もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「僕とあいつの関ケ原」見てきました

2016-08-08 01:23:44 | お芝居
朗読劇「僕とあいつの関ヶ原」 2016.7.7  銀河劇場

ぴあポイントがたまっていて、交換できる芝居を探しているんだけど、いつもなかなかいいのがなくて・・・
そしたら、ちょっと面白そうなのがあったので、交換していってきました。

朗読劇っていうのは前に、直人のと、あと宮沢賢治のに行っただけかな。
今回もそのようなものだと思っていたんだけど、でもキャストが5人なんで、どうなるんでしょうか?と

そしたら、動きのある朗読劇・・・斬新でした。
実はキャストもほとんど知らない人ばかりだったんですが。。。
粗削りながら、パワーがあって、面白かったです。

公演は7/7~9だったんですが、キャストが3チームあって、私が行ったのは、初日で、「青竹チーム」でした。
ちなみに演出は中屋敷法仁さん。彼のことは知ってました。芝居を見るのは初めてかもですが。


ほら貝の音が鳴ると、5人のキャストが着物姿で登場。シンプルないす?ベンチ?のようなものが置いてあるところに
座って朗読劇が始まる。
舞台は関ケ原の合戦の少し前から合戦まで。史実は知ってるから結末などはわかっているんだけど・・・
石田三成。小早川秀秋らの、友情や葛藤や悩みなどを描いている。


配役は、猪塚健太[石田三成、徳川家康]、尾関陸[松平忠吉]、西川俊介[小早川秀秋]、松田岳[島左近、染音]、
    矢部昌暉[井伊直政、大谷吉継]

キャストは座って朗読するのではなく、本を片手に動き回っての朗読。
動きによって、感情がさらに表現され、面白い演出だなと思った。
あとは、効果音や照明も効果的で、臨場感あふれる芝居になっていたと思う。

ただ、キャストが二役やっているため、今がどっちを演じているのかをよく聞いていないとわからない場もあり、
そのあたりはちょっと厳しかったかなと思った。
朗読だけで、役を瞬時に演じ分けるのは、なかなか難しいと思う。

石田三成の片腕ともいわれた、重臣島左近との出会い、
また、関ケ原のキーマンだった小早川秀秋は、最後まで家康、三成のどちらにつこうか迷っていた、どちらにも恩はあり
裏切ることはできない。そのあたりの心の葛藤をよく演じていたと思う。
悩んだ末、結局は西軍から東軍に寝返るわけだが、どっちにつけばよいか、自分自身の生死ももちろん、自分が抱えている家人などの運命も決まるわけだから、瞬時に決められるようなことではないだろう。

有名な関ケ原の戦いではあるけど、そこに挑む武将たちの気持ちが伝わってきた芝居だった。

この回はアフタートークもあり、演出の中屋敷さんも登場し、穏やかな感じで進みました。

招待で行ったけど、なかなか楽しめました。
コメント
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