辺人物が一人ずつ殺害され始め・・・。 」
話の展開も、テンポよく無駄がない作りだったと思います。
ワトソンくんが女性でしたけど、一路真輝さんが上手くて、違和感なく見れました。
話の内容としては、見終わったあとで、どよーんとする感じ?
っていうのは、結末がやるせないっていうか。。。
エリックがかわいそうすぎる。。。って思っちゃうんだよね。他にいい方法はなかったのか・・・
そこまでして、ルーシーを守る必要があったんだろうか。。。だって、ルーシーはアダムのことが好きだったわけで、婚約者だったわけでしょ。
それなのに、ルーシーのために、殺人までして・・・
正直、何も知らずに守られて無垢に生きてるルーシーにちょっと腹がたったりね。
もちろん発端はアダムの浮気なわけだけど、ルーシーだって、かっとなって銃の引き金を引いてしまったわけでしょ。責任重大なのに、
全部をエリックがかぶったわけなんだもん(かなりのエリック目線です)
で、謎解きをした、ホームズもさ~
ちゃんとルーシーを諭して、エリックと一緒に罪を償う道筋をつけてもよかったんじゃないかなと思うわけですよ。
いやいや、話が面白くないとか文句つけてるわけでなくて、話はすごく面白かったのです。
話に入り込んでしまってるからこその、意見なわけですけどね・・・(汗)
さて、キャストの感想
このミュージカルは最初にも書いたけど、浦井くんですね~すばらしかった。
一人二役。双子のアダムとエリックの二人をうまく演じ分けてました。この二人は性格が全く異なるわけで、声色を変えての演技。
声色と表情、それから歌の時の歌い方で、切り分ける。。。双子だから見た目は同じだけに、よけいすごいなと思いましたね~
特にエリックの切なげというか哀しげの表情は、キュンキュンきちゃいますね(特にファンでない私でも)
これ、浦井くんファンは必見の舞台ですね。
それから、私の大好きな、橋本さとしさん
おちゃめなホームズを熱演。歌も上手いしね~背も高いから舞台映えするし、かっこよかったです。
ワトソンとのコンビも秀逸。このホームズははまり役ですね。
ワトソンの一路さん
歌も上手いし、演技も上手いし、さすが宝塚。助手でありながら、しっかりお金の管理もしてる、ワトソン。
ホームズとのかけあいとか、かわいいし。。。このコンビで再演してほしいな~
ホームズとワトソンが男女ってことで、、、今後の展開もある???
ルーシーの昆夏美ちゃん。私は初めて見たんですけど、歌がめっちゃ上手い。
無垢だからこその罪というか、こういう人っているよね~てな感じのルーシーをうまく演じてたと思います。
ルーシーのキャラが好きではないので、どうも辛口になっちゃうんだけどね(夏美ちゃんが悪いわけでは決してないです)
ただ、ルーシーはどうしてそんなにアダムのことがいいのかが、よくわからなかった。
エリックの方がいいと思うんだけどな~
そのほかのキャストで印象的だったのが
ボビーの大澄賢也さん。
賢也さんて、あの大澄賢也だよね~というくらい、久々に拝見したんですが、こういう役がお似合いだわ~
屈折した感じの陰がある悪者。確か、ダンスの専門家でしたよね。ダンスシーンがなくて残念だったな。
それからレストレード警部のコングさん
「ホームズの考えはいつもわたしと同じだ!!」(笑い)はいはい!って感じでしたけど、彼が出てくるとなんか
笑ってしまうというか場がなごむんだよね。
あと音楽はミュージカルなので生演奏。舞台奥にミュージシャンの方。バイオリン、ピアノ、アコーディオン、ベース、ドラムだったかな。
まず、ミュージシャンの方たちの演奏だけで始まり。その前に、セットが下りてきて、、、という感じ。
アコーディオンが入ると、なんというかまろやかな感じになりますよね。
ミステリーにふさわしい、ちょっと不安げな曲調もすごくよかったです。
あとはね、照明というか、マッピングもよかったです。ロンドンの街並みとかね。
セットはパネルが2枚だったかな。そこにマッピングするんだけど、ストーリーと相まって、なかなかでしたよ。
あと、扉の使い方もよかったし、このパネル動かしての場面転換もスムーズでした。
1回目は筋を追うのに一生懸命で、2回目は結末もわかってるし、もうすこし歌とかも含めて、細かいとこも見ることができてよかった。
こういう舞台は2回行くのがベストね(お金に余裕があれば)
そう、2回目に行ったときは、DVDの撮影が入ってる日で。。。。
カテコも1回多かった。で最後のカテコではスタオベ
さとしさんが「今日はカメラが入ってるから気を使っていただき、ありがとうございます」とあいさつして、盛り上がりました。
その流れで、いきなり浦井くんに物まねをするようムチャぶりし。。。
嫌がらずにジブリシリーズの物まねをする浦井くん。かっこいいよ~
ぜひぜひ再演というか、続き物でシリーズ化なんてよろしく。
日本でオリジナルで書いてもいいじゃないですか~