もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「アルカディア」見てきました

2016-05-19 01:09:41 | お芝居
「アルカディア」 シアターコクーン 2016.04.21 18:30~

堤真一さん、寺島しのぶさん、井上芳雄さん、浦井健治さんなどの豪華キャストに惹かれて見に行ってきました。
井上さん、浦井さんが出ているのに、ストレートプレイというのもなかなか新鮮。

海外では有名な芝居らしいが、日本では初演とのこと。

そうですね~私にはちょっと・・・という感じの芝居でした。

公式のあらすじは
「著名な詩人バイロンも長逗留している、19世紀の英国の豪奢な貴族の屋敷。
その屋敷の令嬢トマシナ・カヴァリー(趣里)は、住み込みの家庭教師セプティマス・ホッジ(井上芳雄)に付いて勉強中の早熟な少女。
しかし、天才的な頭脳の持ち主の彼女の旺盛な好奇心には、年上のセプティマスも歯が立たない。
あるとき、屋敷の庭園の手直し用の設計図に、トマシナは何の気なしにある書き込みをしてしまう。
その何気ない悪戯書きは、約200年後の世界に大きな波紋を広げていく。
そして、約200年の時を経た現代。
同 じカヴァリー家の屋敷の同じ居間に、過去の屋敷や庭園、とりわけ残された書き込みのことを熱心に調べる
ベスト・セラー作家ハンナ(寺島しのぶ)の姿があっ た。そこに、バイロン研究家のバーナード(堤真一)が加わり、
ライバル同士の研究競争が過熱!その争いは、カヴァリー家の末裔ヴァレンタイン(浦井健治)、クロエ(初音映莉子)兄妹を巻き込み、
やがて…。 

<ひとつの場所=同じ屋敷の同じ場所>を媒介として、繋がっていく二つの時代と人々。
それぞれの時代に生きる人々のドラマは、クライマックスへと加速度を増しながら展開していく。
19世紀のトマシナと家庭教師セプティマスの「歴史の中に消えていった過去」は、現代に復元されるのか?
現代の研究者バーナードとハンナを取り巻く人々の思惑、そして、2人が追究する真理への情熱は?」


同じ、貴族の屋敷を舞台に、19世紀と現代を行き来する話。
いや~私には難解だった。
難しい専門用語とかも飛び交ってたし、最初はついていってたんだけど・・・

はじめは、19世紀のカヴァリー家。ここの家の娘で天才少女のトマシナと、その家庭教師セプティマス、
トマシナの母でここの主人のクルーム、詩人でここに住んでいるチェイターが登場人物。

現在のカヴァリー家。この屋敷に一族は住んでいる。ヴァレンタイン、ガス、クロエの兄弟。
そして、この家に滞在している作家のハンナ。ハンナと同じ時期の話を研究しているバーナードがこの家に
やってくる。彼らが登場人物。

最初は、二つの時間軸が別々に描かれているからよいのだけど、途中から同時にでてきたりするので、
そのあたりから、私は置いて行かれてしまいました。
現代の登場人物が過去の人物を語るのと、過去の人物たちの話とがごっちゃになってくるんですよ。

ハンナとバーナードが研究している19世紀のカヴァリー家のできごとを、私たちは芝居を通してみてるわけで・・・
彼らがあーでもないこーでもないって言っているけど、その答え合わせはできてしまっているんだからね。
でも、すべてを芝居で見ているわけではなくて、トマシナとセプティマスの運命は、現代の研究者から推測されるわけだし。

頭の中が整理できている人は、見てて面白いんだろうな~なんて漠然と考えたりしました。
私ははっきり言って、よくわからずに終わってしまいました。残念だな~

というわけで、キャストの感想を

一番印象に残ったのは、トマシナ役の趣里ちゃんかな。昨年の吉高ちゃんの芝居のときも
存在感だしてたけど、今回もでした。
透明感あふれる感じがトマシナの無邪気なお嬢様にぴったりでした。
滑舌もいいから、すごく聞きやすいし。。。これからが楽しみですね。
主演は現代サイドの堤さんと寺島さんのようでしたが、
ワタシ的には19世紀の趣里ちゃんと井上さんって感じもしたし。

それからハンナ役の寺島さん。
初めて舞台で拝見しましたが、圧倒的な雰囲気のある人だなと。
セリフの言い回しとかもうまいな~って

堤さんは、どうも、まだ才原警部が抜けなくて(笑い)
こういう役よりも、三の線の方が好きかもです。

浦井くんは~王子じゃないキャラだったけど、これがまたよかった
いつもくしゃくしゃなタオルを持って。。。
アレルギーなの?花粉症?
なんか私も花粉症だから、もらいくしゃみをしそうになっちゃった(笑い)
最近はドラマにも出てるけど、どんどん役の幅が広がってると思う。

井上さんもはまり役だなと思いました。
浦井くんより王子様だった・・・かっこよかった。

そんな浅い感想ですみませんでした・・・
こういう系の芝居は、私は合わないのかなあ・・・と、思うこのごろでした。
コメント
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